食事
食べこぼしが減り、エプロンを外して食事をする。机と体が離れている時は、椅子を前に引くことで姿勢が直ることや、食器に手を添えるように伝える。食具の持ち方は一緒に手を添えてわかりやすく知らせる。
睡眠
好きな絵本や人形を持って布団に横になる。体力がつき、眠くない子は他クラスの職員と連携を取りながら、幼児の部屋や廊下などで好きな玩具で遊んで過ごす。引き続き、他クラスの職員と協力しながら、午睡をする子としない子が安心して過ごせる環境を作る。換気をしているので、室内が寒くならないようにこまめに暖房の調節をし、安眠できるようにする。
排泄
日中、布パンツで過ごす子や、オムツが濡れていないと便座に座って排尿する子が増える。今までトイレに座らなかった子も活動の切り替え時には、誘い、成功したときには、褒めたり、嬉しさを共感したりして意欲に繫がるようにする。トイレでの手洗いも声をかけて衛生面に配慮する。
健康
嘔吐や下痢で数名の子が体調を崩す。感染症の為、数日間休園となる。一定時間毎の手洗い、うがい、水分補給を欠かさず行う。室内では、空気清浄機や暖房を使用し、室温に気をつけながら換気をし、感染症を予防する。
身体発達
散歩では、新しい道の景色を見たり、友達との会話を楽しんだりして歩く。長い距離でも座り込むことなく最後まで歩き続け、体力がつく。ルールのある簡単な鬼遊びを好み、保育者と5,6人の子と一緒に遊ぶ。様々な道中を歩いて新しい発見を楽しみながら、色々なコースの散歩を経験できるように機会を設ける。鬼遊びの際には、衝突に気をつけながら、広い場所で存分に出来るように計画する。
情緒面
長期休み後の登園は、保護者との分離に涙を流すことなく、殆どの子が笑顔で登園し、機嫌よく遊び始める。気の合う友達とごっこ遊びをして楽しむ姿がある。ごっこ遊びがより楽しめるよう、小道具を用意したり、保育者が仲立ちし、言葉掛けを工夫したりして友達と遊びのイメージの共有に繋げていく。
言語
正月の絵本を読み聞かせていると、家庭での様子を言葉で伝えようとしたり、友達の話を聞いて「ぼくもしたよ」「わたしも行ったよ」などと話したりする。保育者や友達とのやり取りの中で、伝えたい気持ちが膨らみ大声になることもあるので、子どもの話したいという気持ちを受け止めながら、ゆったりとした雰囲気の中で会話を楽しめるようにする。