5歳ぞう組2022年度8月のまとめ

言葉

先月に続き、自信がないからか友だちや保育者に何かを伝える時に声が小さくなったり、輪の中に入ろうとした際に上手く言えなかったりすることがある。安心して話せるような言葉かけを中心にしてきたが、まだ難しい様子。友だちや保育者、保護者にたいして傷つくような言葉を言う子もいたので、ちくちく言葉やふわふわ言葉など子どもたちが聞いてイメージしやすいよう例え、言葉を意識できるよう共有した。

環境

カブトムシが卵を産むと「たまごはどうやってできるんだろう」と疑問を抱く。図鑑を持ち出し調べようとする子や、保育者に尋ねる子など様々だった。戸外遊びや水遊び後の着替えでは、保育室内のカーテンが開いていると「カーテン開いてるよ」と着替えを待ったり、タオルで体を隠したりして周りの様子を見て着替えをすることが増えた。

表現

友だちがラキューで作品を作ったり、ドッヂボールでボールをキャッチしたりすると「○○くんすごい!」「じょうずだね」と褒めている。運動会で使用する万国旗を自分たちで選び、描いたことでさまざまな国の国旗に興味を示し、レゴで表したり自由画に描いたりしている。保育者がピアノを弾いていると「ここはなに?」と音に興味を示す。低い音と高い音の違いを比べ、不思議そうにする子もいた。

健康

咳やくしゃみをする子が多くいたので、その都度手洗いを促した。食事量が増え、おかわりもよくしている。完食することができると「みて」と皿を嬉しそうに見せている。

汚れへの意識も少しずつ見られており、服や体の汚れに気が付くと自ら拭いたり着替えようとしたりしている。

人間関係

先月と変わらず、友だちや保育者とのやり取りの中で、相手の気持ちや表情に気付くことができずにやりすぎてしまったり、嫌なことを無理に進めようとしたりして、トラブルになる。他児にしてもらった嬉しいことも保育者に知らせてはいるが、嫌な所や出来ていないことを報告しに来ることも多い。他児の姿をよく見ていることもあり、友だちが困っていると駆け付けたり手伝おうとしたりする姿も見られている。

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