〈食事〉
ほとんどの子が乳児食となる。昼食、おやつの時間をとても楽しみにしており、自分から手を洗いに行き、椅子に座っている。こぼしながらもスプーンを使って食べようとする姿が増えてきている。時に、さりげなく手を添えて食具を使うことに慣れていけるようにしたいと思う。白飯、汁などのおかわりを用意してもらっている。空にした器を指差し「おかり」と言い、おかわりしたいことを要求している。
苦手な食材に個人差はあるもののほぼ完食している日が多い。褒め励まし認めながら楽しく食べられるようにしていきたい。
〈睡眠〉
お布団で保育者にトントンされながら安心して入眠する姿が増えてきている。また、眠くなると「ねんね」と教えてくれる姿もある。好きな絵本や人形を持って自分の布団に横になっている。一人一人が安心して一定時間、眠れるようにしていきたいと思う。また、たっぷりと満足できる活動を取り入れながら、心地よく眠れるようにしていきたいと思う。
〈排泄〉
排尿したくなった時の違和感を覚えてお股にふれて教えてくれる姿が見られる。また、排便後教えてくれる子が増えた。午睡後、無理なく便器に座るようにしていきたい。引き続き、「おしっこがでたね」「おしえてくれてありがとう」など言葉を添えていきたい。
〈健康〉
年末年始のお休みで鼻水がスッキリとして健康に過ごせていた。毎月の身体測定もほとんどの子が保育者と一緒に安定して行えるようになっている。身長体重共に増加しており、心身共に成長している。引き続き、心と体の安定を図っていきたい。
〈環境〉
冬の自然を感じながら過ごせるよう、天気のいい日はできるだけ戸外へ出た。雪、氷に触れる機会もあり、「さむ」と言いながら季節を楽しむ姿が見られる。室内では子どもの様子をみながら興味のある玩具を用意したり棚の配置を工夫したりするようにしている。また、絵本や玩具の入れ替えをしている。保育園生活にもすっかり慣れ、ビーズクッションに登ったり降りたりを楽しみ、まったりと休息をしている姿が見られる。
〈情緒〉
年末年始の長いお休みがあったが、保育園での生活を覚えていて安定して過ごせていた。喜怒哀楽のいろいろな感情表現をする姿が見られる。安心して自分を表現できるように受け止めていきたいと思う。また、相手の気持ちも言葉にして伝えていきたいと思う。
〈言語〉
簡単なことばを発する姿がとても増えている。子どもたちが伝えたいことを受けとめて応答的なかかわりを心掛けながら、やり取りを楽しんでいけるようにしたいと思う。手作りの鬼のお面をとても気に入って保育者と一緒に『豆まき』の歌をうたうことを楽しんでいる。
