食事
活動量も増えてきて、意欲的に食べる姿が見られる。しかし、味覚の発達や食事の見た目で食べることを嫌がったりすることも増えてきている。絵本や紙芝居などを用いて、おいしさを知らせていったりしながら食べ進めていくようにしたい。
睡眠
毎日の生活のなかで、給食後は布団にゴロンと横になることが習慣づいてきている。お気に入りの人形や絵本を持ってきてゴロンと横になる。日中の活動内容によっては、食後あっという間に入眠することもある。気候が涼しくなり、眠りやすくなったこともあると思われるが、安心して入眠できているのだと思う。
排泄
自分の股を触って排尿したことを知らせてくれるようになったり、排便も「うんち出た?」と聞くと「うん」と頷いたり、手をあげて知らせる姿もある。排尿間隔も長くなり、誘って嫌がっても少し経つと自分からトイレに向かうようになってきている。また、便座に座る姿も増えてきている。
健康
急に涼しくなり、鼻水を垂らしたり咳込む子どもが多くなった。鼻水を垂らしている友だちにティッシュを渡してあげる様子も見られ、とても微笑ましい。午睡後の咳込みも目立つが日中は元気に過ごすことが出来ている。その日の気候によって衣服の調節をしていきたい。
身体発達
ボタン留めの遊びやパズル、型抜きなど手先を使った遊びも楽しめるようになってきている。少し前までは最初からゆだねることも多かったが、まずは自分でやってみようという気持ちが強くなってきている。どうしてもできない時は「やって」と差し出すことで納得している。
情緒面
毎日の生活のなかで、友達とのやりとりが増え、関わり方にも変化が見られる。「○○みたいだね」「うん。そうだね」などの会話も聞かれ、とても微笑ましい。同じ絵本を見て指差ししたり、微笑み合ったりしている姿も見られるようになり、関係性が広がっていると感じる。
言葉
自分の気持ちを身振り手振りで表現しながらも、言葉で伝えようと一生懸命に発語する姿がある。嬉しい時や喜びの表現は手を叩きながら「やった~!」と言ったり、「○○だったね」など、あとから思い出して表現することもある。「おはよう」などの挨拶も友達を出迎える時に自然と発語している。聞きとりずらい言葉も気持ちに寄り添うようにして仲介するなど、伝えられた喜びが経験できるように配慮していきたい。