3歳すみれ組まとめ・指導計画バックナンバー

3歳すみれ組2025年度6月のまとめ

健康

気温・湿度共に高く熱中症の危険を伴う天候が続く。子どもたちが「お茶下さい」と伝えてくれる時と活動の節目に保育士等が子どもの人数分のお茶を用意するなどこまめな水分補給に努め、人数確認と共に子どもの顔色をチェックして子ども1人1人の健康状態を職員全体で確認する。散歩やプールの際は身体全身を使って友だち、保育士等と一緒に遊ぶ。

言葉

友だち同士の遊びの関わりの中で保育士等が子どもたちと一緒に気持ちを言葉で伝えていく中で、「これおわったらかしてあげるのはどう?」「アイスつくったらかして」と子だもたちでどうしたら良いかを言葉を通して解決する姿が見られるようになってくる。保育士等と休みの日何をしたかを話してくれる際にも「まず○○にのって○○までいって、ご飯はおにぎりとトマト食べたんだ」と具体的に伝えてくれる姿が見られるようになる。

人間関係

4歳や5歳と一緒に散歩をしていく機会を多く設けていく。友だちと一緒だとふざけてしまう事もあったが、年上の子と手をつなぐと少し緊張した面持ちではあるがしっかりと公園まで散歩に向かう姿が見られた。また、4・5歳の鬼ごっこやかくれんぼに参加する事でルールのある遊びを年上の子に教えてもらいながら楽しむ。

環境

子どもたちが自分で遊びを見つけて友だちと遊びの方法をたくさん見つけられるように保育室のおもちゃ、配置を担任同士で相談して変えていく。保育室の環境を変えていくことで子どもたち同士集まって遊びを見つけ、片付けも協力して最後までする姿が見られるようになる。植栽できゅうりとへちま、朝顔がそれぞれ芽を出したり、花が咲いているのを見て「おおきくなーれ」とみんなで観察をして生長を共感する。

表現

七夕の制作で紙皿を使った飾りの制作を行う。クレヨンを使ってママ・パパの顔を描いたり、好きな食べ物の絵を描いたりそれぞれ自分だけの特別な七夕飾りを制作する。「せんせいにもみせてあげるね」と自分で作った制作を自信持って見せれくれる姿も見られる。
プール活動前の体操で「ペンギンのプール体操」をする。ペンギンになりきって羽をパタパタしたり一人一人可愛らしいペンギンを全身で表現する…

2歳ちゅうりっぷ組2025年度6月のまとめ

健康

梅雨に入り、気温・湿度が高くなり、暑い日にはシャワーをして梅雨時期でも快適に過ごしている。「気持ちいい」と汗を流した気持ちよさを保育士等に伝える子どもの姿も見られる。トイレに興味を持ち、便座に座ろうとする子どもの姿が見られる。排尿ができると「おしっこでた」と嬉しそうに喜ぶ子どもの姿が見られる。パンツに興味を持ち、オムツからパンツに移行する子どもも増えてきた。お漏らししてしまっても「パンツがいい」と諦めずパンツに慣れようとする子どもの姿もある。

人間関係

梅雨や高温の続く日が増え、室内で過ごすことが増えてきた分、友達同士のトラブルが多くなってきた。トラブルが起きた際はまず、双方の気持ちを受け止め、自分の気持ちを表現すること、また、相手の気持ちも知るということも伝えて仲立ちしていく。また、「ごめんね」と謝ることの大切さも伝えていく。水遊びや制作などで友達同士で「楽しいね」「気持ちいいね」と共に活動を楽しむ様子がある。嬉しそうに話す子どもたちの表情がにこやかで見ていてとてもほっとする。

環境

水に興味を持ち、水遊びを楽しんでいる。タライの中に手を入れ、水しぶきをたてて気持ちよさそうにしていたり、スコップやじょうろで水をすくったり出したりと水の流れる瞬間をじっと眺める子どもの姿もある。夏野菜に興味を示し、意欲的に水やりを行う子どもの姿が見られる。「これなあに?」「これは?」など興味津々で夏野菜を知ろうとする子どもの姿や実がなっている夏野菜に気付き「トマトだ」「枝豆だ」と夏野菜の生長を共に喜ぶ子どもの姿が見られる。

言葉

梅雨に入り、雨が増えたことや、気温が上がり始めたことに気付き、「雨降ってる」「暑い」と季節の変化を言葉にして表現する姿がある。水の感触に触れると「冷たい」「気持ちいい」と水の感触を言葉にしながら水遊びを楽しむ子どもの姿がある。玩具を取られそうになった時や自分がされて嫌なことがあると、「嫌だ」「やめて」と言葉にすることが少しずつ増えてきた。

表現

かたつむり制作や傘・雲・雨の制作活動を通して、梅雨の自然や気候を表現する子どもの姿が見られる。かたつむりの模様を丸シールやクレパスで表現し、大きな丸シールを均等に並べて貼る子どもや大きい丸シールと小さい丸シールを重ね合わせて貼る子どももいて、子どもたちひとりひとりの個性の溢れるかたつむりを制作することができた。「あめふりくまのこ」「かたつむり」などの季節の歌を歌い、手をグーとチョキの形にしてかたつむりを手で表現する子どもの姿も見られた。…

1歳もも組2025年度6月のまとめ

健康

気温の高い日が続き、戸外遊びは子どもの様子を見ながら無理なく行った。散歩に行ける気温の時は、近所の公園や商店街まで足を伸ばし、交代で手を繋いで歩いた。歩きたい意欲が高まってきて、保育者や友達と手をつないで嬉しそうに散歩を楽しんでいる。疲れたら休息をとり、シャワーで汗を流すようにして、蒸し暑い季節も楽しく体を使った遊びを楽しめるように心掛けた。

人間関係

友達に親しみを持つようになり、同じ遊びをしたがったり、名前を呼んで一緒に遊ぼうとしている。自我の拡大により、お互いの思いがぶつかり、玩具や場所の取り合いになることも多い。「〇〇したかったのね」と気持ちを受け止めていると落ち着き、気持ちを切り替えて次の遊びへと向かえている。友達の洋服や好きな玩具や絵本を分かっていて「どうぞ」と渡すこともある。

環境

雨の降る日には、「あめ」「かさ」と言いながら外に出たそうにする。雨が上がった翌日には、みんなで泥遊びを楽しんだ。裸足でそうっと水たまりに入って、泥の感触を楽しんだり、ジャンプで飛び込んだりして、皆で水しぶきをあげて喜んでいた。保育者と一緒にシャベルで泥をすくってバケツに入れ、ぐるぐるとかき混ぜたり、「おもいね」といって泥の入ったバケツを持ち上げようとする子もいた。

言葉

語彙が増え、言葉の理解が進んでいる。お名前呼びをすると、「はーい」と返事をしたり、保育者の顔をじっと見つめたりして、どの子も自分の名前を呼ばれるのを待っている様子がある。お気に入りの絵本が出てきて、繰り返しのリズムや破裂音を保育者と一緒に口ずさみ、「おしまい。もういっかい!」と繰り返し楽しんでいる。

表現

手遊びや歌がみんな大好きで、曲が流れると全身を揺らして楽しむ子、ジャンプをする子、歌を口ずさむ子など、それぞれに音楽を楽しむ様子がある。「バナナのおやこ」の曲が好きで、「バナナ」と毎日のようにリクエストがあり、保育者と一緒に歌いながらカードシアターを楽しんだ週もあった。…

0歳たんぽぽ組2025年度6月のまとめ

健康

咳や鼻水、発熱が見られ休む子が数名いた。引き続き一人一人丁寧に健康観察をし、体調の変化に留意した。また、気温が上がって汗をかきやすくなり、汗疹が見られるようになってきたので、気温や湿度に合わせて衣服の調節を行い、汗をかいた際には沐浴や清拭をして気持ちよく過ごせるようにしていった。
食事は初期食2名、中期食1名、後期食2名となる。食事への意欲がある子が多く、保育士等が準備を始めるとじっと見たり、声をあげてアピールしたりする。ほとんどの子どもがよく食べ、完食することが増えてきた。ミルクのみの子も友だちが食べている様子を見ながら、モグモグと口を動かして食べたい気持ちをアピールしている。咀嚼や嚥下の具合をみて、栄養士・家庭と連携しながら個々に離乳を進めていくようにする。

人間関係

園での生活や担任に慣れ、安心した表情や笑顔を見せて過ごす。時々人見知りをするが、友だちや友だちの保護者に興味を示して近寄っていく姿も見られる。また、友だちと一緒の玩具に触れて遊ぶのを楽しんだり、保育士等との触れ合いで歓声をあげ、手足を動かしたりして喜んでいる。引き続き、生理的欲求を満たし一人一人の気持ちに寄り添いながら、安心して過ごせるようにしていく。

環境

腹這い、這い這い、伝い歩きなどで伸び伸びと身体を動かし、行動範囲や興味の幅が広がっている。動きが活発になり、高い場所に登れるようになったり、物を押したり持ち上げたりするようにもなった為、目を離さなさずに安全に活動できるようにしている。
室内での活動では、マットと台で緩やかな傾斜の山を作ったり、ボールプールなどを設置したりして全身を使って遊べるように工夫した。また、初めての水遊びでは、水を怖がる子はいなく全員がタライの水やジョーロから流れる水に触れて喜ぶ姿が見られた。

言葉

名前を呼ぶと振り返り、自分の名前を言葉で認識できる子どもが増えてきた。また、遊びながら「あーっ!あーっ!」「うーっ」などの喃語がたくさん出るようになった。絵本の読み聞かせや歌を歌ったり、手遊びをすると嬉しそうに声を出したり、両手を振ったり体を揺らしてリズムを取る姿も見られた。子どもの発する言葉や喃語に丁寧に応え、思いを受け止めながらやり取りを大切にしていく。

表現

音楽や保育士等の手遊び歌に合わせて、両手を振ったり体を揺らしたりしている。また、お気に入りの玩具を壁や棚に打ち付けて音を出すのを楽しむ子もいて、個々での表現が豊かになってきている。七夕の制作では足形を取り、彦星と織姫の体に見立てて作品を作った。何度か手形や足形をとった経験があるので足に絵の具をつけると不思議そうに見たり、嬉しそう笑ったりする姿があった。…

5歳ひまわり組2025年度5月のまとめ

健康

手洗いうがい指導では、自分の手をクリームとUVライトを使ってどれだけきれいに洗えているかを確認した。手洗い指導で特に爪のところが洗いずらいということを間近で見ることができたのでとてもいい機会になった。手洗いうがい指導が終わった後も習った通りの洗い方できれいに洗っている姿が見られた。

言葉

気持を伝えたいのにうまく言えずに涙する姿もあるが、保育士等や友達とのかかわりを通して、「言葉で伝える」ことの大切さや方法を学び、少しずつ自信をもって表現できるようになってきている。

人間関係

氷鬼やボーリングなどのルールのある遊びを通して、友だちと協力したり順番を守ったりする経験を重ね、初めはうまくいかなくても、何度もやっていく中で、関わり方を学び合っている姿が見られる。

環境

外遊びの中で草花や虫に親しみを持ち、「これ何の虫?」「なんでこんな動きするの?」と興味をもって観察する姿が見られる。身の回りの自然に触れながら気づいたことを友だちと話し合ったり調べたりする中で、探求心が育っている。また、カタツムリが卵を食べた後、「白いウンチ出てる」と言って毎日興味をもって観察している。

表現

ごっこ遊びの中で、役になりきって話や動きを考えながら表現を楽しんでいる。友だちと場面を共有する中で、自分の考えを出しながら、相手のアイディアにも耳を傾ける姿が見られる。…

4歳ゆり組2025年度5月のまとめ

健康

看護師と一緒に手洗い指導をした。手洗いチェッカーを使い、洗った後にどのくらい汚れが残っているかを可視化した。ものすごく汚れている子はいなかったが、ある程度洗い残しはあった。改めて、手洗いのやり方を知ると、指導が終わった後も丁寧に行うようになった。

環境

単体で遊べる玩具だけではなく、ブロックやパックスなど自分で自由に作り遊べる玩具を増やしていった。説明書を見ながら電車や観覧車を作る子や、自分で考えた作品を作る子など様々な様子が見られた。また保育士等が見本を作ると、同じように作り遊ぶ子もいた。これからも成長に合った玩具を増やしていきながら空きが来ないよう楽しく遊べるように環境を作っていく。

言葉

「バカ」「あほ」など良くない言葉を聞く機会が増えた。朝の会や帰りの会で、なぜそのような言葉を使うと良くないのか、意味も含めて伝えていった。子どもたちにどう思うか問いかけると「悲しい」「嫌な気持ち」と言っていた。聞いてうれしい言葉も増えているが、意味もよくわからず使うところも含めて良くない言葉を使う子が増えてきているので、近いうちに「ちくちく・ふわふわ言葉」を考える時間を作っていく。

人間関係

5月の下旬にひまわり組と一緒に蚕糸の森公園へ遠足をした。仲良しグループでひまわり組と手をつなぎ歩いた。見つけたものを共有しあったり、お弁当や公園の話、好きなものの話などをしたりする姿も見られた。自由遊びの時間も一緒に魚を見たり、木の実を探したりして遊んでいた。

表現

GWの思い出を経験画として描いた。クレヨンを使い画用紙に「公園で遊んだとこ」「遊園地に行ったこと」「ご飯を食べたこと」など思い出しながら描いていた。保育士等が聞くと、一つ一つ何を描いたかを嬉しそうに説明していた。飾ると友だちの描いた絵も興味津々に見ていた。…

3歳すみれ組2025年度5月のまとめ

健康

ゴールデンウィーク明けは寒暖差の為、体調を崩す子がいた。園での様子を注意深く見ていくようにした。外から帰ったら手洗い。水道場に保育士がつき「上手に洗えたね」とか「まだ、泥んこが残っているから、もう少し泡をつけて洗ってみようね」と声をかける。真剣に手を洗う子どもたち。「これでもうバイキンはいないよね」とニッコリと話す。

人間関係

ブロックを使って車や電車を作ったり、おままごとで卵焼きやハンバーガーを作ったりしている姿が見られた。公園では虫探しが大人気でダンゴ虫やカメムシ、そして、みみずを見つけ「見て、たくさんいたよ」と嬉しそうに話す。友だちが嬉しそうに話しているのを見て、「私も見てみたいな」と近くに来る。楽しいことを共有する姿に成長を感じた。

環境

クレヨンを使っての塗り絵を楽しむ子が多い。ケーキや魚など塗り絵の種類を増やした。クレヨンを選びやすいように、それぞれの色を色分けできるようケースを作った。子どもたちからの反応はよく、「先生、クレヨン取りやすいね」とか「ピンクはこの箱に入れるね」と楽しみながら片付ける。同様におままごとの食品も、食品ごとにケースに入れ分かりやすくした。

言葉

朝の会で「すみれ組のみなさん、おはようございます!」と言うと「おはようございます!」と元気よく挨拶する。一人一人の名前を呼ぶと「はい」と返事をしたり、ニコッとしながら手をあげて担任を見たりする。友だちの話しをよく聞いていて、分からないことがあると「○○ちゃん、これはどういうことなの?」と尋ねる。言葉を交わす心地よさや大切さを学んでいると感じる。

表現

デカルコマニーを用いてサクランボの製作をする。画用紙を半分に折り、半分にピンクや赤の絵具を筆で付ける。塗り終わり画用紙を半分に折りトントンと軽く叩くと、もう半分の画用紙にも色が付いている。子どもたちは「えっ、何で?」と少し驚いた表情を見せる。「不思議だね」と声をかけると「うん、すごい」と話す。イキイキとしたサクランボが出来上がった。…

2歳ちゅーりっぷ組2025年度5月のまとめ

健康

晴れた日には戸外でたくさん体を動かして遊ぶ。園庭では鉄棒や登り棒に興味を持ち、挑戦する姿が見られる。散歩の時には友だちと手を繋いで歩くことに慣れてきて、少しずつ遠い公園に行けるようになる。着替えの時には自分でやりたい気持ちが強くなり、頑張る姿が増える。少しだけ手伝いながら、自分でできたという気持ちに大切に寄り添っていく。

人間関係

友だちとの関わりが増えてきて、散歩の時に自分から「手を繋ごう」と誘いかけたり、名前を呼んで遊びに誘ったりする姿が見られる。関わりが増えてきた分、自分と相手の気持ちが行き違うことも出てきている。双方の気持ちを受け止め、相手にも思いがあることを知らせ仲立ちしていく。

環境

戸外ではダンゴムシ探しに夢中になっている子どもたちが複数いる。毎日「ダンゴムシ探そう」と誘い合い、見つけたダンゴムシを保育士等に見せてくれる。保育士等が「ダンゴムシ」の絵本やお話しを読み聞かせると、「見たことあるよ」と目を輝かせながら聴いている。夏野菜を植え、楽しんで水やりをしている。花の色や葉の生長具合に興味を持つ姿が見られる。

言葉

保育士等の言葉掛けに「やだ」と答える場面が多く見られる。順を追って説明すると理解し「いいよ」と言ってくれる。言葉の理解度が上がっていると感じる。「~だから、~したい(したくない)」と原因や理由を入れて話す姿も増えている。「貸して」「入れて」「やめて」などの言葉が咄嗟に出てこず、手が出てしまうこともまだ多いので、場面に合った表現を知らせている。泣いている友だちがいると「だいじょうぶ」「どうしたの」と友達を気遣う言葉をかける姿があり、優しい気持ちが育っている。

表現

手遊びやわらべうたなどを保育士等と一緒に楽しむ姿があった。手をグー、チョキ、パーの形にしながら遊ぶ手遊びでは、初めはなかなかチョキをつくれなかったが、回数を重ねると少しずつつくれるようになってきた。また、数字の出てくる手遊びでは一緒に数を数えながら楽しんでいる。遊んでいる時に「ちゅうりっぷ」や「ハッピーバースデー」の歌を子どもたちだけで歌っていることがあり、とても微笑ましい。…

1歳もも組2025年度5月のまとめ

健康

5月のすがすがしい晴れには戸外でたくさん体を動かして遊ぶ。寒暖差のある季節でもあるので、咳や鼻水が出る子どもが多く見られた。活動は休息や水分補給をこまめにとりながら子どもの様子を見て無理せず楽しめるようにした。

人間関係

散歩車に数人で仲良く乗ったり、保育者等と手を繋いで歩き、商店街に散歩に行くとお店屋さんや近所の方が笑顔で手を振ってくれると子ども達も手を振り、大人の真似をして頭を下げて挨拶をして交流を楽しんでいた。

環境

幼児クラスの子どもが園庭でダンゴ虫を見つけて見せてくれると「なんだろう?」と不思議そうな顔の子どもたち。少しずつ生き物に興味、関心が持てるようになってきた。新緑の季節に公園や花壇には色とりどりの花が咲き子どもたちも、見る、触るなどの経験を通して様々なものに興味をふくらませている姿が見られた。

言葉

楽しい給食の時間には「おいしい」「おかわり」「おちゃ」「ちょうだい」などの言葉が聞こえてくる。言葉と共に身振り手振りを使って気持ちを伝えようとする姿が見られた。言葉のやりとりをたくさん経験できるように子どもの言葉にひと言添えたり、伝えたいことを受け止めて保育士等が代弁して会話する楽しさを味わっていた。

表現

指スタンプでイチゴ製作を行った。小さな子どもたちの指に絵の具をつけ何度もペタペタ。指スタンプでそれぞれ個性的なかわいいイチゴの模様ができあがった。手遊びは『♪とんとんとんとんアンパンマン』が大好きで保育士や友だちと一緒に真似をし、最後の「♪ワンワンワンワン、僕チーズワン!」の所では笑い声が聞こえてくるほど楽しんでいた。…

0歳たんぽぽ組2025年度5月のまとめ

健康

5月GW明け、子どもたちは色々な場所へ遊びに出かけていたが、休息や生活リズムを整えて、病気や怪我をすることなく登園してきた。ただ鼻水や咳の出ている子どもは多くいたので一日を通して体調の変化を見るようにした。後半は、熱が出て休む子もいたので下痢の有無や水分不足にならないように気をつけていった。乳児は一日の体調も変わりやすいので各家庭とも連携を取り留意していった。

人間関係

保護者が復帰して、忙しそうにしていると子どもにも伝わり子ども達も関わりが活発になってくる。友だちが使っている玩具が気になり興味を示したり、無理やり奪い取ってしまったりが見られるようになった。初めての関わりでまだ言葉の出ない0歳児なので、協調性や共感性を育むために保育士が適切に関わりながら優しく声をかけていくようにした。

環境

子ども達は、4月当初はゆっくりとずり這いをしていたが、最近は机や棚につかまり立ちをしたり、1~2歩横に伝い歩きができたりしているので注意深く見守っていった。また、つまずいて転ばないように細めに玩具を片付けてずり這いや這い這いをして好奇心や探求心を育みやすいようにした。

言葉

離乳食を食べる時に、「うまうまうま」と優しく話しかけたり、「このニンジンペースト、おいしね!」などの語りかけを通して言葉への興味や関心を高めていった。子どもたちは私たち保育士等のゆったりとした口調を、じっと口元を見て静かに聞いていることが多い。また、コミュニケーションを通して言葉への発達を促すようにしていった。

表現

5月の子どもの日に、保育士等が折り紙で作った兜を作ると這い這いで近づいてきて「何作っているの?」「見せて~」と興味津々!一人ずつ小さな兜を被ると、とても可愛らしくきまっていた。まだまだ子供の日は理解できないが、初めての子どもの日の行事に触れた瞬間だった。また、かたつむり制作では、小さな手に絵の具をつけて色とりどりの手形を楽しんだ。今は小さな子ども達のこれからの健やかな成長が楽しみになってくる。…