健康
年明け、体調を崩す子もいて、なかなか全員が揃わず寂しがる様子があった。毎日「明日は○○くん来る?」などと心配していた。全員が揃った日の朝には、「せんせー!みんなきたよー!」と嬉しそうな表情を見せている。
長期休暇後であったが、情緒面は大きく崩れることなく、安定して生活できていた。
人間関係
お正月遊びを楽しんだ。初めはカルタやすごろくなど、すでに遊び方を知っているものしか、手を出さなかったが、保育者や5歳児が挑戦している姿を見ると「やってみたい!」とけん玉やこま回しに挑戦していた。普通のけん玉では、難しすぎたようだが上下の2箇所しかお皿のない、コップのような形のけん玉では「できたー!」と繰り返し喜んでいた。
環境
昨年末から様々なところで正月飾りを見てきた。保育園にも鏡餅があり、「これ食べられるのー?」と話していたので、鏡開きを行った。どうして鏡餅を飾るのか、鏡開きをするのか、話をすると、「神様がびっくりしちゃうから」と優しく叩く子が多かった。1つずつ家庭に持ち帰ると、翌日「きな粉餅にしたよー」などと、様々な報告があった。
言葉
劇遊びの場面に、友だちを起こすシーンがある。「起きろよ、このやろー」と起こす子がいたので、「どんな風に起こしてもらったら気持ちいいかな?」と話を振ると、次の練習では「ねーねー、起きて」と優しい言葉を選び、声をかける姿があった。
表現
砂場での砂山作りが流行った。初めはただの山で、トンネルや川で道をつなげることを楽しんでいたが、だんだんと名前をつけるようになり、その山の高さの順に富士山やエベレストなどと例えていた。また川にも「これは江戸川ね〜」と名付ける子もいる。山に葉っぱや乾いた白砂をかけるとオシャレ山と名づける子もいた。