1歳たんぽぽ組2022年度9月の保育日誌

9月 1日(金) 雨 尾崎

雨天のため室内で過ごす。井形ブロックを電車やバス、傘、きのこ、リンゴなどに見立てて遊ぶ。子ども自身が組み合わせるのは少し難しいが身振りで作って欲しいことを伝える姿がある。以前、ブロックで遊んだことを思い出して保育者に「つくって」と話す子がいるので、応じたり遊びを提案したりする。電車をつくると踏み切りを作って「カンカンカン」と言うなどしてイメージを広げるなどして関わると喜ぶ姿も見られる。友達への興味が広がってきているが、言葉のトラブルも増えているので仲介に入り丁寧に関わっていく。

 

9月 9日(金) 曇り 萩原

寒天遊びをする。テーブルの上の赤・青・黄3色、円柱・四角・三角の形の寒天を見ると感嘆の声をあげる。突いてみたり手の平に乗せたり、頬につけたりして感触や冷たさを味わい、そこから、積み上げる、透明カップに入れて色を楽しむと遊びが変化していき、最後にはダイナミックに崩してキラキラとした視覚や飛び散る面白さを味わっている。これまで、砂遊びや泥・水遊びなどでさまざまな感触遊びをしてきたが、今回は寒天を使い、感触だけでなく色や形も楽しめるようにする。叩いて崩すことを楽しむ児がいれば、カップに入れたり光に透かしたりしてゆったりと色を楽しみたい児もいる。子どもそれぞれのペースを大切にするため、遊びの場を分けても良かったかと反省する。

 

9月 14日(水) 晴れ 末﨑

園庭で運動遊びや砂遊び、ままごと遊び等で友達と遊具を共有しながら楽しむ。幼児の姿を見て喜んで駆け寄る姿や、同じ遊具を持ち傍にいて模倣する姿がある。幼児が捕まえた虫を見せてもらうと、驚いたり喜んで掴んだりと刺激を受けている。運動遊びでは、タイヤの山をやや高めにし、斜面を付けてみる。全身でよじ登る子が多く、ずり落ちても繰り返して挑戦している。ユニ棒やフラフープを並べたり、平均台渡りでは、一番低く設定して安心して進めるようにして見たりと工夫する。異年齢での関わりを楽しみながら、さまざまな遊びに取り組めるよう、担任間で連携をとっていく。

 

9月 20日(火) 雨 尾崎

絵の具遊びをする。何回か経験を重ねているので意欲的に取り組もうとする児が多い。絵の具遊びは紫色の絵の具でぶどうやサツマイモなどの秋の食べ物を連想しながら模造紙に色を塗る。ローラーや刷毛などの道具を使う子や手で絵の具の感触を楽しんでいる子の姿も見られる。初めに用意した色は暗すぎたが途中から赤や白の絵の具を足し、数種類の明るさの紫を用意することで混色を楽しむ子もいる。楽しく綺麗に塗った模造紙を、子どもたちが分かりやすく秋の食べ物に変化させる面白さを味わえる遊びに繋げたい。

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