健康
ここ2か月間、体調不良や私用で休むことが多かったが、今月に入り一人も休むことなく登園してくる子が増えてきた。しかし、例年に比べて気温の寒暖差が激しく日中に発熱や咳の症状が出る子もいた。こまめに熱を測り、看護師や職員と連携を取りながら保護者に状況を伝えるようにした。これから気温も下がることも想定し、徐々にうがいのやり方も教えていきたい。
人間関係
徐々に他児と一緒に関わろうとする姿が見られた。女児はおままごとや塗り絵、男児はブロック類で車を連結させ、立体的な空間の家を作る。会話をしながら遊びに発展していくことが増えてきたと共に、「こうしたい」という気持ちも芽生え、「勝手につけないでよ」などの訴えや、癇癪を起こすことが多くなった。子どもたち同士で伝える大切さを見守りながら、必要に応じて保育士が介入し助言や言葉を促していった。また、解決した後は、完成するよう最後まで一緒にやると達成感を味わうことが出来ていた。
環境
久しぶりに仲良しグループ活動があった。雨で馬橋公園には行けなかったため、各グループに分かれていす取りゲーム、園内探検、貨物列車などをした。久しぶりの異年齢交流だったため、緊張し、泣いてしまう子もいたが、ペアのお兄さん、お姉さんに「一緒に繋ごう!」と言われると勇気を振り絞り活動に入ることが出来た。最後の自由遊びでは、一緒にパズルやピタゴラスを使ってお家を作った。物の形を見ながら、どの部分に当てはまるか、そのような形を組み合わせることでイメージしたものが作れるのかを考えながら行い、完成すると喜ぶ姿がみられた。定期的にこのような活動を増やしていき、人間関係を広げていると共に、年上の子が作る物から刺激を受け、イメージが膨らんでいき、様々なやり方があることを知ることができるよう援助していく。
言葉
中旬にかけて、いちょう制作をする。事前に準備した型にスポンジを使い、好きな色を付けながらスタンプのように押していく。女児は、ピンクや赤、オレンジなどの暖色系、男児は緑、黄緑、黄色などの寒色系に加えて中性色が人気だった。取り組んでいる時は、「これ、ハートみたい」、「これは○○くんが好きな色だよね」と他児の情報も把握しながら自分が感じたことを自分なりの言葉で表現している様子が見られていた。また、手を洗うときは、「泡がいつもと違う」と興奮している子もいた。これからも季節に因んだ物を作っていきたい。
表現
先月以来の英語活動があった。運動会の準備などで、回数が減ってしまっていたため、久しぶりに講師の先生に会えたことにとても喜んでいた。天候や体調を発音した後、二色から三色の記憶するゲームでは、色や組み合わせによって覚えることが大変なこともあった。当たるとガッツポーズをしながら喜びを分かち合っていた。体を使ったダンスや表現ダンスも上手に踊れて楽しむことが出来た。…
健康
朝夕と日中の気温差で咳や鼻水の出る子がいた。鼻水が出ると「鼻水を拭いてください」と言いにきていた子が自分でティッシュを取って拭く姿がみられた。
公園で追いかけっこをして走り、そして、段差からのジャンプや低い木への木登りなど、全身を使って遊ぶことでバランスよく歩けるようになり公園への行き帰りにかかる時間が短くなってきている。
人間関係
園庭にタイヤを並べて一人ずつタイヤに乗り込む。「私が運転手だよ」「お買い物に行くの」
「動物園に行くの」と言いながらごっこ遊びを楽しんでいた。また散歩に向かう時に「○○ちゃん一緒に手をつなごう」と呼びかける姿が見られた。様々な友だちと手をつないで散歩に行くことが楽しいと感じてもらえるように引き続き戸外活動に期待の持てる声かけを工夫していく。
環境
天気の良い日が続き、一日を通して散歩に出かけられる機会が多かった。公園に落ちている木の実や落ち葉をお店屋さんごっこのケーキやプリンに飾り付けをしたり、ひびが入っているドングリをみつけて中はどうなっているのかという興味から、外の硬い皮の下に薄い皮があることを知り、全部むくと「白くなったよ」と嬉しそうに見せてくれた。自然物を使って遊びを展開する様子がよく見られた。
言葉
子ども同士での関わりも増え「一緒にあそぼう」「これ(玩具)かして」など子どもの中で会話を広げている。保育者との言葉のやりとりの中でも、自分がしたかったこと、嫌だった気持ちなど、言葉を通して伝えられるようになってきた。友だち同士で意思疎通がうまくいかない時、保育者の仲立ちのもとで友だちに「〇〇がいやだった」「おもちゃをかしてほしかった」と伝えられるようになり、友だちの嫌だった気持ちなどを少しずつわかってきたが、引き続き様子を見守りながら援助していく。
表現
公園で拾ったドングリをペットボトルに入れマラカスを作り音に合わせて振る。音楽を聴きながら振るうちにキーボードのリズムとマラカスのリズムが合っていった。またキーボードのリズムに合わせて歩いたり、きらきら星の歌を歌うときに「きれいな声で歌おうね」
の言葉がけで歌う様子がみられ、褒められると嬉しそうに笑顔を見せていた。…
健康
朝晩の寒暖差があり、鼻水を出す子が増えた。鼻水が出ると「ハナ、でた」と保育者に伝えたり、自分でティッシュをとって拭いたりするようになった。
午前の散歩から戻り手を洗った後や保育者が着替えセットを並べ始めると、自分の着替えセットを探し始めて着替えを始める。なかなか着替えをする気持ちにならない子もいるが、「自分で着替える?お手伝いしようか?」などと声をかけると「自分で!」や「手伝う!」と答え、着替えを始めるようになった。やる気が出るように声掛けを工夫していく。
人間関係
公園で遊んでいると「かくれんぼ、しよう」「もういいかーい」「ここよー」「ばあ」と子どもたちで遊び始める。また今まで保育者に「まてまてしよう」と声をかけていた子が、「○○くん、まてまて~」と友だちを追いかけたり、「△△ちゃん、どこ?」と他児の名前を呼んで保育者に尋ね、駆けていく。
室内では、積み木を一緒に積み重ねて高くなったことを喜んだり、車の玩具を棚の上や床に一緒に走らせる。また一人の子がカバンに玩具を入れて腕にかけ保育者に「いってきまーす」と手を振りお買い物ごっこを始めると、他児も同じようにカバンを持って真似る。“お友だちと一緒”を好んで遊ぶ姿が多くみられた。
環境
公園では落ち葉がたくさんあった。葉っぱのおばけを保育者に作ってもらい、「おばけ~」と見せ合いをする。そのうち、落ち葉を抱えて降らせて遊ぶ。たくさんの落ち葉の山があると足を入れて「お風呂、お風呂」と喜び、シャワーのように掛け合う。遊びが広がっていった。
ドングリを見つけると「どんぐり!」と嬉しそうに拾う。木の実を見つけると「赤い実、あった」「(紫の実は)ブドウだ!」と喜びながら摘まみ取り、手にいっぱい集める。その木の実や落ち葉をカップに入れて、お料理作りが始まった。遊びに工夫が見られるようになった。
言葉
「よんで」と絵本を持ってくる。保育者が読むと「もう1回、もう一回」と何度もいい、そのうち絵本の内容を覚えて保育者と一緒に読み始め、言葉の繰り返しを楽しむ。
「これ、なに?」と保育者に聞いてくる。「○○だよ」と答えると満足そうに頷き、また「これ、なに?」と次々に興味を持って聞いてくる。欲しい玩具があると手を重ねて「かして」とお願いしたり、使っていた玩具を取られてしまうと「かえして~」と言う。言葉で思いを伝えることができるようになってきた。
表現
製作をした。箱の中に紙を敷き、色を付けたビー玉を入れて転がす。始めはビー玉が転がることを楽しんでいたが、転がると紙に色がついていくことを発見して、その様子を不思議そうに見つめていた。
また色画用紙を葉っぱの形に切り、クレヨンで色とりどりに塗ってもらった。筆圧が強くなりしっかりと色が付いた葉っぱ、好きな色だけで塗られた葉っぱ。廊下の壁を色とりどりの落ち葉でいっぱいになった。…
健康
歩行が安定してきた子どもが増えてきたこともあり、室内遊びにフラフープやマット遊びで体を動かす。フラフープでは、持って歩いてみたり、保育者が持つフープをくぐってみたりと遊び方を楽しんでいた。また10か月の子どももバランスを取り、安定し、他児と「いないいないばあ」と屈伸しながら楽しむ姿が見られた。一か月を通して、咳・鼻水といった症状が多く見られたが、「はな」と言葉にし、鼻水を拭こうとする姿も見られていた。今後も気温が下がり、感染症も流行っていく季節になるので注意して見守っていく。
人間関係
春先から保育者との信頼関係が少しずつ構築され、最近では友だちに興味を持ち、自ら関わり合おうとする姿が見られる。「せっせっせのよいよいよい」や「あくしゅでこんにちは」の手遊びを歌うと、友だちと手を繋ぎ、リズムに合わせて楽しむ姿が見られた。その中で、双方の思いのぶつかり合いも見られ、時に手が出てしまう姿も見られる。来月以降も子どもの気持ちに寄り添い、認め、受け止めていきたい。
環境
全体的に足腰がしっかりしてきたこともあり、11月中旬より立ち乗りバギーに乗り散歩に出かける。(10か月の子どもは一人乗りバギーに乗る)以前乗っていた4人乗りバギーより高い位置が見えるようになったこともあり、より一層周囲の様々な環境に興味や関心を広げていた。空を飛ぶ飛行機や家に飾ってあるサンタの飾り物を見つけ、保育者に伝え、発見したことに喜びを感じていた。今後も子どもの視点が変わり、一人一人の驚きや感動に寄り添い、言葉をかけていく。
言葉
「マンマ」や「ねんね」など生活習慣や慣れ親しんだ活動内容を表す言葉を自らで発したり、保育者の言葉を聞き、行動に移したりする姿が見られた。その他にも「ワンワン」や「にゃんにゃん」など区別し、言葉を発していた。10か月の子どもも「ばいばい」と声をかけると手を振ったり、「タッチ」と言うと手を合わせたりと喜ぶ姿が見られた。来月以降も子どもの発見や気づきを見逃さず、丁寧に言葉をかけていきたい。
表現
散歩の途中で飛行機の音に気づき、「こーき!」と指をさす姿や、消防車のサイレンの光る様子を見て「キラキラだね」と声をかけると、手をひらひらさせる姿が見られた。また、「一本橋こちょこちょ」と手遊びを楽しみ、友だちと保育者がやっているのを見ると、保育者に腕を伸ばし、思いを伝えていた。もう一度してほしい思いを伝える際も「もっか!」と人差し指を立て、表現をしていた。…
健康
全員が体調崩すことなく元気に登園できた。月末にある大きな行事の運動会を控えて、体調管理の大切さを伝え、手洗い・うがいを決まった時間に必ず行い、運動会の練習をした際には暑さや全力で取り組むことによる疲れがあることを考慮して、午睡時間をその都度確保できるようにした。また、爪に土が入ったら、水道にかけてある爪ブラシを自然と使い始める様子が見られ、細かいことに気を配り清潔をより意識できるようになった。食事では運動会の練習で体を使う時間が多く、よく食べるようになりおかわりをする子が増えた。食事の際には椅子の座り方などの姿勢について気をつけて見ていき、食事の挨拶をする理由を伝えた上で個々で食に感謝をして挨拶ができるようにした。
人間関係
今年の個人競技では、縄跳び・竹馬・鉄棒の中で自分たちが選んだ種目を発表した。その中で難しい技に挑戦したいと努力する子が多く見られた。特に選んだ竹馬の子たちは、まず乗れるようになるために毎日練習を重ね、どんどん乗れる子が増えていく中で運動会が近づいてもまだ乗れない子たちは、友達との差に焦ったり悔しくて落ち込む様子が見られたが、諦めずに努力したことで全員が乗れるようになった。個人競技を通し、今まで人と比べてできないと感じていたことが、できるようになったことでより自信になり、前向きにつながった。挑戦して成功できるようになってきて、本番も自信をもってのぞめていたと思う。一人一人の可能性や気持ちを見極めて、一緒に目標を達成できたり努力できたことは最後の運動会としてとてもよかったと思う。
環境
保育室に落ちている物やごみを進んで拾ったり、本棚やロッカーの整理整頓が自然と行えるようになってきた。落とし物を拾うと「誰のかな?」と呼びかけをする姿が見られるようになり、少しずつ室内環境の綺麗さを継続したり、一人一人が自分のこととして捉えるようになってきた。また、余った画用紙や折り紙を置く箱を用意し、「みんなだったら何に使うかな?」と投げかけ、意見が出た中で、再利用しやすい形に切ると使いやすいことを伝え、今後物を大事にすることを具体的に伝えていこうと思う。
言葉
運動会のリレーで走る順番を決めるために、チームに分かれて話し合いを行った。その中で、「先頭とアンカーは1番速い子が走った方がいい」「じゃあ真ん中の順番ははどうしようか」と子どもたちの中でどんどん意見を出して話し合いを進める様子が見られた。年長組になり、自分や友達の走る速さを何となく理解している分、自信のない子があまり意見を言えない部分も見られたため、子どもたちの考えていた「勝つための作戦」は大事にしながら、みんなが納得できるよう、相手への伝え方や友達を大事にする気持ちを伝えた。2回目の話し合いでは、みんなが積極的に意見を伝えあえる話し合いができていた。今後の活動では徐々に子どもたちだけで話し合いができるよう言葉添えしながら援助していきたい思う。
表現
運動会でソーラン節を踊った。ソーラン節は北海道のニシン漁の際に唄われたこともあり、踊りを指導するときに「ソーランソーラン」は大漁の網を漁師さんが引っ張り揚げるイメージなど、踊りを部分的にわかりやすく最初に伝えた。子どもたちは運動会で踊ることを伝えてから、自分たちが踊ることをとても楽しみに練習を重ねるたびに、踊りの中の掛け声が大きくなり、踊りの表現が豊かでかっこよくなっていった。本番も気合いの入った踊りを見せることができ、年長組らしい運動会になったことを誇りに思う。…
健康
季節が秋になり肌寒い日が増えた。上着かけを用意し、いつでも上着を着られるようにした。
日中はまだ暖かい日があるので、子どもたち自身で服装を考えられるよう声掛けをしていった。また、おやつ後の手洗いうがいを、昼食後もするようにした。食後に清潔にいられるよう習慣化していく。初めは保育士が声をかけていたが、次第に子どもたち同士で声掛けをする姿が見られた。
人間関係
運動会に向けてパラバルーンの練習をした。「みんなで力を合わせて動かすときれいにできるよ」「大きく動かしすぎると、隣の友だちが困ってしまう」など協力することの大切さを伝えた。練習を積み重ねていく中で、保育士の声掛けや、友だちの動きに合わせて楽しく活動する姿が見られた。運動会では笑顔でかっこよくパラバルーンをし、一緒に一つの目標を成し遂げる楽しさ、大切さを経験した。
言葉
発達に伴い、いろいろな言葉が増えた。その中でも相手を傷つけてしまう言葉や、言い方が強くなってしまう場面が多々見られるようになった。朝の会や帰りの会などで、改めて言葉の使い方、言い方を伝えた。保育士が全て伝えるのではなく、子どもたちに問いかけ、自分で考え答えられるように話した。「強く言ったら悲しくなる」「嫌なこと言われたりされたら、嫌だよと言う」など発言する姿が見られた。
環境
運動会の練習もあり、近場の公園へよく行った。公園には落ち葉やドングリ、木の実など秋に自然が多くあった。落ち葉を集め、雨のように降らせて遊んだり、ドングリや木の実をコップ一杯に集めたりしていた。散歩道でイチョウの木を指さし「もう少しするとこの木は黄色くなるよ」と伝えると、「見たい!」と楽しみにしていた。また、公園で見つけた虫を他園のこと一緒に観察する姿も見られた。
表現
ハロウィンのお面の制作をした。鉛筆でかたどったお化けやカボチャを上手に切り、切り抜いた型を画用紙に重ね、縁をクレヨンで塗った。そして塗ったところを指で広げ模様をつけていった。クレヨンの広がりを楽しみながら思い思いに制作をしていた。完成したものを見て「きれい」「また作りたい!」と保育士や友だちと言葉を交わしていた。31日にはできたお面をつけ「トリックオアトリート!」と言いお菓子をもらい、嬉しそうに食べていた。…
健康
季節が進み、肌寒く感じる日が増えてきた。それに伴い、子どもたちに衣服の調整を促すようにしてきた。子どもたちも「今日は長袖にする!」と自分自身で着替えを進める子もいた。また、長袖の衣服を増やしてもらったり、着替えのストックの確認をお願いしたりするなど、各家庭への呼びかけを行ってきた。子どもたち自身も「今日は少し寒いね。」と友だち同士で話す姿が見られ、季節の変化を感じているようだった。衣服の着脱では、自ら進んで着替えを行う姿がより一層見られるようになってきた。
人間関係
運動会という大きな行事に向けて、日頃から友だちと一緒にダンスやかけっこなどの競技の活動に楽しんで参加する事ができた。そして、一緒に同じ活動をする喜びを味わい、楽しさを共有することで、より一層仲が深まっていった。しかし、友だちと積極的に関わりを持って遊ぶ姿が見られるようになってきた分、行動が気になってしまい、その都度注意しようとする姿が見られるようになってきたため、仲立ちしつつ、相手への思いやりが持てるような声かけをしたり、見守ったりするよう援助した。
環境
戸外へ出ると金木犀の匂いに気が付き、「良い匂いだね!」と喜んだり、公園で色付いた葉っぱを集めて「きれいな色の葉っぱ見つけたよ」と友だち同士で見せ合いっこをしたり、季節の変化を感じることができた。また、落ち葉がたくさんある公園では、落ち葉を拾って舞い上がらせ、「落ち葉のシャワーだね!」と子どもたち同士で楽しんだ。どんぐりや木の実を拾ってままごと遊びに使ったり、自然を取り入れたりしながら遊びを深めている姿が見られた。
言葉
文字や数字に興味を持つ子が増え、「これはなんて読むの?」と絵本を読みながら保育士に聞いたり、「この読み方知っているよ!」と保育士に教えてくれたりする子もいた。また、自由遊びの中で紙に文字を書いて見せたり、「お手紙かいたよ!」と友だちに渡したりする姿があった。絵本や紙芝居では、物語を集中して見聞きする姿がより一層見られるようになってきた。
表現
運動会に向けて、ダンスに取り組んだ。曲に合わせて身体を動かすことや、歌詞を口ずさんだりしながら踊ることを楽しんだ。そして、友だちと顔を見合わせて微笑みあったり、一緒に手を繋いだりし、関係を深める姿も見られた。また、日頃から季節の歌をピアノの音に合わせて楽しむ姿が見られた。運動会でも保護者の前で歌を披露し、大きな拍手をもらうことで自信に繋がっている様子だった。…
健康
秋になり過ごしやすい日々が続いている。日中、体を動かし元気よく外遊びを楽しんでいる子どもたち。「お腹空いたね。今日のご飯何だろう?」と給食を楽しみにしている声が聞こえる。園に戻りトイレや着替えをし、順々に手を洗い「いただきます」と言って食べ始める。「野菜、食べれたよ」と嬉しそうに話す子がいる。「すごいね。美味しいよね」と食べる意欲につながるような声がけをする。食事が終わり個々のタイミングで午睡に入る。
人間関係
園庭でゆり組の子どもたちと一緒に遊ぶ。ゆり組の子どもたちがバスマットを敷きおままごとを楽しんでいるのを見て、ちゅうりっぷ組の子どもたちも同じようにバスマットを敷き遊び始める。「ここがキッチンで、ご飯作るところ」とイメージを膨らませていた。ゆり組のお姉ちゃんが「差し入れです」とバケツ一杯に砂を入れて持ってきた。「ありがとう」と受け取り、シャベルで砂をかき混ぜ「今日のご飯よ」と話していた。
環境
散歩に行く時には、自分の帽子、靴下を持ってくる。準備が終わった子は「ここに帽子あるよ」と友だちに渡す。クラス全員の個人マークを覚えている。散歩から帰ってきて着替えをする。友だちの洋服の特徴を覚えていて「先生、これは〇〇くんの服だね」と話す。着替えた服を袋に入れて自分の荷物かけにかける。「先生、ここで合っているよね」と確認をする。「合っているよ」と返事をすると、ニコッと笑い絵本を読み始める。
言葉
朝の会をする。担任が「みんなおはよう」と挨拶をする。子どもたちは「おはよう」と元気よく挨拶をする。「今日のお天気はどうかな?」と質問すると子どもたちは窓を見て「晴れ」と返事をする。子どもたちは担任からの質問を楽しみにしている。友だちと玩具の取り合いで喧嘩になった時には「○○ちゃんに取られちゃったの。使っていたのに。」と自分の思いを言葉で担任に伝える。担任はその思いをしっかりと受け止める。
表現
公園の葉っぱが色づいてきた。子どもたちは葉っぱを集めて透明コップの中に入れる。「見て。リンゴジュースができたよ」と葉っぱをジュースに見たてて遊ぶ。「トッピングもできますよ。辛いのと甘いのがあります」と話す。「甘いのをお願いします」と答えると、赤い木の実をのせ、小枝をストローに見立て「甘いジュースの出来上がり。召し上がれ」とご馳走してくれた。…
健康
体力がつき、散歩の際、歩くことに意欲的な子が多くなってきた。子ども同士「いっしょにつなごう」と誘い合い手つなぎ散歩を楽しんだ。足取りも徐々に安定してきて以前よりも歩ける距離が長くなってきている。情緒面では、自己主張がより一層強くなり『これはいい』『これはいや』と思いがはっきりしてきている。保育者が「○○だったね」と気もちに寄り添った声掛けをすることで切り替えがスムーズにできることもあった。今後も子どもたちが安心して過ごせるようにしていく。
人間関係
友だちの存在に興味を持ちながら近づいたり触れ合ったりしていた。また同じ玩具を手に持ち、動きを真似、並行遊びをして遊ぶことが増えてきた。目を合わせて声を出して笑い、一緒にいることを喜んでいた。時には「ひとりで」「いや」と一人遊びを好むこともあるが友だちと一緒に楽しみながら日々過ごしている。
環境
今月より活動時間を調整し身体をしっかり動かし自然にお腹がすくリズムを作れるようにした。天気の良い日には散歩に出かけ、秋の自然物に触れながら遊んだ。ドングリや落ち葉集め、虫探しなど子どもたちは「これなあに?」「みてみて」と見たり触れたりする中で時に驚き時に喜びながら探索活動を楽しんでいた。今後も子どもたちの主体性を育んでいきたい。
言葉
したいこと、感じたこと、見たもの、やってほしいこと等、自分なりの言葉で表現し伝えている。はっきりとした言葉を話す子も増えてきた。思い通りにならないことがあると大きい声を出して涙したり手がでることもあるが保育者とのスキンシップで落ち着くこともある。また、保育者が話す言葉も少しずつ理解してきている。その時々の子どもの思いに寄り添いながら言葉に触れていきたい。
表現
保育者と一緒に手遊びをしたり、季節の歌を歌ったり身体を動かしたりして毎日過ごした。また、絵本を好み自分でページをめくって興味のあるものを指でさしたり絵本の中に出てくるうさぎやかえる等、小動物を見て動きを身体で表現しながら、なりきり遊びも楽しんでいた。少しずつ様々なものを見立てた遊びが広がってきている。
…
健康
10月は、気候が良くなり気温が上がってもからりと晴れている日が多かった。鼻水を出している子どもは多かったが、お休みする子は少なかった。近所の公園まで手を繋いで歩ける子も多くなり帰園するころには、お腹がすいて「早く早く!」と給食をせがむ姿も見られた。生後9か月の子どもも中期食になり完食する日も増えてきた。2名が完了食、3名が後期食となった。
人間関係
自由に歩行やはいはいができるようになり、お友だちがしていることに興味があると、すばやく移動して友だちと同じ遊びをしようとする姿が多くみられるようになった。
その反面玩具の取り合いも増えてきた。お友だちの存在を意識し遊ぶようなってきたので保育士が根気強く仲立ちをして気持ちを伝えあうように心がけていった。
環境
雨の日など室内遊びでは、チラシをぎゅっと握り破るなどの素材を変えることを楽しんだりした。手先がとても器用になってきたので、小さな紙を剝がしたり口に持っていこうとする姿もあるため、注意深く見守ったり、玩具の点検が必要だと感じた。子どもたちが安心して過ごせるように環境を整えていきたい。
言葉
自我が出てきたので、その思いをくみ取りながら、自分で切り替えができるように、少し待ったり、その子の思いを言葉にして答えたりするようにした。
保育士とのやり取りの中で、片言で「パッパッパ」「あーあー」と言いながら「シャボン玉やって欲しいの」「段差が登れないから手を繋いで欲しいの」など要求してくる。
保育士はその要求にこたえて言葉の代弁をしていくようにした。
表現
散歩に行くまでの時間に、リズムの調子のよい曲を流すと、一人が立ち上がり体を上下に動かして楽しそうに踊る。そうすると他の子どもたちも真似をして顔を見合わせて踊り出す。自然とリズム遊びに興味を持ち楽しんでいる姿が見られる。
…