2歳すみれ組2021年度1月の保育日誌

1月6日(木) 曇りのち雪 中村

園庭に出ると雪を集めようと手を広げる子や、口を開ける子など様々な方法で雪に触れている。幼児から虫メガネを借り、雪を見て楽しんでいる子もいる。昨日の時点で雪の予報があったので、昨日の活動中にバケツやコップに水を入れて凍るか実験をしたが、凍るほど気温が下がらなかったようで水のままだった。子どもたちと一緒に確認すると「みずだ…」「こおりないね」と悲しむ声もあったが、「あしたまたみにきたらいいんじゃない?」と言う子の意見でそのまま明日まで置いておくことになる。子どもたちの発想を大切にすることで明日へ連続した活動を行うことができ良かった。

 

1月12日(水) 晴れ 平本

紙皿に丸シールを貼ってコマを作る。友達と一緒に回したり、回る様子を見たりすることを楽しむ。その後、手作りのカードを使って簡単なカルタ遊びをする。以前はシールをまばらに貼っている姿から、列に並べてシールを貼ったり、大小と大きさの異なるシールの上に重ねて貼ったりするようになる。子ども自身でシールの貼り方を工夫しながら遊ぶ姿や反応に気付き制作をより楽しめるように関わっていく。また、季節ならではの伝承遊びを子どもたちで作り遊ぶ機会を設けられてよかった。今後も一緒に遊びながら、行事や伝承遊びを楽しむ。

 

1月17日(月) 晴れ 齊木

西公園の遊具側へ散歩する。子ども同士で歩くペアは、前列の友達を確認しながらついて歩く。公園の固定遊具を使用する前に、一人の保育者が消毒をする。すべり台ははしご側から上りすべる子が多く、バナナ型のスプリング遊具をしたり、シーソーを楽しんだり、全身を使って遊びを楽しむ姿が見られる。体全体を使う喜びを伴った遊びは、運動に関わる諸機能を発達させると共に、子どもが自分の体で様々な感覚を体験することをもたらすことができるので、これからも一緒に楽しんでいきたい。

 

1月27日(木) 晴れ 中村

ひな飾りの紙コップを見て「なにこれ」「○○ちゃんピンクにする」と興味を持ち、意欲を見せる。筆を使ってのりを紙コップに塗り、自分達でちぎった花紙を一枚一枚丁寧に貼ったり、纏めて貼ったりなどそれぞれ自由に貼り付けて楽しむ。のりを使う手と花紙を扱う手をしっかり分けて進める子や全ての工程を両手でやる子など、花紙を貼る工程一つでそれぞれの個性が見える。手にのりがつくと怪訝な表情を浮かべる子も居るが、以前のように涙を流したり作業を止める子はおらず成長を感じる。後期になり制作の工程が増えたり細かくなったりして難しく感じる部分もあるが、集中して取り組んでいる。今後も子どもたちの興味を引き出せるような活動を考えていきたい。

育児あれこれ