0歳りす組2021年度2月のまとめ

健やかに伸び伸びと育つ

歩行がしっかりとしてきて、自分のやりたいことや興味を持ったことを楽しんでいる。生活面でも少しずつ意欲的な姿が見られ、手洗いや着脱でも「自分でやってみようとする」姿が見られた。やりたい気持ちを受け止めて、できない所は、ゆっくりと援助し関わるようにした。食事面でも全員が乳児食となり、意欲的に手づかみや食具を持って食べる姿があった。自分で食べたいという気持ちを大切にしながら見守った。また少し硬いものや大きいものを食べるときは、保育者が声かけをして咀嚼を促した。

身近な人と気持ちが通じ合う

生活や遊びの中で安心できる相手に対し気持ちを表現しようとする姿が多く見られた。表現の中には大声を出すこともあるが「大きい声だね」と言葉をかけて、その子の気持ちを受け止め「優しい声でも聞こえるよ」と言うと、うなずく姿も見られてきた。

友だちに興味があり顔を合わせて笑ったり、楽しいことをしている姿を見て近づいて真似をしたり、手をつないで歩いたり、友達同士の関わりも多くみられるようになってきた。その中で友だちを意識して、持っている玩具を欲しがったり取ったりし、トラブルになることが増えてきた。保育者が仲立ちとなることで、楽しみながら友だちとの関わりが広がるように保育をしていった。

身近なものと関わり感性が育つ

積み木や絵本、戸外で見つけた草花など、身近な環境に興味や好奇心を持って関わり、親しみを持っている。歌や踊りを好み、思い思いに体を動かしたり、保育者の真似をして踊ったり、歌に合わせて手をたたいたりして楽しんでいる。歌詞の語尾を一緒に歌う姿も見られた。保育者の言葉を真似し、月齢の大きい子は保育者と簡単なやり取りを楽しむようになってきた。また友だちの名前がわかり「○○ちゃん」と呼んでいる姿もあった。子どもの語りかけに丁寧に言葉を返し、言葉が伝わる楽しさが感じられるように関わっていった。お絵描きも楽しめるようになり少しずつ力強い線を描くようになり、紙に色がつくのを楽しんでいた。

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