3歳さくら組2019年度10月のまとめ

健康

朝夕と日中で気温差が大きくなり、鼻水が出る子が増えたが大きく体調を崩すことはなく過ごす。手洗いやうがいの大切さを伝え、丁寧にできるよう見守っていく。また、気候や遊びに合わせた衣服の調節も声掛けしていく。

食事では献立や食材に興味をもち、保育者に聞く子が増えている。栄養についても知らせながら、健康な身体作りに繋げていく。

人間関係

運動会の活動を通して、異年齢児への関心が強くなってきている。運動会ごっこの遊びの中で、各クラスの遊戯を教え合ったり見せ合ったりして楽しんでいる。また、年下児の世話や手伝いをしたり一緒に遊ぼうとしたりする姿も見られるようになってきている。保育者も一緒に遊びを共有したり、担任間で連携をとって一緒に活動する機会を増やしたりしていく。

環境

水族館への遠足では、図鑑や写真絵本で見た生き物を間近で見たり触れたりすることができ、発見した喜びや驚きを友達や保育者と共有することができる。その後、水族館で見た世界を廃材などを使って制作する遊びへと繋がっていく。これから季節が変わっていくので、周囲のさまざまな自然に触れ、遊びや活動へ繋げていけるよう工夫する。

言葉

友達とのやりとりの中で、自分の思いに合った言葉が見つからずに不満や悔しさを感じている場面がある。お互いに思いや考えがあることが分かり、耳を傾けることができるような仲立ちをしていく。

長めの絵本や紙芝居も好んで見るようになる。さまざまなお話の世界に触れたり、昔話ならではの言い回しも楽しんだりできるよう、いろいろな絵本・紙芝居を準備する。

表現

廃材を使って作った玩具で、いろいろな遊びを楽しむ。ギターや太鼓、レインスティックなどの音遊びでは使っている廃材によって音が違うことに気付いたり、自分なりの音の出し方を試したりしようとする。また、ステンドグラスやプラネタリウムの色遊びでは、廃材それぞれの特性に気付き、適した素材を選んで制作を楽しんでいる。子どもたちの気付きや興味に共感・共有してさらに遊びを広げていけるように援助していく。

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