健康
体調を大きく崩すことはなく過ごすことができた。肌が乾燥している子どもが多く、痒くて掻きむしってしまうことがあるので、細目にワセリンを塗るようにしてきた。また、給食のメニューによっては、食後に口まわりや頬に赤みが出てしまうこともあったので、引き続き様子をみていきたい。食事の前や戸外先から帰ってきた後の手洗いでは、保育者が側に付き手洗いの仕方を伝えてきた。感染症が流行る時期なので、丁寧に洗うことを知らせている。午睡では、自分から布団に入り体を休める姿が見られるようになってきたが、布団の上でふざけてしまう時には、声をかけ少し体を休めるよう促してきた。
人間関係
集団遊びのルールが少しずつ分かり、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じられるようになってきた。保育者や友だちを誘いあう姿が見られるようになり、今まで保育者がやっていた役を、子ども達が自らやりたいと主張してやる姿も見られた。遊びが展開する様子を見守りながら、集団遊びのバリエーションを増やしていきたい。友だちとの関わりが増える中で、玩具の取り合いも増え、手や口が出てしまうことがあるので、保育者が仲立ちをしながら、お互いの気持を受け止め、納得して遊びに向かえるよう関わっている。
環境
室内で過ごす時には、２グループに分かれることによって積極的に動かなかった子どもは、意欲的に遊ぶ姿が見られた。また、ダイナミックに体を使って遊ぶことが好きな子どもは、運動遊びを取り入れることで思いっきり体を使って遊ぶことができた。夕方は、棚の位置を変えて落ち着いて過ごせるよう、段ボールの家やトンネルなどを使いながら遊びの工夫をしてきた。
言葉
語彙が増え、友だちや保育者と会話のやりとりが多くなってきた。自分の名前を呼ばれると「はい！」と返事をするようになり、「あなたのおなまえは？」の手遊びでは、「○○ちゃんです」「○○くんです」と答える姿も見られるようになってきた。保育者や友だちに一生懸命言葉で伝えようとしている時には、耳を傾け気持ちを汲み取りながら関わってきた。
表現
子ども達が聞きたい歌や手遊びをリクエストしてくる中で、保育者や友だちと一緒に体を動かしたり、お互いに同じような動きを真似して遊んだりすることを楽しんでいた。また、歌絵本を通して、色々な歌を口ずさむようになってきた。
