健康
朝夕と気温差が大きくなり、床暖房や空調設備、加湿器を併用して室温管理を行った。しかし、季節の変わり目ということもあり、咳が出る子、鼻水が出る子が多かった。鼻水が出ている時は「きれいにしようね~」「鼻水出てきもちわるかったね」など声をかけ、こまめに拭き取り清潔にして、子どもたちが不快感を持たずに過ごせるよう努めた。
人間関係
「○○ちゃん、いないねー」「△△くん、きょうくる?」など子どもたちからクラスの友だちのことを気にして話をする姿が多く見られてきた。登園時にも「○○ちゃん、いるかなー?」と期待を胸に保護者と保育室をのぞいている姿がある。友だちと一緒に遊ぶ姿も多く見られ、「○○ちゃん、一緒に電車しよー」「△△くんの電車長いね」など、会話をしながらかかわりを楽しんでいた。
環境
寒さが厳しくなる前に、たくさん戸外で遊ぶことができた。散歩先に行く際に、子どもたちに何をしたいかなど問いかけると「ぶーらんのりたいの」「おすべりする?」「しんかんせんみようよ!」などたくさんの意見が出てくるようになってきた。戸外ならではの遊びであるかけっこや砂遊び、シャボン玉遊びを行った。シートを敷いて、空を眺めると「くもがうごいたね」「きもちいいね~」と秋の空の下でまったりとした時間を楽しむことができた。
室内では巧技台を活用し、よじ登ったり、またいだり、ぶら下がったり…といった動きを多く取り入れ、身体を動かすことができ、「のぼれたー」「みてみてーできたよ」と得意げな子どもたちの姿が見られた。
言葉
低月齢の子どもたちも2語文が出るようになり始め、保育者や友だちと言葉でのやりとりを楽しむ姿が見られてきた。「○○ちゃん、これのったの?」「うん、△△ちゃん、ママとのったー」「✕✕ものる~」など一つの乗り物をテーマにイメージを共有し、思い思いに会話を楽しむ様子がある。言葉の意味とやりとりがまだ一致しないことがあり、トラブルも見受けられるので、仲立ちしながら子どもたち同士でのかかわりを見守っていきたい。
表現
クリスマス製作で、新しいクレヨンに触れた。貝殻からできているクレヨンで、粉をはたくとべたつきがなくなり、水をつけると絵の具のように溶けだすという特性があり、感触あそびが苦手な子も楽しめていた。また、発色も良く、書き心地もスムーズなので子どもたちには好評だった。子どもたちの発達や特性に合わせて画材を工夫することで楽しく活動することができた。今後も引き続き、様々な素材に触れる経験を大切に保育していきたい。