3歳ぺんぎん組2019年度9月のまとめ

環境

新しい図鑑を友だちと一緒に眺めたり、カブトムシの幼虫を見ながらや壁に貼った魚を見ながらそれぞれの図鑑を開いたりとただ読むだけでなく、目的意識を持って図鑑に触れている姿が多く見られた。給食やおやつを自由席にする等、子どもたちが自分で選び決められるような環境を多く整えるように意識して作り、子どもたちもその環境の使い方に徐々に慣れていっている様に思う。

人間関係

一人で遊びを掘り下げるのではなく、誰かと一緒に遊ぶ・過ごすといった気持ちが強く表れてきたように思う。自分では少しわからない事や自分のイメージをより広げたい時は保育者に声を掛けに来るなど、必要に応じた相手を選択できる姿も見られる。お互いのやりたいことが明確になってきた反面・折り合いがつかずに遊びが発展しなくなることもあるが、保育者が最小限の仲介をすることで子どもたちにも解決していく実感を感じられるようにしていきたい。

健康

徐々に気温が下がってきたがまだ日中は気温が高い日も多く、一方で急激に気温が下がる日もあり、発熱や風邪にかかってしまう子も多かった。気温の変動でいつも以上に体力を使っている事も考えられるので、気温にあった衣服の調整や室温管理を心がけた。子どもたちにも必要に応じてロッカーから長袖を出して自分で着替えられるように声掛けをしていった。

表現

自由遊びの際に折り紙を行う子が少しずつ増えてきた。上手く折れない部分やハサミ・テープを使うときだけ保育者に手伝ってもらい、その他の部分は自分でやってみようとする姿もみられる。秋祭りに向けて盆踊りやダンスを日中や夕方の自由時間に音楽を流しながら自由に参加できるようにしていった。年長児が積極的に参加している姿を見てつられて参加する子も多かった。

言葉

思った事や感じた事を上手く言葉に出来るようになり、それによって遊びや関わりがより深くなる様子が見られた。「何をしたいか・どうしたいか」という伝え合いが出来ることでお互いの行き違いも減っているように思う。一方で上手く伝えられないと黙ってしまったり諦めてしまったりする姿も見られるようになったので、保育者が代弁しながらも子ども自身が伝えられるように関わっていきたい。

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