4歳ゆり組2022年度11月のまとめ

健康

給食及びおやつ後のうがいが習慣化したため、風邪や感染症防止の観点より、戸外活動から園に戻ったときにもうがいをするようにした。5秒間のガラガラうがいを1回行うルールを作り、子ども達に伝えると、自分達できちんと手洗い後にうがいをするようになった。また、寒さが厳しくなってきたので、子ども達に上着を着るかどうか尋ね、気温に合わせて衣服を調節する大切さを伝えていった。次第に戸外活動の前に自分で考えて上着を着る姿も見られるようになった。

人間関係

席替えを行ったことにより、クラス内のグループも変わった。それに伴い、グループ名を新しくすることになったが、以前よりも話し合いが円滑に行われ、短時間で全員が納得するグループ名を決めることができた。更に、グループ全員ではなく、それぞれのグループから1人ずつ代表で当番活動を行うことにした。今までと違うルールになったので、うっかり当番活動を忘れる子もいるが、気づいた子が教える姿も見られた。当番活動を通して互いに助け合う心や、責任感を学ぶことができていると感じられる。

言葉

子ども達の語彙が増えてきたので「ちくちく言葉」と「ふわふわ言葉」について考える時間を作った。子ども達に挙手制で発表してもらったところ、ふわふわ言葉の方がたくさんあがった。画用紙を用いて一覧にし、今後は「ちくちく言葉は0回、ふわふわ言葉は1回以上使っていこう」というルールを作った。すると、子ども達同士で「ちくちく言葉だよ」と教えあったり、一覧にした言葉以外のちくちく言葉やふわふわ言葉に気づいて保育者に伝えたりする姿が見られた。

環境

散歩に行く途中、いちょうの木が紅葉していく様子を観察したり、落ち葉となり、木についている葉っぱが減っていくことを寂しがったりしていた。また、折れていた木の枝をほうきのように使い、たくさんの落ち葉を集めたり、集めた落ち葉を降らして友だちと楽しんだりしていた。他にも、風に乗ってひらひらと舞う落ち葉を掴もうとしたり、ムクロジやジャノヒゲの実を集めてままごとに使ったりするなど、戸外活動を通して思う存分秋の自然に触れることができた。

表現

紙粘土とどんぐりを使い、好きな料理を表現する制作を行った。保育者が一人一人のリクエストに応じた絵具を紙粘土に垂らすと、子ども達は一生懸命こね、紙粘土に色がつく様子を面白がっていた。また、ボンドでどんぐりをつけることにより、ケーキやピザ、だんごなど、思い思いの料理に近づくことをとても楽しんでいた。完成後は互いに見せ合って感想を言ったり「いつ持って帰れるかな?」と自宅に飾ることを楽しみにしたりしていた。

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