2歳すみれ組2022年度1月の保育日誌

1月6日(金) 晴れ 中村

園庭で遊ぶ。平均台を出すと、正面を向いて渡る子、カニ歩きで渡る子、ジャンプをしながら渡る子とそれぞれ好きな渡り方を見つけて楽しむ。中には、平均台にボールを転がして渡らせようとする子もいる。巧技台跳びでは、ポーズをとりながら飛ぶ子がいる。園庭全体に水で線を引くとその上を電車になりきって友達と列を作って走る。園庭に他クラスも多く出ていたため、初めは巧技台や平均台などで体を動かせるようにする。それぞれが好きな渡り方をすると、友達の動きを真似して楽しむ。また、園庭に水で線を引くと年下児に道を譲りながら楽しむ姿も見られる。場を提供すると、子どもたち自身が考えて遊び方を工夫したり、年下児を気にする姿が増えてきたりして成長を感じる。もうすぐ幼児クラスになるので、その気持ちを大事にしていき、思いやりの気持ちを育んでいく。

 

1月12日(木) 晴れ 中村

子ども新年会では、前日から獅子舞が来ることを楽しみにしている子が多く、「はやくみたいね」「ちょっとこわいね」という会話が聞こえる。会が始まるまで、手作りの凧を園庭で揚げる。初めは引きずる子もいたが、保育者が凧揚げをしていると真似をして、友達と一緒に楽しむ。獅子舞の姿が見えると「きた!」と目を輝かせ、順番に頭を噛んでもらい喜ぶ。園庭は一クラスだけだったので大きく使うことができ、思い切り走って凧あげをすることが出来、十分に楽しめた。獅子舞は涙を流す子がいると予想していたが、殆どの子が喜び、笑顔で獅子舞と接していたので驚く。日本の文化に触れることが出来て良かった。

 

1月18日(水) 曇り 山野

園庭遊び中に火災を知らせる放送が入り、玩具を置いて素早く保育者の元へ集まる。年上児や職員の姿を見て手を口元へ当てる様子がある。園外へと避難をする前に他クラスの集合を待っている際も出火場所や避難方法を伝えることで保育者の方を向いて座って待つ。いつもと違う避難訓練ということもあり、緊張感をもって挑むことが出来た。園外に出る際に「公園に行くの?」と楽しみにする姿があるが、訓練であることを伝えると緊張感をもち、あゆみを進める。洋光台第三小学校へと避難をする前に西公園を経由した際も広がって遊び始めようとする様子はなく、話をしている保育者の方を向いて耳を傾ける。急ぎであったこともあり、手を繋ぐ相手を保育者が割り振ると歩きたがらない子が居るので、誰と手を繋いでも歩けるように経験を積んでいきたい。

 

1月30日〈月〉晴れ 菊池

散歩に行く話をすると喜んで支度する。横断歩道を渡る時は、保育者の声掛けで左右を確認し、手を挙げて渡る。工事車両を見たり友達と話したりしながら歩き、公園では滑り台を喜び、「いっしょにすべろう」などの声が聞かれ友達と滑ることを楽しむ。滑り台の上にあるハンドルを回して遊び、順番に使うことができる。帰りは少し疲れた様子だが頑張って歩く。散歩の話を静かに聞き、確認することでスムーズに支度ができる。横断歩道の渡り方も上手になってきたので、引き続き声を掛けていく。月曜日ということもあり、少し注意力が散漫になりやすいので歩くペースを落としたり、いつも以上に子どもの動きに注意したりすることで、楽しく散歩ができたと思う。今後も子どもの様子を見ながら、散歩を楽しめるようにする。

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