健康
一人一人の発達に合わせて、離乳食を始めた。2ヶ月の子どもは、まだミルクのため5人は初期食、中期食からのスタート。保護者がお子さんに食べさせる様子を見て、栄養士も加わり相談しながら進めた。母乳しか飲ませていないご家庭もあり、哺乳瓶に慣れるように本人が嫌がらないように少しずつ試していくようにした。
人間関係
今年は、月齢差が大きく生後二か月の赤ちゃんから、腹ばいをしている子ども、つかまり立ちをしている子どもがいて目が離せないが、一人一人自由に自分の好きな場所に移動して、遊べるよう環境を整えた。また、友だちにとても興味があり、バギーに乗ると隣の友だちに、手を伸ばす子もいる。保育士に甘えてくるときは、気持ちが満たされるように十分抱っこをし、その都度要求を満たされるようにした。
環境
春とはいえ肌寒い時には、床暖房を入れ、初夏のように暑く汗ばむ日にはエアコンを入れて温度や加湿に気を配るようにした。鼻水が出ている子どもが多くいたので、テイッシュでこまめに拭けるように、部屋のいろいろな場所に置いた。玩具は、音の出る積み木や小さなボールを置いて、子どもの興味が湧くような配置で籠に入れ自由に遊べるようにした。又、
棚につかまって立ち上がるので、保護テープを貼りなおして剝がされないよう気をつけて
いった。
表現
ガラガラなどを保育士が持って振ると、音のする方を目で追ったり、コロコロと音のなる積み木やビーズの入ったマラカスなど、感触のいいものに興味を持って近づいてくる。
音を聞く、物を見るなどの動作を十分に行い、全身で楽しむ姿が見られる。
又、童謡や手遊びの『グーチョキパー』をすると一緒に『ぐーぱーぐーぱー』をして、保育士の真似をして体を動かして反応していた。
言葉
コロコロと転がる玩具や、自分の欲しいもの手を伸ばして、「あれが欲しい!」と喃語や仕草で伝えようとしてくる。
まだ2ヶ月の赤ちゃんでも自分の欲求を泣いて伝えてくる。喃語や言葉が話せなくても、ミルクが欲しかったり、オムツが濡れていると伝えたり、時には、背中が暑いから抱っこして等、様々な欲求がある。保育士もどの欲求をしているのか泣き方で段々分かるようになりその欲求に応えて関わると、笑顔で応えたり声を出して喜んでいた。