4歳あさがお組2023年度10月の保育日誌

10月 6日(金) 晴 萩原
いよいよ明日が運動会となり、「おじいちゃんやおばあちゃんも見に来てくれる」「ママと親子ゲームをする」と友達同士で話し合う姿が見られる。そこで、招待状作りを提案してみるとそれぞれが見せたい場面を考え、描き始める。リレー、遊戯の他、親子競技への期待が大きいようで、想像して描いている。描き終えるとどんな言葉を添えて渡すかを友達と話し合っている。コロナによる規制がなくなり、参加する家族人数が増え子どもたちの喜びも増している。中には「ドキドキする」と緊張を伝える児もいる。招待状作りでは、小さな紙ではあったが、それぞれの想いが込められている。友達と一緒に運動会を楽しみ、成長を感じられる一日になってくれることを願う。

10月 13日(金) 晴れ  萩原
3・4歳児室を開放して形板遊びをする。初めにそれぞれ形板を好きなように扱って遊ぶ。平面で構成遊びをしたり、ごっこ遊びの場を作ったりしている。その後、2チームに分けてゲーム形式で遊びを進めていく。四角と三角の板をそれぞれ積み上げるゲームでは、三角のチームで思うように積むことができず苦戦する場面もあったが、数名がアイディアを出し、チーム皆で協力して試してみようとする。他、ルールを変えながらゲームを進めていくと、友達を応援したり成功を共に喜んだりする姿が見られる。生活や遊びのさまざまな場面で、友達に対して些細なことで注意したり指摘したりする姿が多く見られる。友達との関わりが複雑になっていく時期でもある。遊びの中で友達の良いところに気づいたり、友達と協力して目標を達成したりする遊びや活動を積極的に取り入れていきたい。

10月 18日(水) 晴れ  藤原
ひまわり組と一緒に洋光台北公園へ散歩に行く。道端の草花を見て「秋がいっぱいだね」と季節を感じている。公園に着き広場で走った後、どんぐりを拾ったり、だるまさんがころんだをしたりして遊ぶ。遊具では、ネットを渡り、滑り台をして、はしごを登る。初め、どのようにして登るか分からなかったので保育者が見本を見せると挑戦してみる。頑張っている児に応援をしたり、できた児に拍手をしたりして褒める児もいた。公園に着くまでに葉っぱやキンモクセイの香りを嗅いで秋の季節を感じることができる。また、公園では、広場でのびのびと走り回ったり、どんぐり拾いをしたり、ゆっくりと遊びを楽しむことができる。遊具では、難しいことに挑戦してみるなど意欲的に取り組んでいたので怪我をしないように気を付けながら、色々な経験ができるようにしていく。

10月 31日(火) 曇り 萩原
移動動物園に参加する。友達同士で「どんな野菜を持って来たか」「どの動物にエサをやりたいか」など話し、気持ちの高まりが見受けられる。実際に動物を目の前にすると、その迫力に驚いたり『どう近づいたらよいのか』と緊張したり戸惑ったりし、なかなか近づけずにいる。ヒヨコからモルモット→うさぎと徐々に大きい動物と関わっていき、慣れてくるとヤギやヒツジ、ポニーなどの大きな動物を間近にしてエサやりを楽しめるようになる。園庭にでる前に、それぞれの動物の特性を話しつつ『動物も皆と同じ命をもっている。物ではないので優しく丁寧に関わる』ことを伝える。初めのうちは、怖さを感じたり思うように抱っこやエサやりができなかったりすることで戸惑いが大きくあったが、徐々に触れられるようになり、可愛さを感じられるようになる。先週よりクラスでは、当番の役割で飼育している亀におやつをやっている。生き物を身近に感じ、命の大切さを知ることができるよう援助していきたい。

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