3歳さくら組2022年度10月の保育日誌

10月11日(火)晴れ 本多

運動会に期待を持ち、笑顔を見せながら登園する。開始まで友達や保育者と運動会の話をしたり、保護者を探したりして過ごす。かけっこで名前を呼ばれる時、緊張からか少しふざけて返事する児もいるが、全速力で走りきり楽しむ。遊戯ではフルーツの衣装を装着し、普段踊らない児も照れ笑いを見せながら踊る。会終了後は、保護者との分離に涙を見せるが、すぐに気持ちを切り替えて4歳児クラスの運動会の応援をする。親子競技の玉入れも保護者と一緒に楽しみながら行うことが出来る。次はお楽しみ会に向けて気持ちを高めながら全員で楽しく参加できるようにしていく。

10月18日(木)曇り 本多

ユニ棒と玉入れ台を使い遊ぶ。子どもたちで話し合いユニ棒の段数を決めて2段、3段と重ねていく。ジャンプ力が付き、ユニ棒に足が引っ掛かる児が減る。また、走りながら勢い付けて走高跳びのようにユニ棒を飛び越える児もいる。ネットの中に夢中でボールを投げるが、最初は中々入らず保育者に抱えてもらいシュートする。繰り返し遊ぶ事で投げ方を少しずつ変えてコツを掴み、ひとりでシュートが成功すると声を出して喜ぶ。「ひまわりになったら上手に入るかな?」と年長児クラスの障害物を思い出す児が数人いる。普段の活動や行事等で、年上児への憧れの気持ちがある事を再認識する。年上児がしている遊びを真似して活動に入ったり、一緒に散歩に行ったりして関わりを持っていく。

10月21日(金)晴れ 本多

冬野菜の苗を見に、ケーヨーデイツーへ散歩に行く。歩きながら「楽しみだね」「買い物行ったことあるよ~」と話す。空に雲が無いことに気付いたり、秋の虫、自然物を発見したりして秋の訪れを感じる。店に着くと果物の苗木や冬野菜の苗の売り場に行き、じっくり観察したり触ってみたりする児もいる。帰園後、どんな苗木や苗を見たか話し、クラスでの冬野菜の栽培は「カブ」と「ほうれん草」に決まる。熱中症警戒アラートや行事等でしばらく散歩に行けずにいたが、今回は季節の移りかわりを感じながら散歩を楽しむことができた。これからも子どもたちの体調や体力に配慮しながら、少しずつ散歩の距離を伸ばしていく。

10月28日(金)曇り 本多

地震を想定した避難訓練に参加する。園庭で遊んでいる時に放送が入ると、落ち着いて保育者のもとに集まる。第一避難場所の西公園では、しゃがみながら枝を触る児が数人いるが全体的にしっかりと保育者の話を聞く。避難訓練終了後、あさがお組と一緒に西公園で秋の自然物(どんぐりや枯れ葉など)を探したり拾ったりする。子どもと同じ背丈ほどの草の中で隠れて遊ぶ児もいる。斜面を上り、長い階段を下りて遊具側へ移動し、バナナ型のスプリング遊具や滑り台で遊ぶ。災害はいつ何時に起きるかわからないため、不安にならない様に避難の仕方を身につけていく。日頃から防災に関する絵本や紙芝居を取り入れ、色々な想定で訓練しておく必要があると感じる。

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