健康
汗をかいたことや衣類の汚れは認識するが、自発的な着替えに至らない場合は声を掛ける。外から入室した時のうがいが省かれないように、手洗いと共に励行できるように活動の切り替え時に余裕を持つ。苦手な食材も少しずつ口に出来るように野菜の栽培などを通して親しめるようにする。静と動のメリハリを設け、休息の重要性も伝えていく。
人間関係
生活の中で、厳しい言葉が出ることがあるので、優しい言葉で関われるように知らせる。立場が変わった時の気持ちも伝えながら思いやりを持って接することが出来るように助言する。異年齢児との交流や簡単な手伝いを通して相手を思う気持ちを育む。
環境
地域の保育園やクラスや園以外の人達との交流を楽しむ。日常の中で、気付きを大切にし、自分にできる事を感じたら、行動に移す姿がある。手伝いなど出来る場面を知らせ、すぐに取り組めるようにする。室内の遊びに広がりを持てるようにコーナー分けをしたり、使いやすさや目当てを持って選別し、定期的に整理整頓を行い、遊びの前段階から作り上げていく。
言葉
自分の思いを素直に伝えられるように見守りや助言を行う。友だちの姿に関心を持ち、発する言葉が見られるが、先回りして本意と異なることで、トラブルになることがあるので、話し方や優しい使い方を知らせる。絵本からの言葉を引用して覚えて、会話を楽しめるようにし、仲良く遊びを継続できるように話し合いの大切さを知らせて折り合いがつくように仲立ちなどで配慮する。
表現
体験したことを思い出しながら、皆の前で話したり、絵に表す。様々な制作で由来を知ってイメージを膨らませ、表す事の楽しさを感じられるようにする。擬似遊びでは役割分担をして複数での遊びを楽しむ。また、他児の意見を取り入れたり、調整しながら取り組み、丁寧に物作りを行う。