3歳すみれ組2023年度4月のまとめ

健康

進級したことで、新しくなった帽子を嬉しそうに被ったり、幼児クラスの行事に参加した際には、楽しんで参加する様子が見られるなど、進級したことを喜ぶ姿が見られた。はじめは担任が変わるなど環境の変化により、朝の受け入れや生活の節目で泣いたり気持ちが不安定になる子がいたため、担任間で連携を取り、そばで寄り添えるようにした。毎日の生活の流れを同じにし、繰り返すことで少しずつ進んで行動したり、身のまわりのことを意欲的に行う姿が見られるようになってきた。食事では、全体的に食べる量が少ないこともあり、お皿に盛るときの量を工夫し変えたことで、意欲的に食べる子が増え、完食する子も多くなった。

人間関係

新しい子が2名入園し、少しずつ名前を覚えて一緒に遊ぶ姿が見られるようになった。気の合う友だちを誘って同じ遊びをするなど、友だちと遊ぶ姿が多く見られるようになった。友だちと遊ぶ中で、自分の思いが通らない場面でのケンカがあり、手が出ることがあったため、保育士が仲立ちする中で、思いや状況を代弁することで、相手に伝える必要な言葉を一緒に伝え解決できるようにした。

環境

5月の子どもの日に向けて、朝の会でこいのぼりの歌をうたったり、制作をするなど季節の行事への興味や関心を深めた。戸外ではダンゴ虫や幼虫を見つけ、観察や触ってみることで、「なんの虫だろうね。」と興味を示していた。また、公園に植えてある花の種を見て、「どんな花が咲くのかな。」と想像を膨らませる姿があった。戸外に多く出かけることで、身近な動植物と触れ合う機会を多く取り入れることができた。

言葉

日々の生活の中で、絵本や紙芝居に触れる機会を多く取り入れていったことで、たくさんの物語に親しむことができた。生活や遊びの中で、自分の思いや要求を、例えば「おかわり」などの言葉の単語だけでなく、「おかわりがほしい」と文章で伝えられるよう意識して伝えていった。今後、生活や遊びの中で、必要な言葉を一緒に遊ぶ中で伝え、言葉の引き出しを増やしたり、面白さを一緒に共有していく。

表現

こいのぼり制作では、ハサミとマーブリングに挑戦しそれぞれ2枚のこいのぼりを作った。マーブリングでは好きな色のインクを2色選び、水にたらし混ぜることを楽しんだり、紙に模様がつくと「わ~!」と喜ぶ姿が見られた。ハサミは初めてだったため、個別にハサミの持ち方や使い方を知らせ、1回で切り終わるように細く切った折り紙を渡した。最初の数回は保育士が手を添えて行うようにし、だんだんと慣れてくると自分で切れるようになる様子が見られた。今後の制作で継続してハサミを取り入れていくようにする。

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