5歳ひまわり組2021年度5月のまとめ

健康

活動に見通しをもって取り組むようになり、一日の予定や次の活動を考えて行動するようになってきた。
また、生活や遊びの中で守るべきルールや約束の大切さを考え、守るからこそなり立つ活動や、楽しめる活動があるという事を経験の中から身につけていった。また、看護師から手洗い指導をしてもらい、蛍光ジェルを塗って手洗いを行った。ブラックライトで手に残ったジェルを確認すると「ここにこんなに残ってる!」といって、次に手を洗う時に気を付けている姿も見られた。

人間関係

友だちと一緒にゲームをしたり、お店屋さんごっこをしたりして楽しんでいた。気の合う子と合わない子がいる中で、互いに折り合いをつけようとする姿も見られるが、ぶつかり合うことも多かった。自分がされて嫌だったことや、相手に対して言いたいことがあるときはまず自分で伝えるよう促し、状況を整理しながら伝え方を提示したり、やり取りを仲立ちしたりしつつ見守っていった。春の遠足では、4歳児との関わりを深めながら一緒にスタンプラリーをしたり、縦割りの活動を楽しんだりして交流した。

環境

室内の玩具の使い方やゲームのルールなどが分かるようになり、友だちや保育士と楽しんでいた。使ったものを片付けてから次の遊びをするよう声をかけながら、整理整頓が身につくようにした。また、お店屋さんごっこを始めたため、売り買いして楽しめるように“べー”を用意したり、折り紙や空き箱などを用意したりして、作りたいものやイメージしたものを形に出来るような素材を室内に常備するようにした。戸外では、過ごしやすい気候の中で思い切り体を動かせるよう、遠足や散歩、野菜や花の苗を植えるなどして、自然と触れ合う機会を多く作った。

言葉

読み書きが出来るようになったことで活動の幅も広がり、本を読んだり手紙を書いたりして楽しんでいた。
また、当番活動やお店屋さんごっこを通して数字にも親しみ、”べー”を使って計算したり、売り買いしたりしていた。友だちとの関わりの中では、円滑な人間関係を築くための言葉の使い方や伝え方がまだ難しいため、保育士が状況を整理しながら仲立ちし、どんな言い方だったら喧嘩にならないか、嫌な気持ちにならないかなどを考えられるよう、具体的な言葉で代弁したり、子どもたちから言葉を引き出したりしていった。

表現

お店屋さんごっこを通して制作を楽しみ、紙を丸める、切る、折る、貼るなどの基本的な技術から応用して、保育士と一緒に作品を作れるようにしていった。遊びの中で店員側と客側の役割を交代したり、自分で考えた店を出すことで楽しめるようになり、様々なアイデアから遊びが発展していくよう、一緒に考えたり工夫しながら取り組んだ。また、遠足後には、遠足で楽しかったことをクラスの皆で報告し合い、友だちの話を聞いたり、自分の話をすることで思い出を共有し、絵を描いて表現した。

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