0歳ちゅーりっぷ組2023年度10月の保育日誌

10月5日(木)  曇りのち晴れ 中野
消防署まで散歩に行く。歩行出来る子は交代で歩く。バスやトラック、バイクなどが通るたびに「あ」と声を出して興味深く眺めたり、道端の草花を見て、保育者が「きれいだね」と言うと共感して「ね~」と真似したり触ったりする。消防署はシャッターが下りていたので車両の姿を見ることはできなかったが、帰り道も景色を楽しみながら帰園する。消防車などを見ることが出来なくて残念だったが、道中を楽しみながら散歩できた。町の景色を眺めて、気付いた事があるたびに保育者に伝えようとする姿に共感して思いを汲み取り代弁していく。

10月10日(火) 曇り時々雨  髙島
マットと玩具棚でサーキットを作ると、マットに乗り楽しそうな表情を見せる。タオルや小さなマットで作った段差を、バランスを取りながら歩行する。玩具棚のトンネルでは、頭がぶつからないように、体や頭を小さくしてくぐり楽しむ。覗き込み、反対側にいる友達を誘うような仕草も見られる。マットの山だけでなく、玩具棚やタオルなど使用し、体のバランスを使って遊ぶ事ができた。歩行が安定している児でも、転ぶことがあるので布団などで安全を確保し、伸び伸び身体を動かせる遊びを工夫していく。友達に興味があり手が出てしまうことが多いので、友達同士の距離を考えて関わりを見守っていく。

10月18日(水)  晴れ  中野
地域交流【親子で遊ぼう】に参加をする。緊張は見られたが、少しずつ慣れて玩具や触れ合い遊びを楽しみ、穏やかな雰囲気中、会が進む。人見知りする児も保育者と一緒に参加することで会の雰囲気を楽しむ。絵本の読み聞かせでは顔体の部位を触って楽しむ。会が進むにつれて親子や園児の緊張が抜け、楽しむことが出来たと思う。手遊びや絵本の読み聞かせでは、在園時も参加者も知っている物だったので、身振りをして楽しんでいたように思う。時間に余裕があり、残りの時間でマットや玩具でゆったり遊ぶことが出来て良かった。地域の人たちとの交流が出来、良い機会となった。

10月31日(火) 曇り  中野
室内から動物たちの様子を見て、指差したり「ワンワン」と言って喜んだり姿が見られる。園庭に出るとウサギを柵の外からじっと観察している。馬やヤギは近づくと大きく、餌をやる手が止まったり、馬との写真撮影では保育者にしがみついたりする。餌やりが出来た児は手を叩いて喜ぶ。遠目から観察する時は余裕ある様子だが、近づくと泣く児もいる。バギーに乗りたい児などそれぞれのペースに合わせて動物との触れ合いをする。入室後も動物の絵本を読むと園庭を指差して、余韻を楽しむことが出来た。生き物の尊さや命の大切さを少しずつ感じられるように、経験を大切にしていく。

育児あれこれ