5歳ひまわり組2017年度10月のまとめ

健康

運動会では竹馬も荒馬踊りもリレーも全員が一生懸命に取り組み、一人一人の自信につながり、クラスのまとまりも一層強くなった。運動会後も竹馬ブームは続き、竹馬に乗ってサッカーボールを蹴ったり、「フラミンゴ乗りだよ」と、自分で新しい技を考える子もいた。気温差が激しい日もあったが、衣服の調整や水分補給を自ら行う姿があった。

 

人間関係

ポケット図鑑をもって園庭に飛び出す。「俺が虫探すから、〇〇くんは何の虫なのか調べてね」「OK!」など、役割を決めてあそぶのが楽しい様子だ。お化け屋敷ごっこの日を決めるとき、「多数決で決めるのはどう?」「〇日は〇〇ちゃんがお休みだからやめよう」など、子どもたち同士で意見を出し合い友だちを思いやる発言も出るようになった。

 

環境

園内マップを見ながら公園内を歩く子どもたち。立て看板の数字と地図上の数字が同じだと「今、ここを歩いているね」と喜び、地図に興味を示す。またフリスビーはどうやったら遠くに飛ぶのか、工夫したり友だちのやり方を参考にする姿も見られた。子どもたちの好奇心をキャッチしながら、今後もあそびながら学べる環境を作っていきたい。

 

言葉

友だちに変な呼び方をされたと悲しむ子に、「どうしたの?」と寄り添う子がいた。悔しい思いを吐き出し、それを黙って聞いてもらうと、すっかり元気に。また、最初は激しく言い争うもののお互いの言い分に耳を傾け始め、「あっ、そこがいけなかったんだ!」と気付きハッとする場面もある。言葉でやりとりできる力が育っていることを感じた。

 

表現

お化け屋敷ごっこの写真やイラストを壁に貼ると、それらを参考にしつつ様ざまなお化けを作っていた。芋掘りのお絵描きでは、きれいに洗ったさつまいもを観察しながら絵の具を使って描いた。混色の仕方を伝えるとさつまいものリアルな色感が出ている作品が生まれていた。引き続き、表現の幅をより広げられるような方法を紹介していきたい。

 

食育

「かぼちゃのマッシュ」を作った。かぼちゃ丸ごとや切断面、蒸し器を見せると興味津々。各自スプーンで種を取り出したり、蒸し上がったかぼちゃをマッシュして、レーズンやパプリカで飾り付ける活動に夢中になっていた。「他のクラスの先生にもプレゼントしたい」とみんな嬉しそうに届けていた。これからも計画的にクッキングを進めたい。

育児あれこれ