健やかにのびのび育つ
だんだんと気温が下がり、冷たくなってきた。子どもたちも咳や鼻水の出る子が増え、発熱がある子もいた。こまめに鼻水を拭き気持ち良さが感じられるようにしていった。保護者から子どもたちの健康状態を聞き一人一人に合わせた活動内容にするなどして無理のないように配慮していった。
後期食から完了食に進む子がいた。形状や味が変わることで食べ方が変わることがあるので「もぐもぐできたね」「おいしいね」と意欲的に食べる気持ちを育むようにしていった。
身近な人と気持ちが通じ合う
友だちに興味が出てきて友だちがいるところへ近づいて行ったり、体や頭を触ったり向かい合っておしゃべりを楽しむようになり喃語を発したり友だちと関わることを楽しんでいた。
食べ物の出てくる絵本を読み始めると子どもたちが次々と寄ってきて絵本の中の食べ物をつまむ動作をしている子、保育者もつまんで食べる真似をしてみせると喜んでこちらを見て自分が食べたいのではなくやってあげたいという気持ちの子がいた。保育者や友だちの口元へつまんだ手を持っていき食べさせている。「おいしいね」「ありがとう」と伝えると何度も繰り返し保育者が喜ぶ反応を楽しんでいた。
身近なものと関わり感性が育つ
手遊びやダンス、歌を好み保育者に仕草や言葉で音楽を流してアピールし、曲を流してもらうと、体を揺らしたり手をたたいたりポンポンや風船をもち体を動かして楽しんでいる。歌詞の語尾を一緒に口ずさむ姿も見られてきた。
お絵かきも楽しめるようになり、おもいおもいに腕や手首を動かし画いている。少しずつ力強い線を画くようになった。紙に色がつくことを喜び指さし教える姿が見られた。
