1歳たんぽぽ組2022年度8月の保育日誌

8月 2日(火) 晴れ 末﨑

巧技台を使った遊びで、2本の平均台を橋に見立てて遊ぶ。橋の上を歩く子と、橋と橋の間を歩いて進む子がいる。保育者が「かんかんかん」と踏切りに見立て手を伸ばすと止まったり進んだりして楽しむ。平均台に興味を持ち期待をもって参加する子が多く、互いに譲ることもありスムーズに楽しめていた。中には高さのある橋の上を歩くことを怖がる子もいたが、橋の間を利用し楽しんでいたので、簡単な電車ごっこに繋げていく。遊びの様子を把握し、発達や場面に応じて転換していけるよう工夫する。

 

8月 10日(水) 晴れ 尾崎

新聞紙遊びをする。初めは破ってみたり、保育者が作ったおばけを目がけて丸めた新聞紙を投げたりして遊び、途中から洗濯ごっこに繋げていく。新聞紙を洗濯ものに見立てるが紐も新聞紙も硬さが無いので洗濯バサミで止めるのが難しく、興味を示すものの、難しくてすぐに飽きてしまう姿が多かった。その後、掃除ごっこやお店屋さんごっこに発展し、保育者や他児との関わりを楽しむ姿が見られる。身近な大人の模倣遊びを楽しめるように今後も環境構成や素材の提供の仕方を考えていきたい。

 

8月 22日(月) 曇り 末﨑

氷遊びをする。タライの中の氷を見て、手に取ってみる。花や葉が中に入った氷もあり、取りだしてみようと指で掻いたり不思議そうに見ている児もいる。その後、ままごとの器に氷を入れてごっこ遊びへと展開していく。器に氷を入れて差し出し「10えんです」「いくついりますか」などと、友達との会話が聞かれる。まだ、暑さが続くようなので、夏の遊びや五感を使って楽しめる遊びを取り入れていきたい。

 

8月 31日(水) 晴れ 萩原

園庭に出ると早速、雨あがりの水溜りに入ってみる。泥の感触を味わうように歩いたり、大きく水しぶきをあげて歩いたりして楽しんでいる。ダイナミックに遊ぶ児は、水溜りの中に寝そべって、大きく手足を動かして楽しんでいる。手についた泥を水道横の壁の塗ると、ゆっくりと流れ落ちていく動きや泥の跡を観察し、子どもたち自身でのダイナミックな塗りたくり遊びへと発展していくことができる。これまでは、玩具を使った遊びが多かったが、今回は十分に感触を楽しめるようにした。子ども自身が味わった感触を新たに表現として繋げていけるよう関わりや援助を工夫していく。

育児あれこれ