健康
感染症が引き続き蔓延していたこともあり、子どもたち自身で手洗いやうがいを念入りに行ったり、お互いに「手洗い、うがいした?」「マスクつけよう!」と声を掛け合ったりしていた。花粉症の子が多く、目の痒みや鼻水が出たりしている子が増えた。その都度自分で気が付きこまめに拭いたり、必要であれば薬を使用する子もいた。暖かい日が増えたことで、上着の有無など、自分で気が付いて服装を調節していた。
人間関係
引っ越しに伴い退園する子がいることを知ると、寂しがる様子が見られた。「寂しいな。」と口にしたり、「たくさん遊ぼうね。」と声をかけたりする子が多く見られた。生活発表会を行った際には、友だちと一緒に活動することを喜んだり、一緒の役を演じる子と協力して台詞を言ったりする姿が見られ、友だちとの関係性が深まっていることを感じた。
環境
気温が高くなってきたこともあり、花や虫などの自然に興味関心を抱く様子が見られた。桜が咲いている様子を見て、「綺麗だね。」と気持ちを共有し合ったり、虫を見つけて熱心に観察したり、図鑑を使って虫の名前を調べたりしていた。また、進級に伴いひまわり組に保育室が変わった際には、新しい玩具や絵本に興味を抱いて、夢中になって遊ぶ姿が見られた。
言葉
気持ちのぶつかり合いが起きた際に、乱暴な言葉使いになってしまうことがあった。その際には友だち同士で「その言葉は悲しいよ。」「チクチク言葉だよ。」と注意し合う姿があった。ひまわり組が卒園する際に、在園時の代表として贈る言葉をクラスで話し合い決めることにした。ひまわり組にどんな言葉を贈ったら喜んでくれるかなど、子どもたちがそれぞれ考え自分の意見を出し合い話し合うことができた。
表現
保護者を招いて、生活発表会をおこなった。歌や台詞を言う際には伸び伸びと大きな声で発したり、「ねずみの役だから、こんな動きはどう?」と自分なりに考えて、演じることを楽しむ様子が見られた。また、保護者に見てもらい、大きな拍手をもらったことで表現する楽しさを知り自信に繋げている様子が見られた。