4歳きりん組2015年度4月のまとめ

健康

天気がいい日も多く、戸外遊びの後は、手洗い・うがいを促がしていった。自分からしようと意欲的な姿が多く見られたが中には遊びたくて忘れる子もいた。意欲的な姿を認めたり、忘れる子には自分からまた気が付けるような声掛けを心がけていった。

人間関係

好きなあそびを見つけて、その中で友達と関わりながら遊ぶ姿がたくさん見られる。時々、玩具の貸し借りや遊びの延長から思いがぶつかり、トラブルになることがあった。玩具の数を必要に応じて増やしたり、お互いの思いを受け止めながらお互いの気持ちに気付けるよう仲立ちし、貸し借りを見守った。保育者とのやりとりの中では、登園すると、「おはよう」と言ったり、、給食で箸を配ったときには、「ありがとう」と言葉を返す子がいた。生活において大切な言葉だと言うことを十分に認めていった。

環境

進級して、自分のカバンかけの場所やトイレの場所などがわからず戸惑う子もいた。保育者は一つずつ丁寧に伝えていくように配慮した。また、見通しを持って過ごせるように声を掛けていくようにした。すると、「次はなにするの?」と子どものほうから尋ねる姿が見られるようになった。天気のいい日は戸外で思いきり体を動かしたり、春の自然物に触れて過ごすことができた。園外に行く機会も設け、桜の花を見たり、虫に触れるなど春の自然を身近に感じられるようにしていった。

言葉

手遊びやリズムあそびに興味がある子が多く、何度か遊ぶと自然に口ずさむ子の姿があった。英語であそぼうでは、先生の発音する英語を聞き取り、真似して発音しようとしていた。英語を発する楽しさが感じられるよう子どもの姿を十分に認めていった。給食時とおやつ時に当番を取り入れると、友だちの前に出て、挨拶をする姿があった。中には恥ずかしくて声を出せない子もいたが子どもの懸命な姿を認め、次につながるよう心がけた。

表現

絵の具を使って遊んだり、クレパスで絵を描くことを喜んでする子が多かった。絵を描くときには、自分がイメージしたものを書く姿が見られた。また、保育室にある不用品で、望遠鏡やパソコンを作る子もいた。保育者は、子どもの自由な発想を認め、できたときの嬉しい気持ちに共感し遊びが広がるように見守っていった。

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