5歳ひまわり組まとめ・指導計画バックナンバー

5歳ひまわり組2024年度5月のまとめ

健康

天気の良い日は戸外遊びを楽しむ。子どもたちの興味関心に沿って公園先を考え、和田堀公園、わんぱく広場、馬橋公園など多くの公園に出かけた。春の植物や昆虫をみつけ、他児と遊びを深めていた。一か月で約23kmもの距離を歩き、体力をつけていた。

人間関係

異年齢交流で他クラスと散歩に出かけることがあり、歩行中でも「車側歩くんだよね」と年下のクラスの子どもに優しさを持ち、接する姿が見られた。公園では、木登りを楽しみ、おりる際も自分の力で足場を探しながら登り下りを楽しんでいた。また、他クラスの他児にも登り方を教える姿も見られた。

環境

今年一年間の活動として「世界」をテーマにし、ひまわりプロジェクトを行う。部屋の中に地球儀や世界地図を設置し、子どもたちが日常の中で興味を持ち、発見や遊びに繋がる環境を作った。また、今月は韓国についてクッキングや伝統衣装を着る活動を行い、世界に興味を持てる環境を作る。

言葉

おはなしの会で初めて詩を読んでもらい、詩に触れる。「たんぽぽ」という詩で、「たぽんぽ」や「ぽぽんた」といったひらがなの並びを変え、言葉遊びの面白さに触れ、「面白いね」と子どもたち同士で顔を見合わせ、笑う姿が見られた。

表現

パレットを使用し、絵の具遊びを盛んに行う。お気に入りの色探しをすると、色を混ぜて「この色オーロラみたい」「僕はこの色すごい好き」と様々な色を作り、遊びを発展させていた。また、工作遊びでは、空き箱やストロー、モールなど様々な材料を使用し、「これ自動販売機だよ」とできた作品で他児と遊びを発展させる姿が見られた。…

4歳ゆり組2024年度5月のまとめ

健康

箸検定が始まり、箸に興味を示す子や、意欲的に検定に参加する子がいた。ひよこ豆の玩具、大と小を時間内に箸でつかみ器に移すことが検定内容で、合格するとシールをカードに貼っている。「見て!合格したよ!」と嬉しそうに友だちや保育士に見せる姿があった。また、失敗しても意欲的に再挑戦し、合格する姿も見られた。

環境

朝の会、帰りの会の当番が始まった。4人が当番で子どもたちの前に出て、「おはようございます」と日付、天気を言っていた。3歳のころにも当番活動をやっていたが、その頃より元気に声を出し、自信をもって取り組んでいる姿が見られた。また、帰りの会で明日の当番を伝えると喜んでいる様子も見られた。

言葉

保育士の言葉をまねて子ども同士で関わる姿が見られるようになった。トラブルがあった際に保育士ではなく仲裁に子どもが入り「○〇って言われたらどう思う?」と言葉をかけ、ルールのある遊びでは保育士がルールを一緒に考えていくことが多かったが子ども同士で上手に話、行う姿も見られるようになっていった。

人間関係

5月に遠足があり、4.5歳で蚕糸の森公園へ行った。4,5歳ワンペアで手をつなぎ、楽しそうに会話をしながら歩いていた。公園についてからはスタンプラリーや公園散策をする中でも一緒に歩いたり見つけたものを教え合ったりなど、異年齢で関わり合っている姿が多く見られた。

表現

制作では遠足での思い出を経験画として描いた。お弁当を食べたところ、散歩中に見た車、遊んだ芝生など、楽しかった思い出、印象に残っていることを画用紙いっぱいに描いていた。描き終わると、保育士にどんな絵を描いたか話したり、友だちがどのような絵を描いたか見ていた。…

3歳すみれ組2024年度5月のまとめ

健康

休み明けの際には、寒暖の差の為、体調を崩す子もいるため、園での様子を細かく見ていくようにし、少しでもすぐれない場合には、担任や保護者との連携や共有をしていくようにした。子どもたちが元気に過ごせるよう引き続き様子を見ていく。

人間関係

ブロックを使って車や電車を作ったり、おままごとでラーメンやハンバーガーを作ったりしている姿が見られた。公園では虫探しが大人気でダンゴ虫やカメムシ、そして、みみずを見つけると「みて、たくさんみつけたよ」とコップの中から捕まえたのを嬉しそうに見せてくれた。一方で、近くで同じことを遊びながらも、まだ、並行遊びをしている子が多い。子どもたちの気持ちを汲み取りながら、共通の遊びを通して、友だちと関わりながら遊ぶ楽しさを経験できるよう援助していく。

環境

全体的にパズルをする子が多いため、キャラクターパズルや魚のパズルなど、子どもたちに人気のあるのを揃え豊富にした。そして、玩具が取りやすく、やりたい遊びを選びやすいよう整理整頓をしたり、また、玩具の片付け方を子どもたちと一緒に考え、進んで取り組めるような声掛けをした。そして、子どもたちの遊びの様子を見ながら状況に応じて棚を稼働させていき、じっくりと遊びこめる環境づくりをおこなった。

言葉

朝の会をやる前に、子どもたちが絵本をより集中できるよう、「ペンギンマークの百貨店」「わにの家族」など、手遊びや歌を歌ってから読むようにした。お話をしたり、歌うことが好きな子が多いため、季節に合った歌や手遊びをたくさん活動に取り入れ、言葉の響きやリズムの楽しさを味わえるようにする。

表現

5月制作では、子どもの好きな歌「かたつむり」の制作をした。絵具を準備し、顔はシールに目を書き、胴体は絵の具で滲み絵で作っていく。しっぽや足をつけるときには、「色が染みてくたのしい!」嬉しそうに滲み絵をする姿が見られた。最後にシールをつける時には、たくさんの色をいっぱいつける子やワンポイントでつける子など、一人一人の個性がよく表れていた。今後も季節に合った楽しい制作を考えていく。

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2歳ちゅーりっぷ組2024年度5月のまとめ

健康

気温・湿度の変化にあわせて、半袖から長袖に着替えて体温調節をしやすいように過ごす。また新しい環境に慣れてきたことから保育士等の声掛けでトイレに向かう子も増え、「おしっこでた」と伝えたり、便座に座ってみることに挑戦したりと一緒に挑戦する中で喜びを共有する。

人間関係

友だちまたは保育士等との関わりが増えてきたことから、友だちの靴下を「どうぞ」と届けてくれたり、靴を履くのを手伝ってくれたり助け合う姿が見られるようになる。友だちとの遊びの関わりの中で保育士等と一緒に「いれて」「これ、かして」と伝えていく中で徐々に自分の言葉で伝えられるようになってくる。

環境

公園で見つけた梅の実が以前散歩に向かった際は緑色だったのがオレンジ色に変化した事を「梅の実が緑色からオレンジ色になったね」と伝えると「オレンジだね」「すごいね」と季節の発見を子どもたちと共有する。また、公園の葉っぱをめくってダンゴムシを見つけて触れてみたり虫探しを楽しむ姿も見られる。

言葉

友だち・保育士等との関わりが増えてきて遊びに誘う際も「おままごとしようよ」「一緒におやまつくろうよ」と具体的に伝える姿が見られるようになる。散歩に向かう準備の際には「きょうは○○こうえんいくんだよね」「ダンゴムシいるかな」と期待を膨らませている。

表現

ブロック遊びで「でんしゃつくったの」「しんかんせん」とブロックを上手につなげて自分だけの電車や新幹線を表現している。制作では、イチゴの制作をする。自分の好きなところにシールを貼ってそれぞれのイチゴの種を表現する。…

1歳もも組2024年度5月のまとめ

健康

生活に慣れてきて、外で体を動かすことが楽しくなり、子どもたちから「早く外に行きたい」とアピールすることが増えてきた。身の回りのことはまだ援助は必要だが、自分の靴下や帽子をとり、身につけようとする姿がある。できると達成感を味わい、喜んでいる。鼻水が出ている子が多かったが、中旬から月末にかけて落ち着き、元気に登園できている。食事や午睡も安心してしっかりとれるようになってきた。暑い日が続いているので、水分補給をこまめにし、健康管理に注意していく。

人間関係

担任、フリーの保育者に慣れ、一緒に遊ぶことを楽しんでいる。担任が出勤すると笑顔で駆け寄るなど、関わりが深くなっていることが分かってきている様子がある。また、友だち同士の関わりが増えおもちゃや場所の取り合いでトラブルもあるが、一緒の空間にいることを楽しみ、物の貸し借りをして喜び合うなど、微笑ましい場面が多くなってきた。なるべく見守り、必要に応じて仲立ちすること、共に遊び、楽しさを一緒に味わえるようにすることを心掛けている。

環境

散歩では行き先を増やして、歩くことを楽しみ、長い時間歩ける子が増えてきた。自分から「歩く!」と保育者に伝える姿も多くなってきた。また、友だち同士で手を繋ぐことが嬉しくなり「てって」と言いながら笑いあって歩いている。散歩先では、たんぽぽの綿毛を不思議そうに見たり、葉っぱを集めたりと自然と触れ合う場面が多かった。
低月齢児の子どもたちも午前中に眠くなることが減り、公園まで生きのびのび体を動かしながら探索活動を楽しむようになってきた。転倒が減り、自分で歩けることを喜んでいる。活動範囲が広くなってきたので、人数点呼をこまめにし、安全に留意している。

言葉

言葉で伝えようとする場面があり、「○○あった」など二語文で伝えることも増える。自分の名前が言えるようになったり、友だちの名前が言えるようになり、保育者と一緒に名前を呼び合って楽しむようになる。歌の歌詞がはっきりしてきて、より歌うことが楽しくなっている様子が見られる。紙芝居に合わせて返事をし、楽しい場面や興味を持った場面でより発声や発語が見られる。低月齢児の子どもたちも保育者の言っていることが分かったり、「ばいばい」言いながら手を振ったり、言葉でのコミュニケーションをとろうとしている。

表現

クレヨンでのお絵描きを楽しんだ。色選びなども自分で行い、初めてだったが全員が自分から「やる」とアピールして意欲的だった。点々で描く子、何色も重ねる子、線を横に往復させる子など様々な個性が見られた。体操やうたがより好きになってきて、曲が流れると興味のある子たちが自然に集まり、身体を動かしている。…

0歳たんぽぽ組2024年度5月のまとめ

健康

日によって気温の変化が激しく、また1ヶ月が経ち疲れからか、鼻水や咳が出たり発熱して早退するなど体調を崩す子が多かった。「お鼻を拭こうね」と言って、こまめに鼻水をぬぐい、「スッキリしたね」と声かけを行っていった。ハイハイやつたい歩きで移動したり、活発に動くようになってきた分、室内外で転倒しそうな場面も多く見られたことから、職員間で声を掛け合い十分に注意をして見守るようにした。またゆるい便が続きお尻がかぶれている子は、水で流して薬を塗ってケアをした。

人間関係

友だちが登園すると、友だちの方を見たり指さしをして関心を持つ姿が見られた。また絵本を開いている子がいると、同じように絵本を手に取り開くというように、友達に意識を向けて同じ遊びをする様子も見られた。散歩のときに4人乗りのベビーカーに向き合って座ると、お互いに手を伸ばして触ろうとしたり、「あーあー」「うーうー」と喃語で会話をするような姿が出てきた。

環境

一人歩きやハイハイで移動してつかまり立ちをし、棚にある玩具を手にしたり、近くにある玩具に手を伸ばしたりして遊ぶ様子が見られた。常に見える場所に、子どもが興味を持ったり好きな玩具を配置したり、時には風船やマットを用意して遊ぶなど室内環境を整えた。周りへの関心をもつようになったことで、同じ玩具を引っ張って取り合う姿も見られたため、同じ玩具を何個か用意するようにした。また腹ばいやハイハイで移動して目的のものを手にすることができた時の表情は喜びに満ちていた。

言葉

楽しい時や機嫌のよい時には「あーあー」「きゃっきゃっ」と表情豊かに喃語を発して笑い、眠たい時やお腹がすいた時には「ぎゃーぎゃー」「ゔ―ゔ―」と大きな声で全身で訴える姿が見られた。その都度、「うれしいね」「たのしいね」「眠たいのね」「お腹がすいたのね」と子どもの思いをくみ取り言葉にして、思いに寄り添うようにした。

表現

音の出る玩具で遊ぶことを楽しみ、手で持って振ったり、ボタンを叩いて音を出して遊んでいる姿が見られた。音楽が流れると手を叩いたり体を揺らしたりして喜んでいた。制作では足に絵の具をつけて足形をとり、足形をはらぺこあおむしの体に見立てて作って飾った。足に絵の具をつけると、不思議そうに見つめ、足の指を動かしてみたり触ろうとする姿や自分から絵の具に手を伸ばす子もいた。…

5歳ひまわり組2024年度4月のまとめ

・健康

大きな感染症が流行ることなかったが、季節の変わり目ということもあり、体調を崩す様子も見られた。4月中でも気温差が激しい日々が続いているので、衣服で体温調節できるように家庭と連携して見守っていく。進級を心から喜び、期待を持ち生活する姿が見られた。

・人間関係

4歳の3月から続けてきた「やさしさの木」を通して、自分が優しい気持ちを持ち、接したときや、他児が優しくしてくれた時に「優しくしてくれてありがとう」と声をかける様子が多く見られた。また、プライベートゾーンについて子どもたちに話をし、その後、4グループに分かれ、グループワークを行った。例文を読み、「こんな時どうする?」と少人数で話し合いをすると、「知っている人でもみせちゃダメだよね」と意見を言い合う姿が見られた。

・環境

はさみやペン・のり・じょうぎといった制作道具を一つのお片付けBOXに収納するようにする。子どもたちが制作しやすく、また片付けしやすい流れに変えたことで、集中し制作する姿が見られた。また、お着替えの際には男女がわかれ、着替えができるようにパーテーションを室内に設置する。環境を整え、子どもたち自身でプライベートゾーンを意識できるようにしていく。

・言葉

おはなしの会の前に、「先生が来たらなんていう?」と子どもたちに聞くと、「よろしくお願いします!っていう」と答える姿が見られ、その後、「こんな時なんていう?」と何個か例文を出すと、「こんにちはかな?」と答える姿が見られた。今後も子どもたちが状況を見て言葉を選べるように、活動を通して学べるように声をかけていく。

・表現

一年間を通して「ひまわりプロジェクト」ということで世界の国々ついて学ぶ。手作りパスポートに自分で署名をし、始まった4月は「日本」について学ぶ。米研ぎクッキングを通して、日本の主食の「米」について知り、その後、日本伝統の衣装の「浴衣・甚平」に触れる。着てみると、「なんか涼しそうだね」と素材の違いに気づく姿が見られた。…

4歳ゆり組2024年度4月のまとめ

健康

春になり暑い日が増えた。戸外で遊ぶ際は水分補給をするよう声をかけたり、お茶を自分で飲めるようコップとお茶を用意したりした。また、長袖か半袖か子どもたちが選びきれるよう声掛けをしていった。着替えの際「今日は暑いから半袖にする」と自ら服装を考え着替える姿も見られた。

人間関係

ゆり組に1人新入園児が入った。初めは緊張した様子で他児の遊びを見ていたが。日が経つにつれ一緒に遊ぶ姿が多くみられるようになった。子ども同士名前をすぐ覚え、わからない子がいると教えている場面もあった。4月半ばには皆、緊張することなく仲よく遊んでいた。

環境

進級しゆり組での生活がスタートした。担任が去年と一緒なこともあり、緊張することなくのびのびと遊んでいた。また新しい玩具や、環境に興味を示し、机上遊びや、ブロックおままごとなど好きな遊びを見つけ集中して遊んでいた。

言葉

トラブルが起きた際、保育士が常に仲裁に入るのではなく。「○〇と伝えてみたら?」と子ども同士で伝えあい解決できるような言葉かけを行っていった。今まで通り大きなトラブルは保育士が仲裁に入っていくが、子どもたちの声掛けで収まるときも多く出てきた。また、保育士のように「○〇って言ったら?」と子ども同士で話している姿も見られるようになった。

表現

5月のこいのぼり制作では、3種類3色のスタンプから好きなものを選び、鯉型の画用紙に好きなように押していった。裏側は折り紙をハサミで切り鱗を見立てて張った。やり方を聞くと、最後まで自分の好きなように作る姿が見られた。完成するとホールには様々な模様の鯉が飾られ、友だちや自分の作品を眺めていた。…

3歳すみれ組2024年度4月のまとめ

健康

進級したことに大きな期待と少しの不安がみられた。朝の受け入れや生活の説目で泣いてしまったり、不安から保育士等に「手をつないで」と伝えてきていた。担任間で連携をとり、そばで寄り添えるようにすることで笑顔が増え、遊びに夢中になる時間が増えていった。
毎日に生活の流れを同じにして繰り返すことで、見通しをもてるようにした。進んで行動したり、身の回りのことを意欲的に行う姿がみられるようになった。
食事の面では食べ物のクイズや絵本を読むことで、食に興味を示すようになった。「先生の大好きなニンジンあるよ。」「タマネギ、甘いかな?」と話をし、食べてみようする姿があった。

人間関係

新しい子が3名入園した。少しずつ名前を覚えていき、一緒に遊ぶ姿が見られるようになる。また気の合う友だちを誘う姿や一緒にごっこ遊びや電車ごっこをするなど友だち同士で遊ぶ姿が多く見られる。その中で自分の思いが通らない時にはケンカとなり、言い争いや手が出ることがある。思いを汲み取り共感する声掛けや相手の思いや状況に気が付けるように仲立ちした。

環境

散歩では新高円寺公園やにしはら公園へ行く。タンポポの綿毛を飛ばそうとしたりツツジの匂いをかいだりする姿がある。「赤いツツジは小さいね。こっちのピンクのツツジは大きいね。」と大きさや色の違いに気づき、口にする子もいる。またテントウムシや大きなミミズを見つけたり、アリの働く様子を観察したりと興味のあるものを見つけては、春の自然に触れている。

言葉

友だち同士での会話が盛んにおこなわれている。「私は赤ちゃんね。○○ちゃんママ、お腹すいちゃった」「こっちにもあるよ。」「ありがとう」言葉での微笑ましいやり取りがある。しかし思いがぶつかり合う中では「大きらい」「もう遊ばない」と気持ちが悲しくなる言葉も出てくる。「それは聞いていて、先生は悲しな」「○○ちゃんはこうしたかったのかな?」「こうしてほしいって言えるかな?」と仲立ちしている。一部の子ども同士のやり取りの中でも「それは悲しいよ」「どうしたいの?」というやり取りが聞こえてくるようになった。友だちへの伝え方を生活や遊びの中で、一緒に考えていく。

表現

こいのぼりの制作をした。花びらをウロコにしてノリで貼った。「この色、きれい」「私はピンクにする」と花びらを選び、並べ方にも個性が出ていた。活動の合間に『こいのぼり』歌を歌ったり、子どもの日の話をした。子どもの日の会では、クイズを楽しんだり大きな声で歌を歌い、行事を楽しんでいた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度4月のまとめ

健康

新入園児も進級児も初めて口にする素材や調理方法の食べ物にも次第になじんできている。食事をとる時に、「初めての味だけど、さっぱりしていて食べやすいよ」「トロトロに煮込んであるから美味しいよ」といった心地よい気持ちを伴う言葉を保育士からかけられることによって、子どもにもそうした感覚が育ってきている。子どもたちは食事の時間を楽しく過ごして穏やかでくつろいだ雰囲気のもと一緒に楽しむ経験は、子どもたちに安心をもたらしている。

人間関係

新しいクラスに進級して、集団で共に過ごす生活の場で、それぞれ異なる個性を持ったほかの子どもに接することとなる。子どもが友だちと関わって様々に心を動かす時に、その出来事を通して感じたことや、考えて物事を共有し、友だちの特性や多様性に気づく、また、人には違いがあるということを子どもが実体験で感じ取っている。子どもたちは、日々遊びを通して自分とは異なる思いや感情を持った他の友だちの存在に気付いてくれている。

環境

積み木を重ねて高くしたり、横に並べて四角い囲いを作ったりするなど、興味を持った玩具を自分なりの目的や方法でいろいろと工夫しながら扱って楽しむ姿が見られる。保育士が一緒に遊ぶと積み木を塔に見立てたり「ここが駅だよ!」と言いながら別の積み木を「電車が出発します」と床の上で動かしたりイメージを用いた遊びを盛んにしていた。

言葉

言葉の発達に伴って、保育園で日常的に交わされる朝の挨拶の「おはよう」帰りの挨拶「バイバイ~またね!」食事の挨拶「いただきます!」物を借りたり、ありがとう等のお礼の挨拶などが徐々にでき、友達や保育士等と交わすことによって相手と心を通わせることがができ、共に過ごす生活が心地よいものになってきている。

表現

保育士がわらべ歌や耳になじみやすい音の響きやゆったりとした手遊びに安らぎを感じて聞き入ってくれる。「むすんでひらいて」や「ずいずいずっころばし」が大好きです。また「はじまるよ!はじまるよ!」と手遊びが始まる前歌を歌うと自然と集まるようになってきている。興味を持つようになる中で、子どもも保育士の歌や動きに合わせて身体を動かしたり、一緒に歌おうとしたりする。
そうして自然と歌や動作などを覚えて、心が解き放されている時や、絵本や散歩で見かけた風景や動物などの歌のイメージと重なっている時に、自ら口ずさむこともある。…