2歳すみれ組2022年度2月の保育日誌

2月3日(金) 曇り 菊池

前日に豆まきの話をしたので、楽しみに登園する。園庭に出て鬼の面をかぶり、話を聞く。年長児の鬼が登場すると少し驚く子もいるが、顔が見えるので安心して「おにはそと」と、紙豆を投げるうちに笑顔になる。豆まき後の赤鬼と青鬼のタンゴでは、年長児や他の乳児クラスの友達と一緒に踊ることを楽しむ。子どもなりに鬼が来たら紙豆を投げるというイメージを持って豆まきに期待する姿があり、日本ならではの季節の行事を楽しめていたと思う。今後も2歳児なりに楽しめるよう行事に参加し、様々な日本の文化に触れられるようにする。

 

2月9日(木) 晴れ 山野

避難訓練は予告なしであった為、保育者・子ども共にいつも以上に緊張感を持って行うことが出来た。その後、数人ずつ制作を行う。好きな柄の千代紙を子ども自身に選んでもらうと、色で選ぶ子、気に入る柄を探す子、上から順に取る子と反応は様々であった。そばで遊びながら順番を待っている子が、友達が制作をしている様子や使っている折り紙を見て「きれいね」と話し、興味を持つ様子も見られる。慣れない素材を使ったため難しそうにする様子はあったものの、少人数ずつ行うことでゆったりとした雰囲気の中で楽しんで雛飾りを完成させることが出来た。幼児クラスへの進級に向けて、折り紙など指先を使う経験を積んでいきたい。

 

2月17日(金) 晴れ 中村

裏の畑に霜柱があることを聞き、「みにいく!」と嬉しそうにする。実際に見に行くと以前見つけた時よりも厚みが無く、霜柱をなかなか見つけられずにいた。見つけられた子は感触を楽しんだり、友達と見せ合ったりして喜ぶ姿がある。見つけた時期によって違いがあることを知ることができ、良い経験になったと思う。これから暖かくなり、春の自然を多く見られるようになってくるので、散歩に出かけて自然の移り変わりを感じられるようにしていきたい。

 

2月24日(金) 晴れ 中村

さくら組と園庭で遊ぶと聞き喜ぶ。バトンを持ってかけっこや車を連結させで遊ぶ。入室の仕方もお兄さんたちと同じようにしてみようかと提案すると「やる」「できるよ」と目を輝かせ、帽子をさくら組の場所で同じように留め、靴はさくら組の下駄箱に入れてから入室する。部屋では、マグフォーマーやプリズムパズル、ブロックやおままごとなど好きな遊びをじっくり楽しむ。幼児の部屋が空いていたので、玩具を借りて少しだけ進級気分を味わう。これからも何度か遊ぶ機会を作り、期待感を持ちながらも安定した気持ちで進級できるようにしたい。

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