4歳ゆり組2022年度3月のまとめ

健康

今年度最後のクッキングを行った。今回はグループに分かれてスーパーへ行き、ホットケーキの材料を自分達で購入した。同じフルーツでも値段が異なったり、1番安いフルーツはどれか考えたり、見た目だけではなく、金額のことも考えながらグループ内で話し合い、購入するフルーツを決めていた。クッキングでは自分で生地をフライパンにたらし、保育者と一緒にひっくり返した。トッピングは全て自分達で行い「美味しいね」と言いながら完食していた。その後、職員のホットケーキも楽しそうにトッピングしていた。

人間関係

お別れ会で渡すペン立てを作った。普段の制作は個々の自由な想像力を大切にするようにしたが、今回はプレゼントなので、渡す相手のことを考えて制作するように促した。すると、仲の良いお兄さん、お姉さんのことを考え「○○ちゃんはこの色好きだと思う」「このスパンコールのハート形好きだと思うな」等、相手の好きな物や喜ぶ物を考えながら制作する姿が見られた。

言葉

お別れ会で仲の良いお兄さん、お姉さんに渡す手紙を書いた。保育者が卒園のお祝いのメッセージを記入した見本を作り、それぞれ自分の思いを書くように伝えた。自分の気持ちを言葉にすることが難しく、保育者や友だちの記入したメッセージを参考に、言葉を繋げていく姿も見られた。また、最後まで自分で考えることを大切にし、時間をかけてメッセージを記入する姿も見られた。卒園のお祝いや勉強への応援メッセージだけでなく、園での思い出を忘れないで欲しいなど、様々なメッセージが集まった。

環境

数日間、移行保育を行い、ひまわりの保育室で過ごした。今まで触れたことがない玩具に大喜びし、どんな玩具があるか部屋中を探していた。また、4歳児クラスよりも規則性のある机上の遊びが多く用意されており、興味を強く抱く姿が見られた。更に、保育者に自分達から遊び方を尋ね、遊びのルールを理解しようと努力する姿も見られた。実際に来年度から過ごす室内で遊びこむことにより、進級への実感や期待感を抱くことができていた。

表現

今月は1年間を通して印象に残った出来事の経験画を描くことにした。実際に保育者が具体例を出しながら1年間を振り返り、多くの出来事が思い出された。「ママが来てくれたから」と保育参加の様子を描いたり、園庭遊びやプールなど、友だちとの楽しかった思い出を描いたり、全員が自分で好きなシーンを選んでいた。なかなか1つに絞り切れず、友だちに「何描くの?」と尋ねながら決める姿も見られた。制作途中も友だち同士で何を描いているのか話したり、そのときの思い出を語ったり、和気あいあいと会話を楽しみながら描いていた。

育児あれこれ