5歳ひまわり組まとめ・指導計画バックナンバー

5歳ひまわり組2022年度2月のまとめ

健康

園内でインフルエンザが流行し、全員そろう日が少なかった。感染拡大の予防として、手洗い・うがいの徹底と、担任間で話し合い、なるべく他のクラスとの交流を避けるようにした。以前からやりたいと思っていた栄養士による3大栄養素についての学習を学ぶ機会を作った。パネルを使って食材ごとにわかりやすく、たんぱく質・脂質・炭水化物に色分けし、それぞれの栄養素の役割を学んだ。学習を経て、クラスでも栄養素の壁面を張り、より自分たちの健康についての意識を高め、さらに苦手な食材にも挑戦できるよう投げかけた。

人間関係

杉六小学校や近隣にある保育園との交流会に参加をした。小学校との交流会では、2年生が作った好きな手作りおもちゃの場所にそれぞれ移動して遊んだ。6月にあった前回の交流会と比べて、積極的に小学生に話しかけに行ったり、不安な様子を見せず一人で興味を持った場所へ移動する様子を見て、就学を目前にして、様々な人と関わる上での人間関係を構築する能力が身についてきたように思った。

環境

以前あまり興味を示さなかった子たちも一緒になり、unoやトランプなど机上のゲームを大人数で遊ぶ姿が見られるようになってきた。そのため、気持ちよく遊べるように必要な個数や道具を用意したり、全てそろっているか確認をして室内遊びの環境を整えた。また、毎日繰り返し個人のロッカーや棚、そして床に物やごみが落ちているかの投げかけをすることで、整理整頓を意識できるようになった。

言葉

発表会当日に休みの子がいたり、ほかのクラスに見せる機会を作ったため、今月も劇の発表を行った。発表会を重ねるごとに自信をもってセリフを言える姿が見られ、またセリフに合わせて動きながら感情をこめて言えていた。発表会の練習の中で、友だちに注意するだけでなく、心の中で応援し、できるまで待つことも大切と伝えたことを覚えていて、友だちを見守る様子が見られた。そしてできたときはさりげなく頑張りを認める言葉かけができていた。また、卒園文集や卒園式の言葉を作る中で、1年間のことを思い出しながら、両親や園の先生たちへの感謝の気持ちを伝える言葉が自然とでてきた。

表現

節分の鬼の制作では、ティッシュペーパーの箱を顔の大きさに合わせて切り、鬼をイメージして色を選び絵具を塗って作った。また卒園制作で園の貸し出し用の本の看板を作る際も絵具を使用し、塗る広さによって筆を使い分けしたり、どのように筆を持ったら、細かいところをまで上手に塗れるか伝えた。卒園までの間に、絵具でパレットを使う活動を取り入れていき、色を混ぜ合わせて変化を楽しむことやパレットの使い方を知らせる経験できるような機会を作る。。…

4歳ゆり組2022年度2月のまとめ

健康

新たに給食でも当番活動を始め、子ども達に配膳をお願いするようにした。おやつの当番活動でも配膳を行っているため、給食もスムーズに配膳することができていた。更に、子ども達同士で「ゆっくり運ぶよ」「こぼさないようにね」と声を掛け合い、慎重に配膳する姿も見られた。当番活動後は自分で白衣をたたみ、袋へ戻すように決め、身の回りのことを丁寧に行う習慣付けも取り入れた。

人間関係

退職する保育士や人形劇をしてくださった地域の方に花紙を用いた花束をプレゼントすることにした。初日は作り方を知っている子ども達が中心となり、グループ内の子ども達に優しく丁寧に教える姿が見られた。2回目になると作り方を覚えた子ども達も教える側に回り、友だち同士で協力しあいながらプレゼントを完成させていた。完成したプレゼントを見て「きれい」「かわいい」と口にし、友だちと一緒に喜ぶ姿も見られた。

言葉

劇ごっこを通して言葉をただ覚えるのではなく、自身で考えながら演じ、体験的なイメージに基づいた言葉を増やすことができた。更に、本番では保護者との距離が近く、子ども達の緊張感も高まっていたが、しっかりと台詞を言い、相手に伝えようとする姿が見られた。その他、劇を作り上げる中で保育士との会話も増え、人の話を聞く力が高まり、本番直前の変更点にも臨機応変に対応することができた。

環境

暖かい日が増え、散歩中に綺麗に咲いた花を見かけることが増えてきた。子ども達も季節が春に移り変わろうとしていることを感じており、保育士と一緒に花の名前クイズを楽しんでいた。公園では花や木の実を使ったままごとを楽しみ、豊かな自然と触れ合っていた。更に、虫の姿を見かけると、子ども達は大喜びで草木の間や地面に目を凝らし、他にも虫がいるのではないかと一生懸命探していた。

表現

2月は生活発表会で行った劇を絵で表現する「経験画」に挑戦した。すぐにイメージが湧き上がり制作に取り掛かる子ども達もいれば、何を描けばよいのか戸惑っている子ども達もいた。しかし、保育士と言葉を交わしながらイメージを膨らませたり、友だちの絵を見て良いアイデアが浮かんだりしたことで全員が制作に取り組むことができた。自分自身や友だち、中には物だけを描く子どももおり、それぞれが印象に残ったシーンを個性豊かに表現することができた。…

3歳すみれ組2022年度2月のまとめ

健康

季節性の感染症が本格的に流行し始めたこともあり、より一層手洗いやうがいの声掛けを行ってきた。また、子どもたちも、「うがいをした方がいいよね!」と自ら気が付き、手洗いやうがいを丁寧に行う姿が見られた。

給食では、苦手な食べ物にもチャレンジしようとする姿が多く見られるようになってきた。「お野菜をたべると体が元気になるんだよね。」と食べ物に関する栄養にも気が付き、意識する姿があった。

人間関係

劇遊びの活動を通して、友だちと一緒に台詞や歌を合わせたり、同じ動きをしたりする楽しさを味わう姿が見られた。「○○ちゃんはうたがじょうずだよね!」と友だちの良さに気が付いて褒める姿があった。

ブロック遊びやままごと遊びなど、普段からの遊びを通して、友だちとの一層深く関わる姿が見られた。ブロック遊びでは協力して一つのものを作り上げたり、ままごと遊びでは相談しながら役を決めたりしていた。

環境

雪が降った日には、戸外に出て直接雪に触れ、「冷たいね!」「フワフワしているね!」と

雪遊びを存分に楽しんだ。

文字に興味を示す子が増え、声に出して絵本を読んだり、かるたの読み手をやったりして興味や関心を深めていた。字を読める子が友だちに絵本を読み聞かせしてあげる姿も見られるようになってきている。

言葉

お当番活動では、朝や帰りの挨拶を子どもたちが前に立って行うようにした。お当番が行うことで、より一層親しみを持って挨拶をする姿が見られるようになっていった。

紙芝居や絵本が好きで、長い物語にも飽きることなく集中して物語を楽しむ姿が見られるようになってきた。また、読み終えた後に感想を発表し合い、友だちの話を聞いたり、自分の感じたことを伝えたりして、言葉で表現することを楽しむ姿が見られた。

表現

絵本「もりのおふろ」を題材にした劇遊びを保護者の前で発表した。動物の動きを真似したり、自分なりに考えたりしながら楽しんで行う姿が見られた。また、歌の部分ではすぐに歌詞を覚え、自信を持って歌う姿があった。

ひなまつり制作では、お内裏様とお雛様の顔をクレヨンで描いたり、着物を絵の具で表現したりして制作を楽しんだ。保育室に飾ることで、友だちと見せ合いっこをしたり、保護者に見せたりして喜ぶ姿が見られた。

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2歳ちゅーりっぷ組2022年度2月のまとめ

健康

ほとんどの子がパンツで過ごせるようになり、自ら意欲的にトイレに向かう姿がみられた。活動の切り替わるタイミングでトイレに行くことを促すと、「今はでないの」と行くことを拒み、遊びの途中でも「おしっこ出る」と言って知らせトイレに向かっていた。また午睡中のおもらしも少しずつ少なくなっている。

人間関係

園庭に出るとバスマットを二列にたくさん並べて「これ道路なの」と二人でくるくると道路を走りだす、それを見ていた数人が一緒に走り出し仲間が増える。一人が「今は赤よ」と両手を広げて信号機になる、みな足を止め次の合図を待つ。「青になったよ」の掛け声で再び一斉に走り出す、二人で始めた遊びに仲間が加わり簡単なルールを共有しながら楽しむ姿がみられた。

言葉

公園の砂場で顔を近づけて寝転びリラックスの姿勢。四角い玩具を二人の前に立てながら「テレビでもみる?」「何見る?」「シンカリオンにする?アンパンマンにする?」と、お友だちに尋ねていた。その後、アンパンマンの歌を歌いだし、「次は何を見る?」と言いながら楽しそうに会話を続け、しばらく空想を膨らませながらの遊びを楽しんでいた。

環境

寒い日も身体を動かしに公園へ行った。朝の気温が低い日の公園の日陰には霜柱ができていて、膨らんだ土の割れ目にシャベルを入れると並んだ氷が出てくる。「氷だ!」と土のついた氷を容器に集めたり、上を歩いて「ふわふわだね」と感触を楽しんだりしていた。また溶けてぬかるんだ土を集めてチョコレート作りやお団子を作り「手が冷たいね」と季節ならではの遊びを楽しんでいた。

表現

ひな人形の制作をした。顔を描いたが目や鼻、口の位置を正しく描いている子が多くいた。色とりどりの和柄の折り紙の中から好きなものを選び、保育者に折り方を聞きながら着せて台紙に貼る。出来上がりを見ながら、「私のお雛様できた」と笑顔になっていた。…

1歳もも組2022年度2月のまとめ

健康

咳・鼻水が出る子が多かった。「ハナ、出た」「拭いて」と伝えてくるようになったので、ティッシュを子どもが手の届く場所に置き、自分で手に取り、拭くように促した。食事の前や散歩から帰ってきたときに、手を洗う習慣がついた。袖が濡れないように「袖をまくろうね」と声掛けをして袖をまくってあげると、次第に自分でできるようになった。給食の後は自分の布団へ行き、「お布団かけて」と横になる。体力が付いてきたので、午前の活動時間を長くしたことにより、給食をよく食べ、ぐっすり眠ることができるようになった。

人間関係

先月、幼児クラスのお店屋さんごっこに参加した後から、ごっこ遊びが盛んになった。園庭で遊んでいたところ、一人が「アイス屋さん、つくる!」と言うと、「僕も」「私も」とみんなでタイヤの上にマットを敷き、お店がいっぱいできた。お部屋では棚をカウンターにして向かい合い、「いらっしゃいませー」「ください」「はい、どうぞ」と言葉を交わしあう。生活や遊びの中で経験したことを、友だちと一緒に再現して遊ぶ姿が盛んになった。

環境

寒い日の公園で、霜柱を見つけた。「こおりだ」「冷たいねー」と言いながら手に取り、嬉しそうに話していた。しばらくすると溶け始めると「なくなっちゃった」と、残念そうにつぶやく様子が見られた。北風が強い日には「こわーい」と寒さに震えたり、ロウバイの花が咲いているのを見つけると「いい匂いだね」と、匂いを嗅ぐ姿があった。そして、梅の花びらが地面に落ちているのを見つけると、一枚ずつ摘まんで拾い、容器に集めたりお料理ごっこに使ったりした。寒い日には寒い日なりの自然に触れ、感じ、遊ぶことができた。

言葉

使っていた玩具を取られると、泣きながらも「使っていたよー!」「返してー!」と言葉で伝え、また、取ってしまった子どもに保育者が「これ、使いたかったの?」「使いたかった」「○○君が使っていたよ」とのやり取りから、玩具を返すことができるようになった。続けて、「何て言えばよかったかな?」「かしてー」「ちゃんと言えたね」と話していると、聞いていた子が「はい」と、その玩具や別の玩具を渡してくれる場面もあった。

表現

『節分の会』で豆まきを体験してから、頭の上に指を立て角に見立てて「オニだぞー」とオニの真似をするようになった。そのうち、ブロックや積み木を頭にのせ角に見立てるようになり、「オニだぞー」「きゃ~」「鬼は外~」と節分ごっこに発展した。保育者が「オニを呼んでこようか?」と声をかけると「いや、いい!」と激しく首を振る。行事を理解し、“怖かったけど楽しかった”と体験から感じてくれたことに成長を感じた。…

0歳たんぽぽ組2022年度2月のまとめ

健康

今月は、咳や鼻水の子どもが多く、中耳炎や高熱を出して休みの子どももいた。

そして、6名全員が完了食に移行し、よく嚙んで食べている。

様々な食材に興味を持ち、スプーンと手掴みの両手で食べている子も見られる。

中にはこぼさないように、左手を添えて上手に食べられる子もいる。

人間関係

友だちが、机上でお絵かきを始めると「かきかき、かきかき。」と言って一緒のテーブルでおえかきをしたがる。「一緒にお絵かきしたいの?」と聞くと、大きく頷く姿が見られる。

小さな人形をひとりの子どもが、大判のハンカチで抱っこをすると、それを見て、自分も同じように「抱っこしたい!」と人形とハンカチを持ってくる。友だちのしていることをよく見て、しっかりと自分の意思を伝えられるようになった。

環境

行動範囲が広くなり、保育室では活発過ぎて危ない時があるので、園庭に出るようにしている。園庭に出ると環境がいっぺんに様変わりし、子供たちも生き生きする。

子ども達は、早く園庭に出たくて、どの子も我先に自分の支度を手伝って欲しいとジャンパーや帽子を持って来る。その姿が可愛らしい。

表現

おっしこが出た時、子ども達は「ちっちでた。」と言葉と仕草で知らせてくる。

「おっしこ出たの?教えてくれたのね。」と言うとにこにこして、オムツを脱ごうとする。

はっきりとした語彙は出てこないが、片言で思いを伝えてくれるようになってきた。

言葉

空飛ぶ鳥を見て「上!上!」と指をさしたり、月山を登って降りるときに「おっとっと、おっとっと」と両手を上げて、走り降りたりする。又、散歩中大きな穴を見つけて「大きな穴だね!」と言うと「あな!あな!」と保育士の真似をしたりする。

色々な言葉を、耳と目でしっかり受け止めて言葉にできるようになってきた。…

5歳ひまわり組2022年度1月のまとめ

健康

年末年始の休み明け以降、就学に向けて午睡をなくした。午睡がなくなり園の生活リズムが変わったが、体力もあり眠そうにしている子はいなかった。幼児クラスで感染症が流行し、数人休む子はいたが、元気に登園できていた。給食では、今までのごはん、副菜、野菜に加えて汁もよそるようになった。子どもたちに全て任せて配膳するようになってから、食への意識も少しずつ変わり、以前よりもよく食べるようになった。来月は栄養士から栄養素についての学習を学ぶため、より自分の健康に対して意識を向けられるようにしていく。

人間関係

劇や合奏の活動で役や楽器が一緒の友だちと、普段の遊びの中でも遊ぶ機会が増えた。普段の生活の中でも、気になる子に対して注意をする姿は見られるが、劇の中では、そばで「○○だよ」とセリフや動きを教えることだけなく、役の友だちがセリフを言えるまで待ち、心の中で応援することも相手を思いやることも大切なことではないかと投げかけた。保育士が言ったことを覚えていて、そのような場面のときにはそっと教え合う姿が見られた。

環境

午睡がなくなったため、ほかのクラスが寝ている時間の過ごし方を考えて行動するように伝えた。また就学に向けての意識として、以前より子ども自身が見通しを持って自らの力で行動できるよう援助してきたが、最近は、時計を見て自分たちで次の活動の準備に気づき、行動できるようになってきた。また、現在、個人持ちのクレヨンや、園で取り入れているお金(べい)をロッカーで管理しているが、管理の仕方について具体的に知らせ、整理整頓がより意識できるようにしていく。

言葉

劇の練習をする前に、セリフを覚えられるように保育室に貼り、自分たちで見て覚える様子が見られた。本番に向け練習を進める中で、劇においてセリフは、次に言う人のことを思い聞こえるような大きな声で言うこと、自分の出番がわかるよう、ほかの人のセリフを聞き、動きをみることを伝えていった。だんだんとセリフを覚えていくと、セリフを言うとき感情をこめて言う姿も見られてきた。

表現

生活発表会では、冬のパーティーに続けて世界をテーマにし、日本の昔話から『うらしまたろう』、世界の昔話から『ブレーメンのおんがくたい』を選んで劇をした。合奏では『小さな世界』を演奏した。劇でセリフがまだ覚えていない頃は舞台に立ってセリフを言うのみだったが、覚えてくるとセリフに合わせて自分たちで動きを考えて表現していた。本番では休みの子が多く、子どもたちと話し合って代役を立てることに決め、勇気をもって手を挙げて代役をしてくれた子もいた。今回のことを通し、子どもたちがほかの人の役をよく見ていることに気づき、全員で劇を発表する機会で、より表現が豊かになるような言葉かけ、舞台作りをしていく。…

4歳ゆり組2022年度1月のまとめ

健康

ゆり組ではインフルエンザや、胃腸炎になる子もいた。園全体で体調不良になる子も多かったため、園庭に出る時の衣服の調整や、手洗いうがい等をもう一度見直し声をかけていった。手洗いの表を見ながら手を満遍なく洗う子や、しっかりとうがいをしていた。忘れている子には「うがいをするんだよ」と子どもどうしで声を掛け合う姿が見られた。

人間関係

1月のお店屋さんごっこではすみれ組も一緒に店員をした。それぞれが役割分担をし、協力して店員をしていたので、円滑にお店をすることが出来ていた。また、お客さんの時はすみれ組の子に「ベイ」の使い方を優しく教える姿も見られた。前回よりもひまわり組に頼るのではなく、自分たちがお兄さん、お姉さんとして年下の子どもたちの手本になったり、思いやりの心をもって優しくしたりしていた。

環境

年明けに保育室の棚の位置を動かし環境設定を変えた。今までよりも広々とした空間で過ごせるようにした。子どもたちも保育室の変化に気づき「広くなった!」「棚がここに来たんだね」など保育室の様子を口にし、環境が変わったことを喜んでいた。更に保育室に自由に使える空き箱を準備し、自由遊びの時間にも立体製作が楽しめるようにした。カメラや家など様々な物を作り出来たものを嬉しそうに保育士や友だちに見せていた。

言葉

朝の会で天気の話をしたとき「快晴」という言葉を使うと、子どもたちから「どういう意味?」と疑問の声が上がった。更に劇ごっこで「場面」という言葉を使った際も保育士に言葉の意味を尋ねていた。わからない言葉を保育士に尋ねるようになり、新しい言葉をどんどん吸収しようとする姿が見られた。

表現

獅子舞製作を行った際、あえて見本は作らず、子どもたちの自由な発想を大切にした。新年子どもの会でみた獅子舞を思い出しながら作る子や、王冠や様々な模様を描きオリジナリティーあふれる獅子舞を作る子どもの姿も見られた。完成すると友だち同士で頭を噛みあっていた。また、早く家に持ち帰りたい気持ちが生まれ、保育士に「いつ持って帰れるの?」と尋ねていた。…

3歳すみれ組2022年度1月のまとめ

健康

コロナウイルスは、だいぶ落ちついてきているが、3年ぶりにインフルエンザが流行した。そのため、中旬から下旬にかけて何名か発熱や席などの症状で体調が優れず、休んでしまう子が増えた。少しでも、予防や感染防止に繋がるよう次の活動の前にうがいを一日三回始めることにした。友だちと一緒に行うことで楽しさを経験している姿が見られた。子どもたちの体調管理をしていき、毎日元気に登園できるようサポートしていく。

人間関係

中旬にお店屋さんごっこがあった。幼児クラスで4つのグループに分かれる。ドーナツ屋さん、アクセサリー屋さん、麺屋さん、おにぎり屋さんなどを異年齢の友だちと一緒に力を合わせて展開していく。制作時には、出来ないときは、お兄さん、お姉さんに助けてもらいながら一緒に取り組んでいる姿が見られた。当日は、年下の友だちがお客さんとしてやってくると、「いらっしゃいませ」、「○○はいかがですか?」と大きな声を出しながらお手本になるよう取り組んでいた。また、終わった後も、「楽しかった」とたくさんの人に伝える姿が見られた。今年度中に機会があれば、このような交流を作っていく。

環境

12月の年末からお正月休みといった長期休みでは不安定な子が多く、一日の流れを忘れてしまう子が多かった。そのため、再度、思いだしていきながら、落ち着いて遊べるよう部屋の配置を従来通りに戻すと一つの遊びに持続するようになった。また、お店屋さんでの美容院遊びが大流行したため、クラスにも関連の玩具を揃えると、「いらっしゃいませ」、「どんな髪型にしますか?」要望を聞いた後、ミストやくし、はさみを使ってセットしていきドライヤーで乾かす工程を繰り返しやっている姿が見られた。これらの遊びがしばらく流行することを考え、更に必要な材料や道具を豊富に用意していく。

言葉

劇遊びに向けて、子どもたちに役の希望を一人一人に聞いていく。「何をやりたいのか?」、「どんな色がいいか?」を聞く上で、その子にあっている役がある時は理由を明確に伝えていくようにした。すると、「カラフルなライオンが良い!」や「ピンクのクマがいい!」などオリジナルなキャラクターを嬉しそうに伝える様子が見られ、その後、自分の役のお面をクレヨンで塗った。また、衣装もベストに星やハートといったワッペンを貼りつけて作り、完成すると「出来たよ!」と嬉しさをかみしめ、全員が納得いくお面と衣装を作り上げることが出来た。

表現

生活発表に向けて「もりのおふろ」を行う。配役が決まった後、役ごとに、流れや歌をゲーム感覚で教えていく。新しいことが大好きなため、楽しそうに練習をしている姿が見られた。全員で行う際、少し緊張をする子もいたが慣れてくると、入場するとき、役ごとにジャンプをする子や、手をお鼻に見立て象の真似をして出てくるなど、それぞれの子どもたちが自分の役をイメージし、一生懸命表現をしている姿が見られた。本番の大舞台でも自信をもって笑顔で表現することが出来るよう見守っていき、必要に応じながら個々にあった言葉がけをしていきたい。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度1月のまとめ

健康

戸外から帰ってくると、手洗い、着替えをする。着替えを頑張る姿がよく見られるようになった。「公園で遊んで汚れたから着替えるんだよね」と話しをしていた。洋服の袖を脱ぐのが難しいようで、保育者がそばにつき「袖の端を持つと、脱ぎやすいよ」と手を添え丁寧に伝える。袖が通ると嬉しそうに「できたよ」と話す。着替え袋を廊下のコート掛けにかけに行く。友だちのマークも覚えていた「○○ちゃんのは、ここだよ」と教えていた。

人間関係

園庭のバスマットを使って家を作る。友だちが集まってくると「いいよ、入ってね。これからご飯なんだ」と砂で作ったご飯を出す。「私はお母さんね。○○君はお父さんだね。」と役を決めていた。お父さん役の子は「ただいま、仕事に行ってきた。」と話しをする。ご飯を皆で作り「いただきます。」と輪になり楽しそうに食べる。中には腰を曲げておじいちゃん役になりきる子もいた。

環境

5歳児クラスの子どもたちと一緒にお店屋さんごっこに参加した。ペアになり手をつないでお店の会場に入る。たくさんの商品を見て、子どもたちのワクワクする気持ちが伝わってきた。ドーナツ屋さんに入り「ドーナツ美味しそう。ピンクのイチゴ味がいい。」と話していた。商品を受取り代金を払う。5歳児クラスの子どもが「お金はこれだよ。どうぞして。」と優しく伝えていた。お買い物を楽しみ、満足した表情で部屋に戻ってきた。

言葉

生活発表で披露する“はらぺこあおむし”の歌を繰り返し聞く。歌詞を覚え、楽しんで歌う。「月曜日にはリンゴを食べるんだよね。」と保育者に聞く。「そうだね、じゃあ、火曜日には何を食べるの?」と聞くと「ナシ!」と元気よく答える。子どもたちには果物の名前を伝え、出番になったら前に出てくるよう伝える。保育者と一緒に歌いながら、前に出てくる姿がとても可愛らしかった。

表現

鬼のお面製作をする。毛糸を使って鬼の髪の毛を作る。「好きな色の毛糸を選んでね。鬼の髪の毛になるからね。」と伝えると、「どの色にしようかね?」と悩む姿が見られた。画用紙に糊をつけ、子どもたちが毛糸をつける。「毛糸はフカフカしていて気持ちいいね。」と感じたことを伝えていた。クレヨンを使って鬼の目、口を描く。「鬼は怖い顔をしているけど、皆の鬼は可愛いね。」と伝えると、子どもたちは笑っていた。…