0歳りす組2020年度12月のまとめ

食事

スプーンを使って自分で口に運ぶ姿をよく見かけるようになった。あまり介助をしなくても意欲的に食べている。手づかみで食べている子も、スプーンに一口量すくっておくと自分で口に運ぶ姿がある。うさぎ・こぐま組の子のまねをして、食べ終わるとコップやスプーンをトレーに返しに行く子がいた。子どもたちの意欲を大切にし、さりげなく介助し自分で食べる喜びを感じられるようにしていった。

排泄

「パンツを替えようね」と声をかけると自分のパンツをかごから取ってきたり、ズボンに自分で足を通したりする子が多くなった。また、紙パンツに出ていない時にトイレに誘うと、排尿できる子もいた。トイレには無理なく誘うようにし、少しずつ慣れていけるようにしていった。

健康

手足口病が流行し、欠席する子が多かった。口の中に発疹が出た子もいたので、食事の状況を家庭と密にとり、食べやすいものに換えるなどして対応していった。送迎時に、体調や機嫌など様子をしっかり伝えるようにした。

気温が低くなり、風邪をひきやすい時期なので室温・湿度に配慮し、換気もしっかりとしていった。

睡眠

「お昼寝しようね」と誘うと、布団に横になり、体をさすると入眠できる。1度目が覚めても、抱っこしたり、体をさすったりすると再度眠れるようになり、1時間半~2時間程度睡眠がとれるようになった。

掛け布団のほかにブランケットを用意してもらい、気温に合わせて調節して快適に眠れるようにした。

身体発達

体操の曲が流れると喜び、自分なりに体を動かして楽しむ子が増えてきた。また、何回も踊っている曲では振り付けも覚え、保育者のまねをして踊る姿もある。

大型ブロックで遊ぶと、自分で組み立てようとしたり、うさぎ・こぐま組のまねをして乗り物にまたがり、足でこいで遊んだりする姿が見られるようになった。

戸外では、歩くことが楽しくて活発に動いて遊んでいる。散歩車よりも歩きたい子も出てきたので、安全な広い場所で、しっかりと体を動かせるようにし、歩く機会を増やしていった。

情緒

嫌な時には、「いや。」と言ったり、首を振ったりして自分の思いを伝えようとしたり、思い通りにいかないことがあると泣いたり大きな声を出して訴えるようになってきた。一人ひとりの思いを受け止め言葉にしながらかかわるようにしていった。

友だちとのかかわりも増え、友だちの玩具を欲しがることもあった。「貸して」「ちょうだい」など言葉を添えながらかかわり方を伝えるようにした。

言葉

保育者が言った言葉の語尾を真似して言ったり、「落ちた」「できた」「わんわん」「にゃーにゃー」など簡単な言葉を発したりする子も出てきた。絵本にも興味を持ち、読み聞かせが始まると側で見たり、指差したりしながら楽しんだりしていた。言葉のやりとりをする中で、真似して言いやすいようにゆっくりと話したり、子どもたちの喃語やしぐさを言葉にしながら発語につながるようにかかわっていった。

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