【健康】
食後のうがいが形だけになっている様子があった為、大切な歯を守るためにうがいをしている事を伝え、丁寧に行なう習慣が身につくようにした。子ども達が「読んで!」と持ってきた紙芝居の内容が、手洗いや頭の洗い方に関連していて、保育教材も使用しながら、楽しくやり方の再確認をした。
【人間関係】
「強く言われた」と友だちとのやり取りの中で傷ついたり、友だちとの譲り合いの中で、あまり譲りたくないような時にも遠慮してしまい、譲った後に悲しい気持ちになってしまう姿もあった。その都度、友だちとの様々な関わり方が一人ひとりの経験となるように自分の気持ちの表現の仕方や相手の気持ちを考えての返答などについて子どもたちと考えたり話したりした。
【環境】
保育者が食後やおやつ後に掃除をしているのを見て、子ども達も率先してミニぼうきとちりとりでごみを集めたり、水道のかがみを磨いたりして環境整備を一緒に行なってくれている。ごみがちりとりに集まっているのを見て「こんなに取れたよー!」と嬉しそうに保育者に見せに来たり、「きれいになった!」とうれしそうに掃除した場所を眺めたりして身の周りをきれいにする喜びを感じているようであった。
【言葉】
午睡前に保育者が紙芝居を読むのだが、それを「読みたい」という声が子どもたちからあがった為、最初の1ページを子ども達が読む機会を作った。自然とひらがなに興味を持てるきっかけとなった。また、友だちに何か伝える時の声の大きさなどやってみて気付きがあったようだ。
【表現】
ぶどう組の卒園式に向けて、歌と言葉のプレゼントを贈ろうと練習に取り組んでいる。歌を歌うのを楽しんでいる子も多く、練習時間以外にもクラスの誰かが歌うとたちまち周りの子も歌い出し、とても良い雰囲気である。