2歳こぐま組2022年度1月のまとめ

食事

年末年始休み中の食生活や保育者に甘えたい気持ちが影響して、野菜を食べることを拒んだり、”食べさせてほしい”と待っていたりする姿があった。絵本や紙芝居を通して野菜の持つ力や病気に負けない身体づくりについて伝えたり、「残りは一人でも食べられるかな?」などと、援助しつつ自分も食べてみようとする気持ちになるよう促したりしていった。後半に箸を使い始めると、とても喜び苦手な物でも箸を使って食べてみようとする意欲的な姿が見られた。

排泄

降園時に「明日はお姉さんパンツで来てね」などと声をかけたり、家庭の協力を仰いだりして日中の紙パンツを完全に卒業できるようにしていった。「すごいね!かっこいいね!」「サラサラしていて気持ちいいでしょう?」などと、意欲的な姿を褒めたり、布パンツで過ごす心地良さを感じられるようにしたりしていった。「おしっこに行きたい」と教えてくれるようになり、午睡時も失敗なく過ごせていた。

健康

服装を整えたり、脱いだ靴や上着を自分の場所にしまったりと、身だしなみや整理整頓を意識する姿が見られた。ただ、早く何かをしたい、友だちに遅れをとりたくないなどと焦っている時には、脱いだ服やズボンをひっくり返したままで置いていこうとすることもあったので、「〇〇ちゃんのこと待ってるから大丈夫だよ」などと伝え、安心して丁寧に始末できるようにしていった。

睡眠

体力がついてきて段々と午睡時間が短くなってきた。一人寝もできるが、スキンシップをとねだることもあった。思いを受け止めて優しく背中をさすると、すぐに安心して入眠していた。1時間から1時間半ほどで機嫌よく目覚め、自分で布団をたたんだり、押し入れまで運んだりしてくれる。睡眠の質もよく、うなされたり、何度も目覚めたりする様子も見られなかった。

身体発達

記録的な大雪となったため思い切り雪遊びを楽しむとはならなかったが、タライに入れて持ち入り保育室内で触れて遊んだ。色水も使い、お気に入りの色が雪を染める様子を楽しんだり、上に置いた雪玉が色水を吸い上げていく様子を観察したりして楽しんだ。マス目へのシール貼りや鬼の面を作りなど、指先を使う遊びもじっくりと楽しみながら取り組んでいた。

情緒

言葉の発達に伴い、自分の思いを伝えたり、友だちの思いに耳を傾けようとしたりする姿が見られるようになった。玩具や場所に固執してトラブルになりそうな時にも、「〇〇ちゃんも使いたいんだって」「一緒にしたいんじゃないかな?」などと仲立ちすると、受け入れることができていた。うさぎ組の友だちも誘って輪になって、「なべなべ底抜け」を楽しむ微笑ましい姿も見られた。

言葉

ますます言葉が発達し、「〇〇ちゃんちには□□があるよ」「△△ちゃんちには××がある!」などと散歩中に見かけた物や保育者との会話に出た物に関連した物の話をして盛り上がったり、「待ってる間、一緒に〇〇しようよ」と友だちを誘ったりする姿が見られた。「あぶくたった」や「なべなべ底抜け」の歌を一緒に歌って楽しむ場面も多く見られた。

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