3歳すみれ組2021年度12月のまとめ

健康

12月上旬頃から急激に寒くなり、熱や風邪で休む子がいたため、その日の気温や子どもの様子に配慮していきながら室内やホール、そして園庭遊びを短めにしていくよう工夫したり、外活動の際は上着を着るよう声かけをするなど、子どもたち一人一人を、細かく見るようにした。これから更に気温も下り、個々の体調も異なるため、感染対策をしっかり見ていく。

人間関係

公園でボールコートの回りを走りマラソンを誘うと、子どもたちが「やりたい」と続々集まってきて行う。友だちの後を追いかけながら走ったり、疲れてきた子には「頑張れ!」と」応援する姿が見られるようになり、複数の友だちと共感しながらみんなで関わることの楽しさを感じるようになった。しかし、その分、友だちとの意見の食い違いから言い合いになるトラブルも多くなってきているため、両者の思いや気持ちを汲み取りながら個々にあった声かけや解決策を一緒に考えていき、たくさんの経験ができるよう援助していく。

環境

今まで、室内の配置が一緒だったため、子どもたちの遊びがより発展していくよう環境整備を行った。特に棚を使いながら、個室のように作ったスペースは大好評であり、「わぁ~すごい」、「本当のお部屋みたい」と気に入り嬉しそうに遊ぶ姿が見られた。また、全体的に友だち同士で遊びが発展し満たされるような環境を作った。以前より落ち着いて遊べるようになったが、今後もその時の状況に合わせながらより子ども達の遊びが膨らむように工夫していく。

言葉

「冬のパーティ」の行事に向け、クラスでは発表する「ジングルベル」の合唱の練習を上旬頃からしていく。歌詞が二番まである為、歌詞の作成するにあたり、子どもたちに違いが分かるように色を分けたり、そして字を読むのが難しい子もいるため歌詞に書いている名詞をラミネートしたイラストを貼り分かりやすくした。本番では一生懸命頑張る姿や自信をもって大きな声で歌うことができ成長した姿が見られた。

表現

12月になると塗り絵以外にも白い紙やチラシを使って剣を作ったり、はさみを使って丸や四角などの図形を作る子が増えてきた。しかし、はさみの持ち方、切り方はまだ難しい子もいるため、しっかり保育者がつきながら切る練習をしていった。また、中旬ごろから好きな形に切り、その紙を使って友だちや両親、そして担任に手紙を書く姿が見られ「ありがとう」や「だいすき」といったメッセージを言葉で表現する子が増えてきた。今後も子どもたちがイメージしたことを自由に表現できるよう援助していく。

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