1歳もも組まとめ・指導計画バックナンバー

1歳もも組2022年度2月のまとめ

健康

咳・鼻水が出る子が多かった。「ハナ、出た」「拭いて」と伝えてくるようになったので、ティッシュを子どもが手の届く場所に置き、自分で手に取り、拭くように促した。食事の前や散歩から帰ってきたときに、手を洗う習慣がついた。袖が濡れないように「袖をまくろうね」と声掛けをして袖をまくってあげると、次第に自分でできるようになった。給食の後は自分の布団へ行き、「お布団かけて」と横になる。体力が付いてきたので、午前の活動時間を長くしたことにより、給食をよく食べ、ぐっすり眠ることができるようになった。

人間関係

先月、幼児クラスのお店屋さんごっこに参加した後から、ごっこ遊びが盛んになった。園庭で遊んでいたところ、一人が「アイス屋さん、つくる!」と言うと、「僕も」「私も」とみんなでタイヤの上にマットを敷き、お店がいっぱいできた。お部屋では棚をカウンターにして向かい合い、「いらっしゃいませー」「ください」「はい、どうぞ」と言葉を交わしあう。生活や遊びの中で経験したことを、友だちと一緒に再現して遊ぶ姿が盛んになった。

環境

寒い日の公園で、霜柱を見つけた。「こおりだ」「冷たいねー」と言いながら手に取り、嬉しそうに話していた。しばらくすると溶け始めると「なくなっちゃった」と、残念そうにつぶやく様子が見られた。北風が強い日には「こわーい」と寒さに震えたり、ロウバイの花が咲いているのを見つけると「いい匂いだね」と、匂いを嗅ぐ姿があった。そして、梅の花びらが地面に落ちているのを見つけると、一枚ずつ摘まんで拾い、容器に集めたりお料理ごっこに使ったりした。寒い日には寒い日なりの自然に触れ、感じ、遊ぶことができた。

言葉

使っていた玩具を取られると、泣きながらも「使っていたよー!」「返してー!」と言葉で伝え、また、取ってしまった子どもに保育者が「これ、使いたかったの?」「使いたかった」「○○君が使っていたよ」とのやり取りから、玩具を返すことができるようになった。続けて、「何て言えばよかったかな?」「かしてー」「ちゃんと言えたね」と話していると、聞いていた子が「はい」と、その玩具や別の玩具を渡してくれる場面もあった。

表現

『節分の会』で豆まきを体験してから、頭の上に指を立て角に見立てて「オニだぞー」とオニの真似をするようになった。そのうち、ブロックや積み木を頭にのせ角に見立てるようになり、「オニだぞー」「きゃ~」「鬼は外~」と節分ごっこに発展した。保育者が「オニを呼んでこようか?」と声をかけると「いや、いい!」と激しく首を振る。行事を理解し、“怖かったけど楽しかった”と体験から感じてくれたことに成長を感じた。…

0歳たんぽぽ組2022年度2月のまとめ

健康

今月は、咳や鼻水の子どもが多く、中耳炎や高熱を出して休みの子どももいた。

そして、6名全員が完了食に移行し、よく嚙んで食べている。

様々な食材に興味を持ち、スプーンと手掴みの両手で食べている子も見られる。

中にはこぼさないように、左手を添えて上手に食べられる子もいる。

人間関係

友だちが、机上でお絵かきを始めると「かきかき、かきかき。」と言って一緒のテーブルでおえかきをしたがる。「一緒にお絵かきしたいの?」と聞くと、大きく頷く姿が見られる。

小さな人形をひとりの子どもが、大判のハンカチで抱っこをすると、それを見て、自分も同じように「抱っこしたい!」と人形とハンカチを持ってくる。友だちのしていることをよく見て、しっかりと自分の意思を伝えられるようになった。

環境

行動範囲が広くなり、保育室では活発過ぎて危ない時があるので、園庭に出るようにしている。園庭に出ると環境がいっぺんに様変わりし、子供たちも生き生きする。

子ども達は、早く園庭に出たくて、どの子も我先に自分の支度を手伝って欲しいとジャンパーや帽子を持って来る。その姿が可愛らしい。

表現

おっしこが出た時、子ども達は「ちっちでた。」と言葉と仕草で知らせてくる。

「おっしこ出たの?教えてくれたのね。」と言うとにこにこして、オムツを脱ごうとする。

はっきりとした語彙は出てこないが、片言で思いを伝えてくれるようになってきた。

言葉

空飛ぶ鳥を見て「上!上!」と指をさしたり、月山を登って降りるときに「おっとっと、おっとっと」と両手を上げて、走り降りたりする。又、散歩中大きな穴を見つけて「大きな穴だね!」と言うと「あな!あな!」と保育士の真似をしたりする。

色々な言葉を、耳と目でしっかり受け止めて言葉にできるようになってきた。…

5歳ひまわり組2022年度1月のまとめ

健康

年末年始の休み明け以降、就学に向けて午睡をなくした。午睡がなくなり園の生活リズムが変わったが、体力もあり眠そうにしている子はいなかった。幼児クラスで感染症が流行し、数人休む子はいたが、元気に登園できていた。給食では、今までのごはん、副菜、野菜に加えて汁もよそるようになった。子どもたちに全て任せて配膳するようになってから、食への意識も少しずつ変わり、以前よりもよく食べるようになった。来月は栄養士から栄養素についての学習を学ぶため、より自分の健康に対して意識を向けられるようにしていく。

人間関係

劇や合奏の活動で役や楽器が一緒の友だちと、普段の遊びの中でも遊ぶ機会が増えた。普段の生活の中でも、気になる子に対して注意をする姿は見られるが、劇の中では、そばで「○○だよ」とセリフや動きを教えることだけなく、役の友だちがセリフを言えるまで待ち、心の中で応援することも相手を思いやることも大切なことではないかと投げかけた。保育士が言ったことを覚えていて、そのような場面のときにはそっと教え合う姿が見られた。

環境

午睡がなくなったため、ほかのクラスが寝ている時間の過ごし方を考えて行動するように伝えた。また就学に向けての意識として、以前より子ども自身が見通しを持って自らの力で行動できるよう援助してきたが、最近は、時計を見て自分たちで次の活動の準備に気づき、行動できるようになってきた。また、現在、個人持ちのクレヨンや、園で取り入れているお金(べい)をロッカーで管理しているが、管理の仕方について具体的に知らせ、整理整頓がより意識できるようにしていく。

言葉

劇の練習をする前に、セリフを覚えられるように保育室に貼り、自分たちで見て覚える様子が見られた。本番に向け練習を進める中で、劇においてセリフは、次に言う人のことを思い聞こえるような大きな声で言うこと、自分の出番がわかるよう、ほかの人のセリフを聞き、動きをみることを伝えていった。だんだんとセリフを覚えていくと、セリフを言うとき感情をこめて言う姿も見られてきた。

表現

生活発表会では、冬のパーティーに続けて世界をテーマにし、日本の昔話から『うらしまたろう』、世界の昔話から『ブレーメンのおんがくたい』を選んで劇をした。合奏では『小さな世界』を演奏した。劇でセリフがまだ覚えていない頃は舞台に立ってセリフを言うのみだったが、覚えてくるとセリフに合わせて自分たちで動きを考えて表現していた。本番では休みの子が多く、子どもたちと話し合って代役を立てることに決め、勇気をもって手を挙げて代役をしてくれた子もいた。今回のことを通し、子どもたちがほかの人の役をよく見ていることに気づき、全員で劇を発表する機会で、より表現が豊かになるような言葉かけ、舞台作りをしていく。…

4歳ゆり組2022年度1月のまとめ

健康

ゆり組ではインフルエンザや、胃腸炎になる子もいた。園全体で体調不良になる子も多かったため、園庭に出る時の衣服の調整や、手洗いうがい等をもう一度見直し声をかけていった。手洗いの表を見ながら手を満遍なく洗う子や、しっかりとうがいをしていた。忘れている子には「うがいをするんだよ」と子どもどうしで声を掛け合う姿が見られた。

人間関係

1月のお店屋さんごっこではすみれ組も一緒に店員をした。それぞれが役割分担をし、協力して店員をしていたので、円滑にお店をすることが出来ていた。また、お客さんの時はすみれ組の子に「ベイ」の使い方を優しく教える姿も見られた。前回よりもひまわり組に頼るのではなく、自分たちがお兄さん、お姉さんとして年下の子どもたちの手本になったり、思いやりの心をもって優しくしたりしていた。

環境

年明けに保育室の棚の位置を動かし環境設定を変えた。今までよりも広々とした空間で過ごせるようにした。子どもたちも保育室の変化に気づき「広くなった!」「棚がここに来たんだね」など保育室の様子を口にし、環境が変わったことを喜んでいた。更に保育室に自由に使える空き箱を準備し、自由遊びの時間にも立体製作が楽しめるようにした。カメラや家など様々な物を作り出来たものを嬉しそうに保育士や友だちに見せていた。

言葉

朝の会で天気の話をしたとき「快晴」という言葉を使うと、子どもたちから「どういう意味?」と疑問の声が上がった。更に劇ごっこで「場面」という言葉を使った際も保育士に言葉の意味を尋ねていた。わからない言葉を保育士に尋ねるようになり、新しい言葉をどんどん吸収しようとする姿が見られた。

表現

獅子舞製作を行った際、あえて見本は作らず、子どもたちの自由な発想を大切にした。新年子どもの会でみた獅子舞を思い出しながら作る子や、王冠や様々な模様を描きオリジナリティーあふれる獅子舞を作る子どもの姿も見られた。完成すると友だち同士で頭を噛みあっていた。また、早く家に持ち帰りたい気持ちが生まれ、保育士に「いつ持って帰れるの?」と尋ねていた。…

3歳すみれ組2022年度1月のまとめ

健康

コロナウイルスは、だいぶ落ちついてきているが、3年ぶりにインフルエンザが流行した。そのため、中旬から下旬にかけて何名か発熱や席などの症状で体調が優れず、休んでしまう子が増えた。少しでも、予防や感染防止に繋がるよう次の活動の前にうがいを一日三回始めることにした。友だちと一緒に行うことで楽しさを経験している姿が見られた。子どもたちの体調管理をしていき、毎日元気に登園できるようサポートしていく。

人間関係

中旬にお店屋さんごっこがあった。幼児クラスで4つのグループに分かれる。ドーナツ屋さん、アクセサリー屋さん、麺屋さん、おにぎり屋さんなどを異年齢の友だちと一緒に力を合わせて展開していく。制作時には、出来ないときは、お兄さん、お姉さんに助けてもらいながら一緒に取り組んでいる姿が見られた。当日は、年下の友だちがお客さんとしてやってくると、「いらっしゃいませ」、「○○はいかがですか?」と大きな声を出しながらお手本になるよう取り組んでいた。また、終わった後も、「楽しかった」とたくさんの人に伝える姿が見られた。今年度中に機会があれば、このような交流を作っていく。

環境

12月の年末からお正月休みといった長期休みでは不安定な子が多く、一日の流れを忘れてしまう子が多かった。そのため、再度、思いだしていきながら、落ち着いて遊べるよう部屋の配置を従来通りに戻すと一つの遊びに持続するようになった。また、お店屋さんでの美容院遊びが大流行したため、クラスにも関連の玩具を揃えると、「いらっしゃいませ」、「どんな髪型にしますか?」要望を聞いた後、ミストやくし、はさみを使ってセットしていきドライヤーで乾かす工程を繰り返しやっている姿が見られた。これらの遊びがしばらく流行することを考え、更に必要な材料や道具を豊富に用意していく。

言葉

劇遊びに向けて、子どもたちに役の希望を一人一人に聞いていく。「何をやりたいのか?」、「どんな色がいいか?」を聞く上で、その子にあっている役がある時は理由を明確に伝えていくようにした。すると、「カラフルなライオンが良い!」や「ピンクのクマがいい!」などオリジナルなキャラクターを嬉しそうに伝える様子が見られ、その後、自分の役のお面をクレヨンで塗った。また、衣装もベストに星やハートといったワッペンを貼りつけて作り、完成すると「出来たよ!」と嬉しさをかみしめ、全員が納得いくお面と衣装を作り上げることが出来た。

表現

生活発表に向けて「もりのおふろ」を行う。配役が決まった後、役ごとに、流れや歌をゲーム感覚で教えていく。新しいことが大好きなため、楽しそうに練習をしている姿が見られた。全員で行う際、少し緊張をする子もいたが慣れてくると、入場するとき、役ごとにジャンプをする子や、手をお鼻に見立て象の真似をして出てくるなど、それぞれの子どもたちが自分の役をイメージし、一生懸命表現をしている姿が見られた。本番の大舞台でも自信をもって笑顔で表現することが出来るよう見守っていき、必要に応じながら個々にあった言葉がけをしていきたい。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度1月のまとめ

健康

戸外から帰ってくると、手洗い、着替えをする。着替えを頑張る姿がよく見られるようになった。「公園で遊んで汚れたから着替えるんだよね」と話しをしていた。洋服の袖を脱ぐのが難しいようで、保育者がそばにつき「袖の端を持つと、脱ぎやすいよ」と手を添え丁寧に伝える。袖が通ると嬉しそうに「できたよ」と話す。着替え袋を廊下のコート掛けにかけに行く。友だちのマークも覚えていた「○○ちゃんのは、ここだよ」と教えていた。

人間関係

園庭のバスマットを使って家を作る。友だちが集まってくると「いいよ、入ってね。これからご飯なんだ」と砂で作ったご飯を出す。「私はお母さんね。○○君はお父さんだね。」と役を決めていた。お父さん役の子は「ただいま、仕事に行ってきた。」と話しをする。ご飯を皆で作り「いただきます。」と輪になり楽しそうに食べる。中には腰を曲げておじいちゃん役になりきる子もいた。

環境

5歳児クラスの子どもたちと一緒にお店屋さんごっこに参加した。ペアになり手をつないでお店の会場に入る。たくさんの商品を見て、子どもたちのワクワクする気持ちが伝わってきた。ドーナツ屋さんに入り「ドーナツ美味しそう。ピンクのイチゴ味がいい。」と話していた。商品を受取り代金を払う。5歳児クラスの子どもが「お金はこれだよ。どうぞして。」と優しく伝えていた。お買い物を楽しみ、満足した表情で部屋に戻ってきた。

言葉

生活発表で披露する“はらぺこあおむし”の歌を繰り返し聞く。歌詞を覚え、楽しんで歌う。「月曜日にはリンゴを食べるんだよね。」と保育者に聞く。「そうだね、じゃあ、火曜日には何を食べるの?」と聞くと「ナシ!」と元気よく答える。子どもたちには果物の名前を伝え、出番になったら前に出てくるよう伝える。保育者と一緒に歌いながら、前に出てくる姿がとても可愛らしかった。

表現

鬼のお面製作をする。毛糸を使って鬼の髪の毛を作る。「好きな色の毛糸を選んでね。鬼の髪の毛になるからね。」と伝えると、「どの色にしようかね?」と悩む姿が見られた。画用紙に糊をつけ、子どもたちが毛糸をつける。「毛糸はフカフカしていて気持ちいいね。」と感じたことを伝えていた。クレヨンを使って鬼の目、口を描く。「鬼は怖い顔をしているけど、皆の鬼は可愛いね。」と伝えると、子どもたちは笑っていた。…

1歳もも組2022年度1月のまとめ

健康

体力が増してきたこともあり今月中旬頃から活動時間を増やした。子どもたちは寒い日でも戸外に出ることを喜び、特にかくれんぼや『おばけ』や『おに』に変身して追いかけたり追いかけられたりしながら走る遊びを好み、身体だけでなく頭も使いながら遊びこんでいた。また、散歩車なしで手を繋いで散歩先へ行けるようになった。歩ける距離も日に日に伸びてきている。

人間関係

「これなーに?」「かーしーて」「あーとーで」「いーいーよ」「ありがとう」と子どもたちなりの言葉でやり取りをしながら遊ぶことが増えてきた。気の合う子同士で一緒に遊び、人と関わる面白さを味わっていた。また、2歳児クラスへ行き異年齢交流の時間を設けると、自らちゅうりっぷ組児の近くへ行き名前を呼んだり、同じ遊びをしたりして積極的に関わろうとする姿が見られた。

環境

室内遊び中に保育者が布を用意すると子どもたちはすぐに気づき、持つ、広げる、丸める等興味をもちながら触れていた。また、ぬいぐるみにかけて布団に見立てたり、近くにいる友だちといないいないばあをしたり、保育者に「かばんにして」と要求し腕にかけてもらい歩いたり、クシュっと丸めて投げてみたり、感触を楽しみながら布1枚で様々な遊びを保育者や友だちと一緒に繰り返し楽しむ姿が見られた。

言葉

「やって!」「おかわりちょうだい」など一語文や二語文で欲求を伝えようとすることが増えてきた。自分の思いを言葉で表現しそれが相手に伝わったと感じられた時、子どもたちは安堵の表情を浮かべていた。一方「いや」「だめ」と強い感情を言葉で示すことも増えてきた。気もちを汲みとりながら一つ一つ丁寧に答えていきたい。

表現

月の製作では、節分に向けて鬼のお面を作った。鬼の絵本を読むと「おにだ」とイラストに大喜びで笑ったり指を頭の上の置き鬼になりきったりしていた。子どもたちは顔のパーツを理解し鬼の目をシールではったり髪の毛を描いたりして思い思い取り組んでいた。それぞれのパーツを貼り付けていくとだんだんと鬼の顔が出来上がり、子どもたちは完成した鬼を満足げに見ていた。…

0歳たんぽぽ組2022年度1月のまとめ

健康

1か月を通して、発熱や激しい咳込みといった風邪の症状が見られる子どもが多くいた。気温差も激しく、湿度も低い日々が続いているので、来月も適切な室温・湿度になるように努めていきたい。また、日が出ていても気温の上がらない日は室内でゆっくり過ごすようにした。衣類の着脱に意欲を持つ子どもが増え、子どもがじっくりと取り組めるように余裕を持った活動時間を心がけ、できたときは大いに褒め、達成感を味わえるようにしていく。

人間関係

お店やさんごっこや普段の園生活を通して、担任とだけではなく、他の保育者や他クラスの他児と関わる姿が見られた。お店屋さんごっこでは、初めは見慣れない環境や雰囲気に驚き、保育者の後ろに隠れ、恐る恐る見ていたが、幼児に優しく声をかけられると、手をつないだり、商品を受け取り、「ありがとう」とお辞儀をしたりと交流を楽しんでいた。また、その後、園庭遊びで「いらっしゃい、いらっしゃい」と保育者がお店屋さんごっこをすると「しゃい!しゃい!」と石を並べてごっこ遊びを楽しむ姿が見られた。

環境

高月齢の子どもの中で、色や形に興味を持つ姿が見られるようになる。玩具や散歩中の環境を見て、「あか!」「あお!」とつたえる姿が見られる。今後も日常の中で子どもたちと一緒に気づき、言葉にしていきたいと感じる。また、戸外活動中に「ゴォーーー」という音に気づき、空を見上げ、飛行機を探していた。今月で一歳になる子どもも鳥や飛行機を見つけ、指差し、保育者に教えてくれるようになっている。

言葉

一語文で思いを伝える姿は以前も見られていたが、「あっち行く」など二語文で思いを伝えようとする姿が見られるようになってきた。時には、思いが伝わらずに、保育者の手を引き、身振り手振りで思いを表現し、伝わると嬉しそうに頷いていた。また、成長し、全員に自我が芽生え、玩具の取り合いも増えてきた。保育者が互いの思いを伝え合う仲立ちを大切にしていきたい。

表現

夏から行ってきたフィンガーペインティングをよりダイナミックに行う。一回目は手や指、二回目は筆を追加し、三回目はスタンプを用意し、四回目になる今回は、それだけでなく足や腕といった体全体で行った。筆で自分の体に塗り、感触を楽しむ子ども・大きな紙にのびのびと大きな絵を描く子ども・色を混ぜて楽しむ子どもと様々な楽しみ方をしていた。…

5歳ひまわり組2022年度12月のまとめ

健康

園内で胃腸炎が流行し、クラスでも多くの感染が見られた。保育室内で嘔吐する場合もあったので、看護師の指導の元、適切な嘔吐処理の仕方や感染防止に努めた。クラスでは鉄棒で遊んでいる際、落下し骨折をした子がいたので、職員の危機意識や見方の改善と共に、子どもたちにも普段の生活や遊びの中で「この遊びの仕方は大丈夫かな」と予測や、この先の就学に向けてより危機意識を持てるよう話し合いの場を設けた。行事では冬のパーティーでのご飯のバイキングがとても楽しそうな様子が見られたため、バイキングをきっかけにクラスでも給食のお当番さんが主菜・副菜もよそるようになった。

人間関係

胃腸炎など体調不良で休む子が多く、仲の良い友だちがいない場合、そこから普段関わりが少ない友だちと遊び、相手の良さに気がつく様子が見られた。また、お当番活動では、休みの子がいることに気がつくと代わりに手伝ったり、育てているヒヤシンスの水替えをしてくれる様子が見られた。友だち同士で協力し、助け合う姿を尊重し、見逃さず褒めるように関わった。今後も優しさや助け合いを大事にするクラス作りをしていく。

環境

クラスでベイを取り入れ、年末のため大掃除があったので、保育園・クラスの必要なことを話し合い、まずは集めることを目標にした。初日から気がつくと率先してホールの雑巾がけや靴箱の掃除をしてくれる姿が見られるなど、意欲が高まっていた。もらったベイを数えて友だち同士で自慢しあったり、嬉しそうに話す様子が見られた。来月のお店屋さんごっこでは、今よりもより深く、数の仕組みを一緒に知り、両替えなども取り入れていこうと思う。

言葉

おはなし会で、詩の紹介をしてくれたので、詩とはどういうものか、言葉の美しさや響きを感じられる機会を作った。また友だちが間違ってしまったときの伝え方や教え方が強くなってしまう場面が多く見られたので、相手の思いに寄り添いながら優しく伝えられるよう言葉添えをしたり、言葉を知らせるようにした。

表現

冬のパーティーで楽器(タンバリン・トライアングル・鈴、鍵盤ハーモニカ・木琴)を使いクリスマスソングメドレーの演奏をした。最初は指導がうまくいかず焦りもあったが、相談を重ねながら楽器別ごとに練習を重ね、本番まで無事に完成することができた。本番では自信をもって参加することができ、今までで1番上手な演奏を披露することができ、子どもたちも満足した表情を見せていた。今回の楽器演奏を通し、様々な楽器に触れる機会を多く作り、来月の生活発表会でも合奏を行い、思い出に残る演奏ができるよう援助していく。…

4歳ゆり組2022年度12月のまとめ

健康

胃腸炎が流行したので、戸外活動後や食事前の手洗い・うがいの大切さを再度子どもたちに伝えた。すると自発的に手洗い・うがいを行う子どもが増え、数か月前に始めたガラガラうがいも定着し始めている。また、食事中は子どもたち同士で「黙食だよ」と声を掛け合い、落ち着いて食事をする風景が見られた。その他、給食前と午睡後の検温を取り入れ、体調の変化に気づきやすいようにした。

人間関係

お店屋さんごっこにむけて制作活動が始まった。5歳児に聞きながら、積極的にチームの一員として制作活動に取り組んでいた。また、今回は3歳児も一緒に制作活動を行っているため、お兄さん・お姉さんとして困っていることやわからないことを教える姿が見られた。更に「手伝おうか?」と優しく年下を気遣う姿も見られた。3歳児との関わりを通し、思いやりの心や責任感が育まれていると感じた。

言葉

長期の休みに入り、年内会うことができない友だちに対して「よいお年を」と言うことを伝えると、子どもたちはその言葉が持つ意味に興味を抱いていた。「来年もよいお年を過ごせますように」という願いが込められていることを伝えると、言葉の意味の理解とともに嬉しそうに友だちや保育者に「よいお年を」と言う姿が見られ、日本の文化に親しみを抱くことができていた。保育者が保護者と年末の挨拶を交わしていると、不思議そうに眺める姿も見られた。

環境

お店屋さんごっこに向け、「ベイ」という通貨を用いてお買い物ごっこを始めた。毎日1ベイもらえるが、お手伝いやチャレンジタイムを通して更にベイを増やす子どもたちもいた。ベイを使って買った目新しい折り紙やシールなどを遊びに使い楽しそうにしている姿が見られた。また、すぐには使わず貯金をして少し高額なランチョンマットを買い、給食で嬉しそうに敷く姿も見られた。その他、両替表を用いて両替をしたり、保育者と一緒に通貨の引き算をしたりする姿も見られた。

表現

クリスマス会では「ウィンターワンダーランド」の合唱を行った。最初はリズムが取りづらい様子だったが、練習を通してリズムを捉えることができるようになった。また、室内遊びの際に保育室に貼ってある歌詞を見ながら友だちと一緒に口ずさむ姿も見られた。「きらきら星」の合奏では、ペースが速くなる傾向にあったが、保育士の手を見たり、他児の音を聴いたりするように伝えると、安定したペースで行うことができた。本番では

合奏も合唱も自信満々に取り組んでおり、クラスの一体感が感じられた。…