8月5日(木)晴れ 五十嵐
5歳児の部屋にあるダンボールハウスとパズルマットを借りて、自由に遊ぶ。使い方を簡単に説明した後に、遊び始める。ダンボールハウスを並べ始めるが、倒れてしまうことに気付いて、段ボールの両側を牛乳パック積み木で挟んで支えようとしたり、ダンボールを二枚重ねてみたり自分達で工夫して遊び始める。その後、ままごと遊びに発展していく。子どもたちが必要とするだろうものをあらかじめ保育室内に用意してから、活動を始めたが、友達と相談しながら遊びが広がっていっているので、その都度必要なものがないか子どもに確認しながら環境を整えて遊びが広がっていくようにする。5歳児が普段どのようにして遊んでいるのかも観察できる機会を作り、遊びのヒントになるようにする。
8月10日(火)晴れ 滝澤
連休の過ごし方を一人一人みんなの前で発表する。シャボン玉をしたこと・プールに行ったこと・パンケーキを焼いたことなどを嬉しそうに話し、友達から「いいな~!」と羨ましがられて笑顔になる様子や「私もプールやった!」と言って偶然同じ過ごし方であったことを喜ぶ姿が見られる。なかには「どうやって行ったの?」などの質問をする子もおり、自分の話だけでなく友達の話に耳を傾け会話を楽しんでいる。気の合う友達が休むことで浮かない表情の子もいたが、他の保育室で過ごしたり異年齢児との活動を取り入れたりすることで、普段は出来ない体験を楽しんでいけるようにする。
8月17日(火)雨 五十嵐
英語の先生が、「Hello!」と部屋に入ってくると笑顔になる。先生の言葉に続いて、英語の言葉を繰り返す。少しずつその声も大きくなる。先生がわかりやすいボディランゲージを見せながら、英語で話すことで、保育者が日本語で伝えなくても行動することが出来る。[What do we do?] の言葉の後にはいつも新しい遊びが始まるので、子どもたちがその言葉を聞くと、次、何をするのか期待する姿が見られる。今まで、保育者のそばで参加していた子も積極的に体を動かしながら楽しむ。また、いつもはみんなの前に立つことに緊張する子も、英語の時間には笑顔を見せて発表する。この経験を重ねることで、自信を持ちながら様々な活動に参加していけるようにする。
8月24日(火) 晴れ 五十嵐
園庭に出ると、すぐに砂遊びを始める。最近は泥遊びが多かったので、白砂が「さらさら しているね!!」と砂を集めてざるで振い、砂と石を分けてみる子、作った砂山に白砂をかけて楽しむ子などがいる。泥と砂の違いを感じて、遊びに取り入れる。ログハウスの中で、テーブルを囲みながらおままごとをしていた子が保育者を誘い、「お店屋さんごっこ」をし始めると、その様子を見ていた子が次々と参加する。一人の子が保育者を誘って始めた遊びが、どんどん広がりを見せて、作る品も増えていく。今後も子どもたちが自然に遊びに興味が持てるような環境作りをしていく。