4歳ぱんだ組2020年度8月の保育日誌

8月5日(水) 晴れ  高橋

2歳児室が空室になり使用できるようになったので、巧技台サーキットを設置して遊ぶ。マットでは前転に挑戦してみると「できる!」と言い、皆意欲的に始める。「できない。」という子もやる気はあり、自分なりに挑戦している。少し介助をすると直ぐにコツを呑み込み 、何回もまわりやっている。徐々に上手く回れるようになることが自分でもわかるようで、「見てて」という言葉がだんだん無言になり夢中だ。30分程度だったが満足して、片付けも協力して行う。頼もしく感じる。

 

8月7日(金) 晴れ  高橋

高温の為室内で過ごすことにする。ペンギン組と一緒にカタクリ遊びコーナーとビニールプールを出して水風船コーナーに分かれ、自由に行き来し異年齢交流しながら遊んだ。カタクリは触りながら硬さとこぼれ落ちる様子を見比べながら水を足していったり、スプーンでかき混ぜてモッタリした感触に不思議そうに目線を合わせていたりした。科学の目が育っている時間のようだ。一方カキ氷作りは出来上がりと味・色を考えながらおしゃべりも楽しく、いくつ作っても足りなさそうだった。

 

8月12日(木) 晴れ 高橋

新園舎になり初めての避難訓練。動じることなく落ち着いて行動している姿に安心出来る信頼感を感じた。少しずつだが遊び、生活面でふざけ過ぎずに状況に合う行動が出来るようになっている。地区センターでのバルーン・ボール遊びは楽しみにしていただけに、皆集中、夢中で面白くユーモラスなイメージで身体を存分に動かして大興奮。最近戸外に出られない分も発散できたようだ。

帰園後のシャワーも一連の流れが滞らずできて、身体を拭く時も「自分でできるよ」と補助を断られてしまう。

 

8月20日(木) 晴れ 高橋

朝から縁日ごっこが楽しみで浮足立っている。各自の袋、お金を渡し、簡単な話をすると、売り手と買い手にスムーズに分かれ、売り場の担当もジャンケンなどですんなり決めている。大きな声で「いらっしゃいませ」と生き生きした顔が、自分で作った商品(オモチャ)に込める自信にあふれているようで、勿論、買う側になり入手した品物には愛おしそうに見つめ、遊んだり、食べるまねも悦に入る。年少児のお客にも自然に応対していてよい。行事ほどの大きな企画ではないが、こういったひとつの活動が子どもの中の何かを引き出し、成長、自信へつながっていくのだと思う。

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