3歳さくら組2022年度3月の保育日誌

3月3日(金) 晴れ・本多

園庭で鬼ごっこやタイヤを使って遊んだ後に雛祭り集会に参加する。雛祭りの行事の由来や段飾りごとの役割や道具についての話を聞く。自宅に飾られている児もおり、保育者の問いかけに興味深く身を乗り出すように応えたりしている。当日までに、自分の雛飾りを紙で作り、保育室に飾られている。他学年の子どもたちが作った雛飾りも飾られており、「上手だね~きれいだね~」等と言って友だちと顔を見合わせる。皆で季節の変わり目や春の訪れを感じさせる明るい雰囲気の中で、楽しいひと時を過ごすことが出来た。

 

3月10日(金) 晴れ・本多

リレーで遊んでいた子どもたちに『障害物』を置くことを提案すると、子どもたちがアイディアを出して、置き場所や必要な物を保育者に伝えてくる。遊んでいると、周囲で遊んでいた年長児も加わり、一緒に遊ぶ。年長児は、初め応援していたが、動き方や道具の置き方等のアイディアを出してくれる。が、決して一方的ではなく、年少児の動きに合った物の配置や声を掛けてアドバイスしてくれている。年少児の子どもたちも、年長児の子どもたちの言葉に耳を傾けている。それぞれの年齢に合わせた内容を自分たちで考えて関わり合う姿に双方の成長が感じられた。

 

3月16日(木) 晴れ・本多

2歳児クラスと一緒に、日野中央公園に散歩に出掛ける。自分たちより年下児との散歩は初めてである。自分が手を繋ぐ児を確認しながら、優しく声を掛けたり、ペースを合わせながら歩く姿に成長が感じられる。道中は、保育者を交えながら、会話や季節の変化を感じながら桜や鳥の鳴き声を楽しみながら歩くことができた。広場では、2人ひとくみでのリレーをする。走る歩幅やスピードが違うので、スタート時は、2歳児が少し引っ張られるような姿も見られたが、年少児がすぐに2歳児の相手のペースに合わせて一緒に走るようになって、双方が楽しむ様子が見られた。自分より年下の児に対しての寄り添い方や関わり方も身についていることが嬉しく感じられた。

 

3月27日(月) 晴れ・本多

今日より、進級学年の保育室で過ごす。先週より、4歳児保育室で過ごすことを楽しみにしていた子どもたちだが、保育者が思っていたより落ち着いた様子で過ごし始める。靴箱の位置やロッカーの場所等が変わったので、少し戸惑う児もいたが、変化を楽しんだり、大きくなったことを喜んでいるようにも思える。4歳児の保育室は、これまでの保育室と比べるとスペースが狭いので、一人一人の動き方やケガに気をつけて過ごしていけるように、環境を整えて新年度を迎えたい。

 

育児あれこれ