0歳りす組2022年度4月の保育日誌

4月4日(月)雨

慣らし保育初日。2名のみの登園で、職員と一対一で関わりゆったりと過ごしていた。授乳や睡眠など生理的欲求を訴えた際、それぞれ好みがあり家庭とは異なる状況下で不安を見せる様子が多かった。一人一人丁寧に関わり、風に当たったり、景色を変えたり、音楽を聴いたりなど、落ち着くまで気分転換を図ることで情緒の安定が見られた。

 

4月7日(木)晴れ

園周辺の散歩へ行き、外気浴をしながら戸外の観察や睡眠を取るなど心地よく過ごしていた。また、保育者との触れ合いや関わりを通す中、欲求を満たされることで落ち着いていた。しかし、職員が入れ替わると混乱や不安が生まれ泣くことがあったため、一定の職員が同一で関わることで安心を得ていた。

 

4月14日(木)雨のち曇り

部屋の環境や職員への認識が高まってきて、笑顔を見せる姿が表れてきた。一方、保育時間が延びてきたことによる疲れなのか職員に対し慣れてきたのか、生理的欲求のアピールが強かった。個々の様子を見ながら無理のないよう生活動作を進めたことで、落ち着きを取り戻していき欲求が満たされて職員への信頼も少し高まった様子であった。

 

4月20日(水)曇り

慣らし保育の子が1名加わり、初の4名で過ごした。午前中は泣く子や不安を見せる子が多かったが、午後になると慣れるのか、落ち着きを見せ始め生活動作も遊びも機嫌よく過ごしていた。職員との触れ合いを多く持つことにより笑顔になることが増えてきた。寝返りや伝い歩きも多くなり、自身で身体を動かしながら周囲の環境を観察することを楽しんでいた。

 

4月27日(水)晴れ

環境にずいぶん慣れ、受け入れ時には職員や友だちの顔を見ると笑顔を浮かべていた。信頼関係も増し、担任を中心に授乳、離乳食、睡眠、排泄などの生活動作を行うと安心して心地よく過ごしていた。個々のリズムが一定になってきており、職員も流れを把握できるようになり雰囲気に余裕が生まれ、子どもにも伝わっている様子。このまま次月も芽生え始めた信頼関係を大切に、密に関り発達を見守っていきたい。

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