0歳たんぽぽ組2021年度7月のまとめ

健康

先月に引き続き、咳や鼻水が出ている子もいたが、入園して3か月が経ち、体力が少しずつついてきて体調を崩すことが少なくなった。だんだんと自我が出てきて、登園時泣く子やぐずる子もいたため、抱っこなどスキンシップをとり安心できるよう関わっていった。離乳食では、完了食に上がる子が増えた。メニューが増えたことで喜んで食べている姿が見られる。一人一人の食べ具合や好きなものを把握しながら、丁寧に進めている。

人間関係

友だちに興味がでてきて、そばに行ったり、同じ玩具で遊ぼうとする姿が見られるようになってきた。その中で、思いが通らず手が出てしまうことも多かったため、トラブルが起きそうな場面では大人の配置や声のかけ方を工夫し、未然に防げるよう担任間で十分話しあった。友だち同士で手をつないだり、一緒に遊ぼうとする姿を見守りながら子どもたちの関わりを深めていきたいと思う。

環境

今月から水遊びが始まり、今年も熱中症の心配もあり玄関で行った。最初は怖そうにしていた子もいたが、だんだんと遊ぶ中で慣れてきて、全員が進んで水に触ろうとする姿が見られたり、体に水がかかると気持ちよさそうにしていた。食紅で色水遊びをし、色が変わっていく様子を不思議そうに見ている子や、保育士の真似をしてカップに色水をすくって遊ぶ子もいた。来月は氷の感触を楽しむなど、夏ならではの遊びを楽しんでいきたい。

言葉

名前を呼ぶと、嬉しそうに笑ったり、ご飯の時に「いただきます」「ごちそうさま」と保育士が言うと「た!」と語尾を言ったり手を合わせる姿が見られ、少しずつ言葉を理解してきている。「えらいね~」と頭をなでると、自分でなでてみたり、友だちにも頭をなでてみようとする姿が見られる。指差しをする子が増え、気づいた事があると「あ!」と指さしで保育士に知らせている。また喃語が盛んになり、低月齢児も遊びや生活の中で楽しそうに声を出している。

表現

わらべ歌や手遊びをすると、体を揺らしたり手を叩いてリズムをとる様子が見られる。ペットボトルで作ったマラカスなど出して一緒に楽しめるようにしている。七夕制作や朝顔の制作では手型と一人一人の写真をつけて作った。廊下に貼った時に、友だちの顔を見て「あ!」と指をさす子もいた。絵の具を嫌がる子もいなく、手につけると不思議そうにじ~っと見ている。これから指先を使った制作や遊びを取り入れていきたいと思う。

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