4歳かぜぐみ保育日誌バックナンバー

4歳かぜ組2023年度3月の保育日誌

3月7日(木) 晴れ

自分で飾り切りした大小3つの花に、赤青黄色など好きな絵の具を選んで色塗りした。「卒園式のとき、たいよう組さんが喜ぶといいね」と、みんなワクワクしながら取り組んでいた。その後の園庭遊びでは、鉄棒で前回りや逆上がりに挑戦する人がいた。出来る人は、「こうすればいいんだよ」と友だちにやり方を教えていた。大きな幹の木に登りたくなった人は、つかまる枝がないので、わずかな穴に指をかけながら必死によじ登ろうと悪戦苦闘していた。「落ちても大丈夫なようにバスマットを敷いてあげるね」と言いながら、木の周辺に7、8枚ものバスマットを運んで敷き詰めてくれる人もいた。困難なことに挑戦したい気持ち、その手助けをしたい気持ちなど、様ざまな子どもたちの願いに触れて感動した。…

4歳かぜ組2023年度2月の保育日誌

2月5日(月) 曇り→雪

3クラス合同のリズム運動の後、オペレッタ劇「ともだちほしいなオオカミくん」をホールでやってみた。手作りの衣装とお面を身に付けて演技するのは初めて。大半の人は流れをつかんで、自分の役になりきって歌ったり踊ったりしていた。女児に「ちゃんとやってほしい!」と注意されていた男児グループも真面目に取り組んでいた。「やれば出来るんだよね、ボクたち」とつぶやく姿が微笑ましかった。その後園庭遊びをしていると、冷たい雨が降り出した。給食時には雨が雪に変わり、みんな歓声を上げていた。夕方にはテラスに水を入れた容器をたくさん並べて、「氷ができるかな?」と期待していた。切通公園の池の氷で楽しく遊んだことを覚えているので、「明日が楽しみだね」とウキウキしていた。

 …

4歳かぜ組2023年度12月の保育日誌

12月14日(木) 晴れ

善福寺公園に散歩に行った。イチョウの葉っぱがあたり一面に落ちていたので、拾い集めて
花束を作る人、落ち葉シャワーをする人、友だちや担任に落ち葉をまき散らす人など、様ざ
まな遊び方をしていた。アスレチック広場では、次つぎにウンテイに挑戦。大半の人が途中
で落下していたが、次第に最終バーまで移動できる人が出てきた。すると他児もあきらめず
にやり続け、成功者が増えたのだ! 「友だちの影響って偉大だなぁ」と今さらながら感心
した。帰りに野鳥愛好家の人から、「シラサギがいるよ」と指さして教えてもらった。「きれ
いだね」「かわいいね」とみんなで感想を言い合いながら、楽しく帰園した。…

4歳かぜ組2023年度11月の保育日誌

11月7日(火) 晴れ

紙コップのマラカス作りをした。ペットボトルや空き缶にもどんぐりを入れて、音色の聞き比べもしてみた。カラーテープや金ぴかテープを貼ったり、マーカーで絵を描いたりして個性的なマラカスが出来上がった。「おもちゃのチャチャチャ」を演奏したい、と話しがまとまりホールに出た。ちょうどほし組さんがいたので、コンサートにご招待。緊張しながらも嬉しそうにマラカスを振っていた。園庭遊びでは、氷オニの独自ルールについてのトラブルがあちらこちらで発生。夕方の会で話し合ってみると、「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」という意見がたくさん出て驚いた。様ざまな考え方があることを子どもたち同士も気づいたようだ。今後もこういった話し合いの場を設けていきたいと思った。…

4歳かぜ組2023年度10月の保育日誌

10月24日(火) 晴れ

Hさんのお母さんが保育参加。みんな張り切って、ホールで「エビカニクス」の踊りや大縄跳びを披露していた。1丁目公園ではすぐに「ドンじゃん」が始まり、ほぼ全員で白熱した試合を展開していた。保育園に戻っても園庭で色水作りや砂遊びを満喫。運動会に参加できなかったHさん親子のために、園庭でかぜ組の演目のひとつパラバルーンを披露した。18日ぶりだというのに、振り付けは完璧! 子どもの柔軟な記憶力に感動した。子どもたちも「久しぶりにパラバルーンやれて楽しかったなぁ」と言い合っていた。運動会のためではなく、表現遊びの一環としてパラバルーンが子どもたちに根付いていたことが嬉しかった。…

4歳かぜ組2023年度9月の保育日誌

9月6日(水) 曇り

大縄跳びを全員でやると、今まで出来なかった人が跳べるようになっていて、本人も友だちも大喜び! 中には60回100回と記録を延ばす人も出てきて、お互いに競い合う姿も見られた。パラバルーンの練習では、初めて曲を流しながらやってみたが、「いい曲だねー」とつぶやくなど、反応は上々だ。園庭遊びでは、サラサラ砂作りをする人、追いかけっこや虫探しをする人など、好きな遊びを存分に楽しんでいた。給食前に、「味噌汁を知る」ためのスペシャルタイムが始まった。まず、みんなひと口ずつ味噌をなめてみた。次に、調理の先生が味噌をだし汁の中に入れて、味噌汁を完成させる工程を見せてくれた。おかげで、給食の味噌汁をおかわりする人が続出。スープと味噌汁の違いにも気が付いたようだ。…

4歳かぜ組2023年度8月の保育日誌

8月29日(火) 晴れ

きょうは本年度最後のプールだったので、子どもたちはプラスチック容器や牛乳パックを使って、舟や的づくりをした。マーカー、セロテープ、ストローを使って集中して作り上げていた。準備体操の曲はみんなのリクエストで「ぼくらは小さな海賊だ」(昨年の運動会のダンス曲)。みんなノリノリで踊っていた。プールでは手作り舟を浮かべたり、牛乳パックの的を水鉄砲で倒したりしていた。最後は、「どこまで遠く飛ばせるかな?」と水鉄砲飛ばし競争を楽しんでいた。プールを出る時、「きょうで最後だね」「ありがとう!」という言葉をみんなで言い合っていた。水位は低かったが実りあるプール活動だった。…

4歳かぜ組2023年度7月の保育日誌

7月6日(木) 晴れ

3クラス合同の制作でかぜ組担当の部分を、作品全体に貼り付けた。「出来た!」「みんなで運ぼう」と自ら言い出し、大きな模造紙を「ワッショイ!」と担いで踊り場に飾った。みんなで協力して達成する喜びを感じている様子だった。プールでは水鉄砲が人気で、「柿の木まで飛ばしっこしよう」と友だち同士で張り切る姿が見られた。明日の七夕集会で歌う「七夕の歌」では、歌詞の意味に興味を持ち、理解しながら歌おうとしていた。午後のお誕生会ではみんな積極的に挙手して、「どんな恐竜が好きですか?」といった質問を誕生児に投げかけていた。…

4歳かぜ組2023年度6月の保育日誌

6月15日(木) 曇り

1丁目公園で、Kさんが大きなヒキガエルを見つけた。みんなも興奮しながらのぞき込むが、手を伸ばしては引っ込めていた。Kさんがカエルを持って走れば、他児も追いかけまわし、滑り台や砂場にカエルを置けば、みんなでその反応を観察していた。充分遊んだあと、「そろそろカエルさんもおウチに帰りたいんじゃないかな?」と投げかけてみた。すると、「そうだね、逃がしてあげよう」と捕まえた場所に逃がしてあげていた。「カエル、おウチに帰るんだよー」と、ダジャレのように言い合うなど、優しさにあふれたかぜ組さんだった。…

4歳かぜぐみ2023年度5月の保育日誌

5月1日(月) 晴れ

3クラス合同で善福寺公園に散歩へ行った。池の上を悠然と泳ぐ鯉のぼりを見ながら、「何匹いるか数えようか?」「15匹だ」「違うよ、18匹だよ」と言い合う姿も見られた。たいよう組とにじ組はすぐに帰ったが、かぜ組は残ってアスレチック遊具で遊んだ。「10数えるまでぶら下がっている人が勝ちね」と言いながら、ジャングルジムのバーに、みんなでしがみついていた。川べりを歩いて帰ると、緑色のヘビが寝そべっていた。「キングコブラだね」「アナコンダだよ」などと大興奮の子どもたち。帰園すると、早速図鑑で調べていた。