1歳さくらんぼ組2022年度9月のまとめ

食事

低月齢の子も嗜好が出てきて、酢の入っているものや、味付けによって残すようになってきた子もいる。一度は口に入れ味見をしているようだ。自分のペースで手やスプーンで食べてみて、好みの味だと食材にかかわらずパクパク食べ始めることもある。言葉でのやり取りができるようになり、自主的に「ごちそうさま」や「おいしい!もっと!」と会話も弾み、食欲の秋を楽しみたいと思う。

排泄

多くが便座に嫌がらずに座っている。中には遊びが面白く、また、以前よりトイレに興味が薄くなって「替えるだけにする」という子もいるが、強要しないよう関わっていく。排尿間隔があいてきたり、一度のおしっこの量が多く出たりしている子もいて、少しずつ溜められるようになってきているのかと思う。オムツが濡れていない子には頃合いを見計らい、一人一人のその時々の状況、気持ちに寄り添い、声を掛けながら進めていこうと思う。

健康

9月は曇りや雨天が多く、気温が低い日もあったので、鼻水や咳がでる子が多かった。「ふん」とすっきり鼻をかめる子は少ないが、「はなでた」と知らせに来る子は増えた。拭かれるのが嫌な子もいるが、声を掛け、気持ちよくなるように拭き、スキンケアも考慮して必要に応じてワセリンを塗るなどした。これからは、乾燥肌にもなりやすい季節になってくるので、一人一人を見て話しかけ、知らせながら快適に過ごせるようにしていく。

睡眠

先月と同様、皆、園生活の流れに慣れてきて自然に身体の欲する眠りを取っている。曇天や気温の低い日があり、季節の変わり目にあたるので、日中の疲れをためないようにし、良い休息の時間を取れるように午睡時間の環境も整えていく。

環境

天候や空気が変わり秋らしくなり、戸外では体調などに合わせて、身体を動かして遊べる巧技台、タイヤの設定や、歩き散歩を楽しんだ。残暑を感じる日はシャワーでサッパリして心地よく過ごせるようにした。室内では友だちと何らかの関わりをもって遊び、また、噛みつきなども出てきた。コーナーの配置換えや絵本の入れ替えで気分転換をはかり、安全に楽しく過ごせるようにしていく。

言語

一人一人が喃語や一語文、二語文で保育者や友だちとの意思の疎通を図り、やり取りを楽しんでいる。よく聞き取れない時でも、子ども同士にしかわからない心のやりとりがあるのか、頷きあい、笑顔を交わしたり、時に怒りだしたりしている。喧嘩では怪我のないように見守りながら、双方の気持ちの代弁や、相手に気持ちを伝える手伝いをして、気持ちよい言葉のやりとりができるようにしている。手遊び歌や季節の身近な歌など、短いフレーズを口ずさんだり、身振りで楽しんだりしている。言葉の面白さを伝えられるよう、またこの時期の子どもにふさわしい言葉を心がけて一緒に楽しんでいく。

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