3歳さくら組2019年度3月の保育日誌

3月2日(月)雨 萩原

卒園児へのプレゼントの時間割表入れ作りをする。土台作りでは、ハケを使って段ボールに色画用紙を貼る。筆とはまた違った感触を楽しんでいる。中には渡したい相手を思い浮かべながら作っている子もいる。これまで5歳児にしてもらったこと等を思い出し「ありがとうだね」と感謝の気持ちを抱き、それを伝えようとする姿がある。また、年下児への関わりについては「5歳児にしてもらったことをしてあげる」と話す。自分のことで精いっぱいだった3歳児が他児を思うことが出来るようになったことに大きな成長を感じる。思いを大切に育てていき、進級への期待に結びつけていく。

 

3月11日(水)雨 斎木

園庭遊びでは、いくつかの集団に分かれてごっこ遊びが展開される。てんとう虫を見つけていた子どもたちの周りに他の子どもたちが集まり「動かないね」「眠っているのかな?」「えさをあげてみる?」と話し合っている。砂場では前日の雨で湿った砂を使い、型抜きをしたものでお店屋さんごっこに展開する。虫に興味を示す子どもがいるので図鑑を見て一緒に調べていき、更に興味を深めていく。

 

3月18日(水)晴れ 萩原

0歳児と一緒に西公園までお散歩に行く。昨日から話をしていたこともあり「赤ちゃんと散歩に行くんだよね」と楽しみにしている。3歳児から「手を繋ごう」と声を掛けるものの、上手く繋ぐことができず戸惑う児が多い。公園で虫探しや追いかけっこなどをするうちに、0歳児から関わりを求められると、姿勢を低くして目線を合わせたり、優しく声をかけるようになる。進級するという意識が強くなってきたように感じる。進級へ向けて環境が徐々に変化していくが、不安になることのないよう配慮していく。

 

3月26日 (木)晴れ 萩原

12月に種まきをした小松菜の収穫をする。土から抜くときには皆、慎重にゆっくりと引き抜いている。また、抜いた根を見て「あれ?なにもついてない」と疑問に思っている児もいる。じゃがいもやさつまいも堀りを思い出し、根に実がついていると想像したものと考えられる。また、先週末からの成長が早かったため、中には蕾や花がついているものもあり、給食のすまし汁に入っていた菜の花を小松菜と思う子もいた。葉野菜や根菜、ツルになるものなど図鑑等を用いて知らせていき、食への関心にもつなげていく。

育児あれこれ