健康
高熱ほどではないが、微熱が続いたり鼻水が出たりする子が多くいた。後半はアデノウィルス、手足口病の疑いのある子はいたが、他の子どもたちに感染することはなかった。鼻水がでている時は、こまめに拭き取るようにし清潔を心がけるようにしたり、こまめに熱を測ったりしていった。また一人一人の体調を見守り、水分補給をしたり部屋の気温や服装にも気をつけたりし、快適に過ごせるようにしていった。
人間関係
友だちに関わろうとする一方で、友だちの持っている物を取ろうとしたり、独り占めしようとしたりする場面がみられるようになった。「一緒に遊ぼうね」「後で貸してもらおうね」など、気持ちを代弁しながら、仲立ちするようにしていった。また、泣いている子がいると頭をなでるなど、優しく接する姿も見られた。
環境
気温が高い日が多かったため、水あそびをする機会がほとんどなかったが、水あそびをした時は、水を怖がることなくタライに手を入れて水に触れたり、水の中の玩具を手に楽しんだりして遊ぶ姿が見られた。中には、顔や頭に水がかかっても平気な子もいた。室内では水あそびができない代わりに、氷や水マットなどで少しでも涼しさを感じられるよう楽しんでいった。
言葉
喃語や一語文が増え、保育者に思いや欲求を伝えようとする姿が見られた。「○○だったの」「○○したかったね」など気持ちをくみ取り、言葉で表現する喜びやうれしさが味わえるようにしていった。
表現
「とんとんとんとんアンパンマン」を繰り返しすることで、アンパンマンやチーズなどのキャラクターになりきって楽しむ姿があった。
氷あそびで氷を触った時、冷たそうな顔をし、保育者が氷を触った手を頬に当て「冷たいね」と言うと、頬に手を当て真似をしている仕草がみられた。
食育
どの食事形態の子も喜んで食べたり飲んだりする姿があったが、噛まずに飲み込んでしまったり、噛みにくくて口から出してしまったりする子がいた。「もぐもぐだね、かみかみだね」など声をかけながら、咀嚼を促すようにしていった。また眠たくなってしまう子は調理員と相談し、早めに提供してもらうようにした。食べている途中に眠くなって食べられない子は無理強いせず、子どもの状況に応じて対応するようにした。
好き嫌いがでてきて食べたがらない子には、量を調整したり援助したりし、無理なく食べれるようにしていった。