健康
ほとんどの子が日中パンツで過ごし、自ら意欲的にトイレに向かう姿が見られた。
公園に着くと同時にトイレに行きたいと訴える子も多いので、散歩に出る直前にも声掛けをしてトイレに行けるように活動を見直した。花粉症の子どもが数名いるが、大きく体調を崩す子は少なく、全体的に元気に過ごすことが出来た。
人間関係
自分の経験したことや、家庭での出来事を友だちに話し、会話をすることを楽しむ姿が見られる。友だち同志の関係性がより一層深まり、ごっこ遊びやルールのある遊びを長い時間楽しむようにもなった。一方で自分の思いが通らなかったり、玩具や場所の貸し借りで思いがぶつかり合うこともまだまだあるが、互いの思いを受け止めながら一緒に遊べるよう援助し、思いが満たされるようにした。
言葉
自分のやりたいことや、出来事を保育者だけでなく友だち同士で話すなど、会話のやり取りを楽しむ姿が見られるようになる。言葉での表現が難しい子も、友だちの真似をして会話に参加している。1人が話し出すと「自分も」と数名が一斉に話だし、とても賑やかな状況になることもある。
環境
暖かい日が増え、戸外で伸び伸びと遊ぶことができた。草花や虫を見つけ「きれいだね」「これは何かな?」と言って友だちや保育者に見せたり、興味深く観察したりして楽しんでいた。また移行保育後は、少しずつ進級する期待が膨らみ、新しい玩具で遊んだり、衣装を身に着けてごっこ遊びを楽しむ姿が見られた。一方で不安を感じる子もいて、安心して入室できるように暖かく迎えられるようにした。
表現
顔の輪郭やパーツが描けるようになったり、ピースの多いパズルが出来るようになったりと手先が器用になった子が増えてきた。またクラス全員で「おおきなかぶ」の劇遊びを行った。登場人物のお面を被り、それそれが役になりきってセリフを言い、楽しみながら演じることができた。