5歳ひまわり組2019年度7月のまとめ

健康

湿度や外気温が急に高くなり、疲れを見せたり体調を崩したりする子がいる。活動と休息のバランスを取りながら、一人一人のペースで過ごしていく。大きくなることを意識して、野菜なども食べてみようという気持ちが見られる。食べ物の栄養についての話をしながら、食事への関心を深めていく。

人間関係

2,3人の少人数の集団で、ごっこ遊びを楽しむ。遊びに集中すると、お互いに自分の気持ちを主張してトラブルになることが増える。子どもたちの様子を見ながら、相手の気持ちを考えるきっかけ作りをし、自分達で解決していけるように見守る。

環境

夏の昆虫を見つけて、世話をすることを楽しみにする。昆虫の生死を経験し、みんなで自然について考える機会を作り、命の尊さを感じられるようにする。今までは泥遊びにあまり参加しなかった子も砂の形や感触の変化を体全体で感じながら遊び始める。一人一人が興味を示す瞬間が違うので、子どもの発見をきっかけに遊びの幅を広げていく。水遊びでは、プールの水の冷たさや心地よさを感じながら、玩具やお風呂マット、ビート板を使って工夫しながら大胆に遊ぶ。安全面や衛生管理に十分注意していく。

言語

自分の経験したことや体験したことを細かく言葉にして相手に伝え、共感されたり同意されたりすることを喜ぶ。絵本を開いて活字を目で追いながら読んだり、手紙を書いたりして文字への興味が広がる。子どもたちの興味に合わせて援助していくことで、文字などで伝える楽しさを味わう。

表現

張子で提灯作りをする。はじめに提灯を見せると最後に書く提灯の模様をどうするのか話始める。障子紙を数回重ねて張るのにあきてしまう子もいたが丁寧に仕上げる子もいる。完成すると、「これ、ぼくの!わたしの!」と嬉しそうにする。廃材を使って表現するのにも幅が広がり、ゲームを作ることもある。子どものやってみたいことを形にしていけるような声掛けや材料を用意していく。リズム遊びでは、曲に合わせて体を動かすことにも慣れてきて、動きがスムーズになる。体を動かすことを楽しめるように、保育者も一緒に参加していく。

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