健康
手洗い指導を看護師に教わった。紙芝居でなぜ手を洗わなければならないかを知った後、しまじろうの歌に合わせて手洗いをした。お山や亀、バイクなどのポーズをして指先から手の甲、手首と隅々まで洗っていた。戸外から帰った後も手洗い歌の表を見ながらきれいに洗い、出来たことを保育士に見せる姿もあった。
人間関係
今月から「仲良しグループ」という異年齢活動が始まった。すみれ、ゆり、ひまわり組から各1人ずつ、3名のグループを作った。自己紹介をした後、ほんむら公園とにしはら公園に分かれ散歩に行った。全員で「ダルマさんが転んだ」をしたり、「一緒に遊ぼう」と異年齢で虫探しや鬼ごっこなどを遊んだりしていた。後日も園庭で同じグループの子と遊ぶ姿が見られた。
環境
植栽で、ピーマン、ミニトマト、オクラを植えた。保育士と一緒にプランターに土や肥料を入れた。やわらかい土の感触を楽しんだり、平らにならしたりしていた。その後、グループに分かれそれぞれの苗を植えた。水やりをする際に「大きくなってね」と声をかける子もいた。水やりは毎日当番活動としてグループで行っている。
言葉
幼児になり、隔週木曜に「英語で遊ぼう」が始まった。外国人の先生が絵カードや音楽を使い英語を取り入れた遊びをした。「ハロー」と元気な挨拶から始まり、色、気持ち、天気などを絵カードとともに覚えていった。また英語の音楽に合わせて体を動かし全身を使いながら楽しく英語を学んでいった。終わった後、保育士が「青は英語でなんて言うの?」とクイズを出すと「ブルー!」と自信満々に答えていた。
表現
紙粘土を使い制作をした。好きなものを作ると言うテーマで活動を行った。初めて触る紙粘土に「やわらかいね」と楽しんでいた。ピンク、黄緑、青の中から好きな色を選び、色付けをした後、型を使ったり、手で丸めたりしながら様々な作品を作っていた。動物や食べ物、乗り物など完成すると部屋の前に飾った。降園時には保護者に何を作ったか作品を見せながら嬉しそうに話していた。…
健康
コロナウイルスも二類から五類に引き上げられ、長期間休むことがなくなり、元気に登園してくることが多くなってきた。しかし、中旬から下痢、咳、鼻水、嘔吐などの風邪の症状で何人か休む子がいた。体調が変わりないか、登園時に保護者に聞くようにしていき、異常がある時は様子を見ながら、降園時に園での様子を細かく伝えるようにしていきながら連携をしていくようにした。まだ、気温の寒暖差が激しいため、注視していきながら様子を見ていく。
人間関係
お友だちとの関わりが増え、一緒に遊びを通していきながら、違うことをしていても近くで遊びをすることが増えてきた。他児に興味心が沸いてきている分、使っている玩具が欲しくなってしまうと突然とってしまいトラブルになってしまうことがある。泣いてしまった子も伝わらなかった子もお互いの気持ちを尊重しながら、「かして」と勇気を出して伝える大切さを一人一人が分かるよう個別に伝えていくと気持ちを切り替えて解決に至ることができている。たくさんの遊びを通していきながら一緒に関わることの楽しさが味わえるよう経験させていく。
環境
新しいお部屋にもだいぶ慣れてきたこともあり、子どもたちが楽しく遊べるよう配置を変更した。おままごとがやりたい時は、窓側の広いスペースでやるようにしたり、積み木や電車を作りたい時には、机を窓側によせたり、一人一人の遊びが続くよう工夫しながらやっていく。広くなったことで、他児とのトラブルも少し減り、集中して遊びに取り組んでいる姿がたくさん見られるようになった。また、夕方の園庭で遊んだ後や雨天時には、シール貼り、ボタン外し、そして粘土など普段とは違うことを経験できるようにした。これからも子どもたちが楽しく遊べるような環境づくりをこまめにしていきたい。
言葉
新しいお部屋や転園児にも慣れ、ピタゴラスを使ってお家を作り、積み木を積み上げてタワー状にしながら、少しずつ「遊ぼう」と誘っている姿が見られ、友だちに興味をもちながら、関わる姿が見られるようになった。関わりの中で、玩具を取られ、思い通りにならないと衝突してしまうこともあったため、お互いの気持ちを汲み取った上で解決していくと自然に気持ちをきりかえて仲良く遊んでいた。
表現
給食前やお散歩時といった活動の切り替え時に、手遊びをする。♪はらぺこあおむし、♪とんとんひげじいさん、♪きらきら星、♪はじまるよ、等の簡単な手遊びをお手本で見せてあげると、真剣に聞いたり、歌いながら一緒に真似したりするがたくさんいた。そして、覚えるのが早い子は、保育者のように一緒に大きな声で歌ってくれる姿が見られ、歌詞を忘れてしまった時には、「せんせい、〇〇だよ」と優しく声をかけてくれる姿が見られた。楽しむことが大好きな子どもたちのため、これからもいっぱい教えていきたい。…
健康
気温の変化などから咳や鼻水、お腹の調子が悪いなど体調を崩してしまう子が多く見られる。子どもたちの健康管理の為、こまめな手洗いや午睡時の姿勢などを徹底して行う。
鼻水が出ている子には「はなみずきれいにしようね」と声をかけながら鼻水を拭くと「うん」と答えてくれる子も見られた。散歩の際には、保育士が「おちゃ(おみず)飲もうねー」と子どもたちに声をかけてみると子どもたちが自分の足で保育士の周りに集まり床に座って水分補給をする姿が見られていた。
人間関係
保育士がボールやフラフープなどの遊びを用意して遊ぶ中で、子どもたちが自分から友だちの所に歩み寄り一緒に遊びをしている姿が見られるようになる。保育士が玩具での遊び方を子どもたちにわかりやすいようにやってみると、子どもたちも1回遊び方を見ただけで模倣して遊んでいる姿が見られるようになってきた。
環境
気温が暖かくなるにつれて公園にも緑が増えてくるようになってくる。公園に落ちている梅の実を見つけると木の枝で中身をほじってみて梅の実の中身がこのようになっているんだとみんなで気づく体験をしたりする。公園の葉っぱを保育士と一緒にかき分けてダンゴムシを探す。「ダンゴムシの赤ちゃんだね」と保育士が子どもに声をかけてみると「かわいいね」と子どもの返事が返ってくる姿が見られた。
言葉
おもちゃを貸してほしいときどうするか?友だちが遊んでいるのが楽しそうで一緒に遊びたいときどうするか?場面に応じた簡単な言葉での関わり方を保育士が子どもたちのお手本になって伝えていく中で、友だちがスコップを使いたくて困っている様子の子がいた。その子にそっと近づいて「どうぞ」と緑色のスコップを渡してあげていた。また友だちが使っている玩具が魅力的で自分も同じ玩具を使いたい時には「いれて」と友だちに声をかけていた。
表現
給食の前や散歩に行く前に、絵本やパネルシアターを子どもたちに見せる中で絵本に出てくるキャラクターを身体で表現して保育士に見せてみたり、「はたらくくるま」のパネルシアターをする時にはハンドルを握って運転する様子を表現して歌えるところは歌いながらパネルシアターを鑑賞していた。…
健康
日によって気温の変化が激しく、鼻水や咳が出る子が多かった。「お鼻を拭こうね」と言って、こまめに鼻水をぬぐい、「スッキリしたね」と声かけをした。また下痢の症状も多く、こまめにオムツの確認を行い、清潔な状態を保てるようにした。お尻がかぶれている子は水で流してケアをした。
人間関係
友だちが登園すると、“おはよう”というように側に寄っていく姿がみられるようになった。また絵本を開いている子がいると、同じように絵本を手に取り開くというように、周りに関心を持ち、同じ遊びをする。散歩のときに4人乗りのベビーカーに向き合って座ると、お互いに手を伸ばして触ろうとしたり、「あーあー」「うーうー」と喃語で会話をするような姿が出てきた。
環境
歩きやハイハイで移動してつかまり立ちをし、棚にある玩具を手にしたり、腹ばいの状態や寝返りをして近くにある玩具に手を伸ばしたりして遊ぶ。常に見える場所に、子どもが興味を持つ玩具を配置し、少しがんばれば手が届くように環境を整えた。腹ばいなどで一生懸命に手を伸ばし、手にすることができた時の表情は喜びに満ちていた。
言葉
楽しい時や機嫌のよい時には「あーあー」「きゃっきゃっ」と表情豊かに喃語を発して笑う。眠たい時やお腹がすいた時には「ぎゃーぎゃー」「ゔ―ゔ―」と大きな声で全身で訴える。その都度、「うれしいね」「たのしいね」「眠たいのね」「お腹がすいたのね」と子どもの思いをくみ取り言葉にして、思いに寄り添うようにした。
表現
音の出る玩具で遊ぶことを楽しむ。手で持って振ったり、ボタンを叩いて音を出したする。音楽が流れると手を叩いたり体を揺らしたりして喜ぶ姿がある。
制作では指に絵の具をつけて画用紙に指スタンプをした。指に絵の具をつけると、不思議そうに見つめ、保育士が「紙にポンポンしてみよう」と言って、手助けすると画用紙に色がついていく様子に目を輝かせて、手を動かし始めた。自分から絵の具に手を伸ばす子もいた。色鮮やかな『アジサイ』が咲き誇った。…
健康
進級してから2週間ほどたつと、疲れや季節の変わり目から風邪が流行し、休む子が多かった。体調管理に気を付けながら、手洗いうがいの徹底や、換気や湿度の調節などを行っていった。
進級したことで、身の回りのことを自分でする姿も増え、身支度など生活に必要なことをやろうとしていた。また、ほとんどの子が給食時に箸を使えるようになり、食事のマナーや食材などにも興味を持ち、楽しんで食事をしていた。
人間関係
生活や遊びの中でのルールや約束の大切さに気付き、守ることで楽しく遊べたり、気持ちよく過ごせたりすることを感じられるようになってきた。その中で、自分の意見や正しさを強くアピールしたり、相手を指摘したりすることもあり、そこからトラブルになることもあった。状況によって保育士等が仲立ちしたり、子どもたち同士で話し合ったりして解決に導けるようにした。
環境
進級したことで保育室も変わり、目新しい玩具に目を輝かせていた。年齢や子どもたちの様子に見合った玩具を用意し、遊び方や片付け方を全員で確認した。使ったものはもとに戻したり、足りないものを補充したりして気持ちよく生活できるよう心掛け、子どもたちにも伝えていった。過ごしやすい気候になったため、散歩や戸外遊びの機会を増やし、春の自然に触れたり、思い切り体を動かせる公園に行ったりした。
言葉
字を読み書きできるようになった子も多いため、生活の流れや予定を掲示し、見通しが持てるようにした。友だちとの会話では、語気が強くなったり、相手を不快にさせたりする言葉を言ってしまった時は、言い方や言葉の選び方について考えられるよう声をかけ、どんな風に言えばよかったか、相手はそういわれてどんな気持ちだったかなどにも気付けるよう仲立ちしていった。
表現
子どもの日の制作では、画用紙を使って兜を作った。折り紙と違って、画用紙だと折る際に力が必要なことを伝えると、子どもたちなりに工夫しながら折り進めていた。出来上がった兜を実際に被ってみたり、友だちと見せ合いっこをしたりして、完成を喜ぶ姿が見られた。障子紙と絵具を使って染め紙遊びをした。染まった紙を広げると様々な模様になっていることに気が付き、「きれいだね!」と口々に言い合っていた。子どもの日の集会では、自分たちで作った作品を紹介し、こいのぼりの歌を歌って季節の行事を楽しむことができた。…
健康
一週目は全員が元気に登園したが、二週目は溶連菌や、熱や席といった風邪の症状が見られ、欠席する様子が見られた。一か月を通して、気温差が激しかったことも要因と考えられる。今後も子どもの様子を家庭とも連携をとり、留意し見守っていく。
人間関係
室内外を通して、子ども同士での関わり合いながら遊ぶ姿が多くみられる。園庭で子ども二人がフラフープとボールを使い、フラフープの中にボールを投げて入れる遊びをしている中、二人の距離が遠く、ボールを投げる子どもが戸惑っていた。そして「これじゃ入らないよ」と伝えると、「僕がいくよ!」とフラフープを持っている子どもが近づき、二人で解決し、遊びこむ姿が見られた。今後も日々の活動の中で子どもたちの言葉で解決できるような仲立ちを行っていく。
環境
室内遊びでビー玉を使用し、コースを作る玩具がある。子どもたちの中でも発展させ、あっと驚くようなコースを作り、歓声を上げ楽しんでいる。しかし、ビー玉の性質上、見失ってしまうことも多々あった。そのことから、ビー玉を並べて、片付けるケースを用意すると、子どもたち自身で「元のお部屋に戻さないとね!」と意識し、片付ける姿が見られた。また、「このビー玉はちょっと大きい!」と大きさ比べをする姿も見られた。
言葉
「みんなの春」という制作を行う。折り紙を折って、貼り付け、クレヨンで思い思いに春を描いた。その後、一人一人に何を描いたのか聞くと、「これは昨日みんなといった梅里中央公園にいたシャクトリムシだよ!」「家族みんなでお花見したの」と指差しや身振り手振り、また全身も使いながら、伝える姿が見られた。
表現
5月のこどもの日にむけて、こいのぼり制作を行う。クレヨンで模様を描き、絵具で色を塗るはじき絵を使い、その後棒につけ、持って遊べるこいのぼりを制作した。クレヨンが絵具をはじく様子に、「染みてるのかな…」「クレヨンに毒がついてるのかも!」と不思議を友だちと共有していた。廊下に飾ると、「僕のこいのぼりは屋根より高いよ!」と友だちのこいのぼりと見比べ、嬉しそうな表情を見せていた。…
健康
進級したことで、新しくなった帽子を嬉しそうに被ったり、幼児クラスの行事に参加した際には、楽しんで参加する様子が見られるなど、進級したことを喜ぶ姿が見られた。はじめは担任が変わるなど環境の変化により、朝の受け入れや生活の節目で泣いたり気持ちが不安定になる子がいたため、担任間で連携を取り、そばで寄り添えるようにした。毎日の生活の流れを同じにし、繰り返すことで少しずつ進んで行動したり、身のまわりのことを意欲的に行う姿が見られるようになってきた。食事では、全体的に食べる量が少ないこともあり、お皿に盛るときの量を工夫し変えたことで、意欲的に食べる子が増え、完食する子も多くなった。
人間関係
新しい子が2名入園し、少しずつ名前を覚えて一緒に遊ぶ姿が見られるようになった。気の合う友だちを誘って同じ遊びをするなど、友だちと遊ぶ姿が多く見られるようになった。友だちと遊ぶ中で、自分の思いが通らない場面でのケンカがあり、手が出ることがあったため、保育士が仲立ちする中で、思いや状況を代弁することで、相手に伝える必要な言葉を一緒に伝え解決できるようにした。
環境
5月の子どもの日に向けて、朝の会でこいのぼりの歌をうたったり、制作をするなど季節の行事への興味や関心を深めた。戸外ではダンゴ虫や幼虫を見つけ、観察や触ってみることで、「なんの虫だろうね。」と興味を示していた。また、公園に植えてある花の種を見て、「どんな花が咲くのかな。」と想像を膨らませる姿があった。戸外に多く出かけることで、身近な動植物と触れ合う機会を多く取り入れることができた。
言葉
日々の生活の中で、絵本や紙芝居に触れる機会を多く取り入れていったことで、たくさんの物語に親しむことができた。生活や遊びの中で、自分の思いや要求を、例えば「おかわり」などの言葉の単語だけでなく、「おかわりがほしい」と文章で伝えられるよう意識して伝えていった。今後、生活や遊びの中で、必要な言葉を一緒に遊ぶ中で伝え、言葉の引き出しを増やしたり、面白さを一緒に共有していく。
表現
こいのぼり制作では、ハサミとマーブリングに挑戦しそれぞれ2枚のこいのぼりを作った。マーブリングでは好きな色のインクを2色選び、水にたらし混ぜることを楽しんだり、紙に模様がつくと「わ~!」と喜ぶ姿が見られた。ハサミは初めてだったため、個別にハサミの持ち方や使い方を知らせ、1回で切り終わるように細く切った折り紙を渡した。最初の数回は保育士が手を添えて行うようにし、だんだんと慣れてくると自分で切れるようになる様子が見られた。今後の制作で継続してハサミを取り入れていくようにする。…
健康
ちゅうりっぷ組での生活に少しずつ慣れ、自分のマークに愛着を持ち、洋服を着替えたり着替えた服を荷物掛けにかけに行ったりして身の回りのことを自分でやってみようとする姿がみられた。難しい時には「せんせいやって」と言葉で伝えていた。今後も自分でやってみたいという欲求を満足させ、できたことを褒め、子どもたちの意欲やより良い生活習慣につなげていく。
人間関係
一人遊びに夢中になる子もいるが、友だちに興味を持ち、一緒に同じ遊びをしたり、そこから遊びを発展させたりして関わり合いながら遊んでいた。「かして」「いいよ」「いまつかってるからあとでね」「もうすこしまってね」「ありがとう」と思いを伝えあいながら遊ぶことが多くなってきた。しかし思い通りにいかなかった際、咄嗟に手が出てしまうこともあったので、その都度仲立ちをし、思いを言葉で伝えられるよう促した。
環境
天気の良い日には散歩に出かけ、散歩先では鳥のさえずりを聞いたり、花を見たり、匂いをかいだり、虫を探したり、触れてみたり五感を使って春探しを楽しんだ。室内では、ブロックを集めて積み上げたり、お皿に食べ物を乗せてみたり、ぬいぐるみのお世話ごっこをしたりして好きな遊びを見つけ夢中になって遊んでいた。
言葉
4月当初は新しい環境に緊張している様子があったが徐々に慣れ言葉を発し、やり取りが増えてきた。子ども同士、名前を覚え遊びの中で名前を呼びあうことも増えてきた。家庭であったことを言葉で伝えようとすることもあったのでそこから会話のやり取りを楽しんだ。また絵本を読んでもらうことを好み、何度も読んでもらうことで言葉を覚え「じぶんで」とページをめくりながら覚えた言葉を発する子が多かった。
表現
親しみのある歌を歌ったりリズムに合わせて身体を動かしたりして遊んだ。いぬのおまわりさんやどんないろがすきの歌やハッピージャムジャムがお気に入りで歌ったり踊ったりして楽しい気持ちを表現していた。…
健康
西原公園のボールコートに、赤、青 黄色の色とりどりのボールを転がすとそれに向かって興味のある子はトコトコと歩き出す。とても積極的にボールを取りに行きボールを蹴ってサッカーのようにしている子も見られる。とても楽しそうなひと時だった。
人間関係
一人一人の個人差はあるが、2歳になりそうな子どもたちは、自分の思いを片言で伝えることができ1歳になったばかりの子どもたちは、喃語や片言で保育士等に思いを伝えようとしたり抱っこをせがんで思いを伝えようとしている。友だちがブロックを重ねたりつけたりして遊んでいると、一緒に真似をして遊ぼうと関わる姿も見られる。時には自分もやりたい気持ちが強く友達から無理矢理取ってしまうこともある。
環境
散歩に出るとチュウーリップやハナミズキなどの色とりどりの花が咲いている。保育士等が、「きれいな花が咲いてるね!」と言うと「ねー!」と語尾を真似して模倣している。身近な草花に興味を持ち目にしたものに反応するときは、一緒に言葉のやり取りを楽しみながら共感していった。
言葉
言葉のやり取りも少しずつできる子も出てきた。道行く人や近所の人には保育士等が「こんにちは!」と挨拶すると、ぺこりと頭を下げたり「バイバイ」と手を振る子もい
る。「あっち行く!」「あれなに?」など二語文を話し始める子には「本当だね、てんとう虫いるね」と子どもの言いたいことや気持ちを受け止めるようにした。
子どもたちと一緒に言葉のやり取りを楽しみながら発語を促すようにしていった。
表現
自由遊びの時、曲を流すとCDに合わせて知っている曲や心地よいと感じた曲に自然と体を動かして遊ぶことを楽しんでいる。音量などにも気をつけながら、子供と一緒に遊んでいくようにした。…
健康
気温が高く日差しが強い日もあったので、こまめに水分補給をし、散歩では公園の日陰でシートを敷き、保育士等に抱っこされたり、お座りしたりして外気浴を楽しんだ。鼻水や咳のある子が数名いた為体調管理に気をつけて過ごすようにした。
4月の下旬頃より全員が一定時間眠れるようになり、徐々に睡眠のリズムが整ってきた。
食後の睡眠に個人差はあるが、少しずつ同じタイミングで入眠できる日もあった。
人間関係
入園当初新しい環境に不安で泣く姿が見られたが、徐々に保育士等の認識や環境に慣れていく姿があった。受け入れ保育の2週目にはほとんどの子が不安で泣くことはなくなり、朝の受け入れから保護者とスムーズに離れることができていた。保育室内では歩行やハイハイで好きな場所へと動き回ったり、お座りやつかまり立ちで玩具に触れたりして遊ぶ様子が見られた。まだ一緒に遊ぶことはないが、友だちに近づいて、顔に触れようとしたり、お互いの様子を気にしたりする姿も見られた。
環境
室内のマットの上で、音の出る玩具に触れたり、腹ばいになったり、ずりばい、寝返りなど手や足をよく動かして移動していた。又、月齢の高い子は、棚につかまって、つかまり立ちや、好きな場所へと歩いて移動したりする姿が見られた。玩具は音の出る物やボール、布素材の物など、子どもの発達に合わせた玩具を取り出しやすい位置に置いて自由に遊べるように工夫した。
言葉
「あっ!あっ!」「うーっ」など、喃語が少しずつ出るようになった。保育士等が目を合わせてあやしたり、体をくすぐったりすると、けらけらと声を出して笑う子もいる。皆遊びながら声を出すことを楽しんでいる。
引き続き子どもの発する言葉や、喃語に丁寧に応え、思いを受け止めてたくさん言葉かけをしていくようにする。
表現
曲を流して歌を歌ったり、手遊あそびをしたりすると、嬉しそうに手を叩いたり、体を揺らしてリズムをとる姿が見られた。月齢に合わせた関りを深め、子ども一人一人が少しずつ自分の表現を自由にでき、楽しめるように見守った。少しずつ保護者以外の保育士等にも慣れて、情緒的な絆が形成されてきた。…