健やかに伸び伸びと育つ
梅雨時期の不安定な天候が続いて気温差もあったので、エアコンを使用して室温や温度の調節をし、過ごしやすい環境を整えた。
ハイハイやつかまり立ち、伝い歩き、歩行も安定して、活動も活発になり、一人一人の成長が見られた。階段のぼり、ソフトマット、トンネルくぐり、ボ－ルなどで積極的に遊んでいた。安全面に配慮し、やりたい気持ちを大切に、個々に合わせて援助した。
離乳食は中期食から後期食、後期食から完了食へと進む子がいた。形態や味が変わることで、食べ方も変わってくるので「おいしいね！」「もぐもぐして食べようね！」と意欲的に食べる気持ちを育むようにした。
身近な人と気持ちが通じ合う
子どもたちは、ハイハイや歩いて、友だちに近づいて、顔や頭に触ろうとしたり、持っている玩具に手を伸ばしたり、興味を持って関わろうとする姿が見られた。保育者は近くで見守りながら友だちへの興味を引き出せるようにした。
保育者が名前を呼びかけると振り返ったり、手をあげたり、自分の名前を言葉で認識できる子が増えてきた。喃語や発語が多くなってきたので、子どもたちの伝えたい気持を代弁しながら関わるように心がけた。
身近なものと関わり感性が育つ
保育者の歌や手遊びに合わせて、体を揺らしたり、手をたたいたりして体を動かして楽しもうとする姿があった。いないいないばあ！をすると楽しんで、「ばあ！」の時の表情や大きく広げる仕草を真似する姿も見られた。「上手だね！」「楽しいね！」と声をかけながら保育者を模倣する楽しさを味わえるように関わった。
お絵描きをする。クレヨンに興味を持ちすぐに手に取り確かめていた。紙に色づくことを楽しんでいる。そのうちに紙を破いて遊び始めていた。手先を使った遊びも取り入れていくようにしたい。
