健康
あそぶ会に向けての活動をする中で、汗をかいたり、朝の服装と日中の気温に差があると感じると、自分で着替えをする様子がみられた。散歩に出掛けられるようになり、戸外で思いきり体を動かして遊ぶ姿がみられる。散策も好きで、公園などで動植物に興味を持ち、よく観察していた。
人間関係
あそぶ会のリレーのチーム分け、はじめとおわりのことばのグループ分け、ことばはどんなものにするかなど、子ども同士で話し合う機会が多かったため、いつも一緒に遊んでいる友達だけでなく、関わりが少ない子どもともやりとりをする機会が増えた。それを通して、食事の時の座る場所などにも変化がみられ、いろいろな子と関わるようになってきた。
環境
散歩に出かけた際や登降園の際の空気の変化に気づき、「今日は暖かい」「今日は涼しい」など、話題にする姿が増えた。また、公園では動植物の変化に気づき、季節の移ろいを感じる姿がみられた。飼育していた蝶が羽化し、みんなで公園に放してきた。まだ飼育中のてんとう虫やアゲハの幼虫も興味深く観察している。
言葉
あそぶ会の話し合いを通して、子ども同士の中でも役割分担をしたり、話を進めようとしたりする姿が増え、どの子どもも自分の思いを発言できるようになってきた。まだ、大人が間に入って話をまとめるような場面もあるが、自分の意見を言うばかりでなく、相手に「どう思ってる?」と尋ねるような姿も出てきたため、大人が介入しすぎず、ある程度は子ども同士でやりとりができるように見守るようにした。
表現
はじめのことば、おわりのことば、係の手伝い、ダンスなど、人前に出て発表するということを経験できた。また、そのような活動を通して、子どもたち一人一人が人前に出ることに対して自信をつけた様子が窺えた。今後の活動に向けても、子どもたちが前向きに捉えているので、子ども同士の話し合いを中心に活動を進めるようにする。